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ブックマーク / www.riabou.net (2)

  • 江畑謙介氏のメッセージ - リアリズムと防衛を学ぶ

    江畑謙介氏の訃報を耳にしてから、彼のご著書を読み直しました。すると気づくことがありました。著書の文は冷静な分析で埋められていますが、前書きや後書きにだけほんのわずか、江畑氏が自身の思いが述べた部分がありました。それは故人が遺されたメッセージに思えます。 「目をそらしていても、平和と自由は得られないのではなかろうか?」 「軍事評論家を見て、日もここまで民主主義が根付いたかと感動した」 「知ることは国民の権利であると同時に義務でもある」 「これは民主主義にとって極めて危険な状態である」 「それに対する回答は、読者個々の自由である」 平和と民主主義のため、まずは知ること 参考 「目をそらしていても、平和と自由は得られないのではなかろうか?」 軍事評論家 江畑謙介が広く世に知られるようになったのは「湾岸戦争」です。この頃お書きになったの後書きで、江畑氏はこう述べています。 不幸にして、世界は

    江畑謙介氏のメッセージ - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 防衛に興味をもった方におすすめしたい3冊の名著 - リアリズムと防衛を学ぶ

    防衛や軍事にご興味をお持ちの方向けに入門書をいくつかご紹介したいと思います。 ニュースなどで防衛に興味をもたれた方が、もう少し知りたいと思って書店に赴くと、当然ながら、良書もあれば悪書もあります。売れ筋ならいいかといえばさにあらず。色々と問題点の多いがわりとよく売れていることもあります。(参考) ではいったい何を読めばいいのでしょうか?「最近、自衛隊とか防衛とかにちょっと興味を持ったんだけど、何読めばいいの?」という方のためにお勧めの入門書を三冊挙げてみます。 「安全保障とは何か―脱・幻想の危機管理論」江畑謙介 まずは信頼と実績の江畑氏。彼の著書は豊富なデータと綿密な考証にもとづいており、誤りが極めて少ないことで知られています。著者は工学博士でもあるためか、兵器の能力や性質についても正確です。そんなミクロな点だけではなく、国家安全保障レベルの大局的考察についても優れています。まさしく、

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