ファンドの海の連載記事『連載:リスク資産の複利確率(23)~複利で増える可能性は明らかに半数未満である』にて 「長期でみれば、リスクのある金融商品は複利で増えることが期待できる」という説明は誤りです。 という長期投資家にとってなかなかショッキングな事実が書かれています。 リターンが正規分布する金融商品の何年後の価格分布も対数正規分布で表現できることになり、最頻値<中央値<平均値という分布になるため、リスクのある金融商品にとって、平均値を超える確率は50%以下だ! という結論に達しています。 確かにリスクがでかいとその分結果もブレるから綺麗に複利のように殖えないんだろうなというのは感覚的に思ってましたがデータで出るとなかなかショックです。 また、ニッセイ基礎研究所の2001年12月の『背伸びしない株式投資のすすめ』というレポートに長期投資といっても一概に有利とは言えないデータが掲載