リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。 m@さんからのご寄稿コラムです。 前回、rennyさんから投信業界に巣食う「神」というお話がありました。私も投信業界について思っていることを一つ話したいと思います。 日本には5400本を超える投資信託があって、今や上場企業よりも多くの投資信託があります。投資でお金をふやしたいと思う人にとって投資信託選びは上場企業に投資する以上に難しい事になってしまっているかもしれません。 今、日本で一番残高のある投資信託はハイイールド債と呼ばれる格付けの低い債券に投資するもので大手投信会社の残高上位にはずらりと毎月分配型であったり海外の債券やリートに投資するものが並んでいます。 旗艦ファンドと呼ばれる運用会社の顔であるファンドはかつて日本株式に投資するファンドでしたが、いまや見る影もありません。海外のリートや債券に投資するファンドは多くの場合海外