――当ブログに初めてお越しの方はコチラからご覧ください―― めっちゃいいコラム&掲載後一週間経つと会員限定コンテンツに移動してしまうので取り急ぎ。 投資は奪うものではなく与えるもの(中野晴啓) :わたしの投資論 :やさしい投資 :マネー :日本経済新聞 全投資家必読 RT @nikkei_money: 投資は奪うものではなく与えるもの(中野晴啓) http://t.co/UT7G5dn57L ― 水瀬ケンイチ (@minasek) 2014, 11月 27 「長期投資は、現在ではなく未来のためにお金を動かすことなので、次世代に向けた贈り物」 >> 投資は奪うものではなく与えるもの(中野晴啓) :わたしの投資論 :やさしい投資 :マネー :日本経済新聞 http://t.co/XTMLKrZLPj ― renny【VAMOS TOKYO】 (@renny_29) 2014, 11月 27 と
さて、874兆円ある現預金のうち、約65%は貸し出しのための原資ですから、とりあえずこれは、主に銀行を介して社会に回っているお金であると考えましょう。 でも、残りの約300兆円に関しては、完全に"失業"したお金です。それが国債に回っているとしたら、民のお金が官に吸い上げられてその使い途は官が差配するのですから、これはもう「社会主義経済」以外のなにものでもありません。 これだけのお金が民から官に吸い上げられているとしたら、デフレになるのも当然です。デフレは経済が縮小していくことですから、税収も減っていきます。それをカバーするためさらに国債を発行し、その原資として預金を必要とする。このような悪循環が、長らく日本経済を覆ってきました。 お金を貯めるということは、個々人のレベルで考えれば、本来、褒められることではあっても、批判されるようなことではないはずです。 しかし、この考え方がいま、「合成の誤
それでもまだ、みなさんは預金をするのでしょうか。 おそらく普段、なんの意識もせずに、銀行にたくさんのお金を預けたままにしていると思います。たしかに、100万円単位の現金を手元に置いておくというのはいささか危ないことなので、金庫代わりにしたくなる気持ちは理解できます。しかし、そこに経済合理性はありません。 2014年6月時点のメガバンクの1年物定期預金の利率は年0.025%。普通預金に至っては年0.020%でしかありません。仮に100万円を1年物定期預金に預けておいても、満期時に受け取れる利息は税引き前でたったの250円。時間外にATMで引き出したら、その手数料だけで利息は簡単になくなってしまいます。だから、これはもう、ほとんどマイナス金利と言ってもいいのかもしれません。 一般的には、リターンが期待できなくなった金融商品からは資金が流出し、より高いリターンを期待できるものへとシフトしていくは
セゾン投信代表・中野晴啓【第2回】「それでもまだ銀行にお金を預けますか?」 『預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている』第1章より 私はセゾン投信という、業界ではまだよちよち歩きの、小さな投資信託会社を経営しています。 私たちがいま取り組んでいるビジネスは、この世の中に、本当に正しいお金の流れを生み出すためのものです。「失われた20年」などといわれ、日本経済はとにかく長期的な低迷が続いてきましたが、正しいお金の流れさえ作れれば、この国はまだまだ再生する可能性があると思って活動しています。 いえ、確実に再生します。なにしろこの国には、成長を支える1,645兆円もの個人金融資産があるのですから(2013年末現在。日銀・資金循環統計速報)。 ただ、ひとつ大きな問題があります。それは「銀行」の存在です。 1,645兆円もある個人金融資産のうち、現預金の額は874兆円。比率にして53.1%。つまり、半
セゾン投信という投資信託会社を立ち上げて、かれこれ8年が過ぎました。 「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」という2本のファンドの運用を行い、現在では、両ファンドを合わせた純資産残高は880億円を超えるまでになっています(2014年6月末現在)。 正直、純資産残高の規模からすれば、「まだまだ小さな会社」と言わざるをえません。たとえば、業界最大手である野村アセットマネジメントの純資産残高なら、20兆円にも達します。 それでも、私たちの会社が他の投資信託会社に比べて負けない点がひとつあります。 それは、セゾン投信でファンドを購入してくださっている投資家の数です。セゾン投信の口座=お客様の数は、6万9636口座(同前)にもなりました。日本には80社あまりの投資信託会社がありますが、7万人近いお客様に支持していただいている投資信託会社は、ほんの一握りで
4月19日(土)に日本コムジェストとセゾン投信の共同セミナーが開催されました。セゾン資産形成の達人ファンドにも組み入れられているニッポンコムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSAの運用を担当されているアルノー・コッセラ氏がパリから来られるという事で楽しみにしていたセミナーです。 日時:2014年4月19日(土) 13:30〜15:30 演目:日本コムジェスト×セゾン投信共同セミナー 【セゾン資産形成の達人ファンド】組み入れファンド『コムジェスト』を知る! 講師:アルノー・コッセラ氏(コムジェスト・グループ取締役兼副CIO) 鍋島宣総氏(日本コムジェスト代表取締役) 中野晴啓氏(セゾン投信代表取締役社長) 会場:ホテルサンルートプラザ新宿【芙蓉】 中野(セゾン投信): 今日はアクティブ運用にフォーカスを当てて説明します。アルノー・コッセラさん。コムジェストの最高運用責任者で日本に来るようになって
セゾン投信の金融庁への認可申請作業は粛々と続けられていました。新たな投信会社の運営に足るスタッフ集めも始めて、人づての紹介などを通じて徐々に人員体制も整って来ました。 インベストメント事業部長から本部付部長に、事業推進ラインから外される そんな折、突如自分の人事発令がありました。セゾン投信の準備を推進するインベストメント事業部長から本部付部長という何だかよくわからない肩書きへの異動、つまり推進のラインから外されてしまったのです。新しい役職はラインもなくチームもなく、完全な閑職にしか見えません。ここまでセゾン投信の立ち上げを進めてきて、再び認可直前の処で、またも転んでしまいました。 さすがに凹みました。自分が陣頭指揮をとらなくとも、それまで一緒に汗をかいてきたスタッフたちが粛々と準備作業は続けてくれています。そして「自分たちでしっかり作業は進めるから」と私を力強く励ましてくれます仲間のありが
金融庁に日参する一方で、新たなビジネスのスタッフ探し 何はともあれ、セゾン投信という会社が発足しました。しかし、この段階では会社とはカタチばかり、投資信託委託業の認可申請にも至らず、金融庁に日参する一方で、新たなビジネスを営むに足るスタッフもクレディセゾンのインベストメント事業部で同社の設立に携わってくれた数人を除き、これから人探しです。 当時、投資信託会社は認可事業として金融庁の厳しい審査基準をクリアする体裁を整えなければなりませんでした。その条件はどんなに小規模なブティックの会社であっても基本的な機能、つまり運用部門から投信計理部門、コンプライアンス部門に至るまで投信業務はすべて自前で賄うことが求められていました。おまけにセゾン投信の事業モデルは直接販売方式、すなわち通常の投信会社であれば、証券会社、銀行に担ってもらう最終顧客たる個人投資家への販売業務も自ら行う必要があるため、販売機能
バンガードという会社は今もって創業者ジョン・ボーグル氏の運用哲学を徹底して貫く、頑固な独立系運用会社です。米国の投資信託業界は、バンガードのみならずアメリカンファンズのキャピタルやフィデリティ、他にもフランクリン・テンプルトンやT.ロウ・プライス、債券運用で有名なピムコなどなど、キラ星の如く創業者の運用理念を踏襲する独立系がしっかりと根付いていて、彼らが提供し数十年にわたって元気に資金が入り続ける長期投資ファンドが残高上位にズラリと君臨しています。 片や日本の投資信託業界はというと、それとは全く違う構造とヒエラルキーで成り立っており、個人投資家の資産運用という観点では実に彼我の差が歴然です。 日本の投資信託にも既に50年以上の歴史があるのですが、米国との大きな違いは、まず投資信託業界自体の成り立ちにさかのぼるべきでしょう。 日本の投資信託の草分けは証券会社、投信会社は証券業界主導で拡大 我
バンガード日本法人(バンガードインベストメンツジャパン)の事務所は渋谷駅から10分ほど歩いた閑静な場所にひっそりとありました。世界最大級の運用会社としては正直びっくりするほど質素なオフィスです。加藤隆さんはその頃同社の代表に就任されたばかりで、実は紹介して下さった外資系投信会社の社長さんと加藤さんは元同僚、彼曰く加藤さんがバンガード日本のトップに就かれたことが、千載一遇の機会の到来だと直感して、私を連れて行って下さったわけです。 バンガード日本法人の加藤代表と"期待以上"の意気投合 3人で各々自己紹介などしつつ、私が温めて来た事業構想と目指す目標を思いを込めて加藤さんにお伝えしました。加藤さんは終始冷静にしっかりと話を聞いて下さりましたが、だんだんとにこやかになり、我が国における既存金融業界の現状認識と問題意識が共有されていくとともに、加藤さんご自身の思いも熱く語られました。その話し振りは
既存の金融業界の慣習とヒエラルキーの中では決して実現できないことを体験し、澤上さんの背中にインスパイアされて再び目覚めた長期投資への思い。今度は自ら投資信託会社を創って、直販で資金を集めるプランでの再挑戦が始まりました。 「直販投資信託」実現に向けた構想を房前氏に伝える とはいえ投資信託委託業はまだ金融庁の許認可ライセンスで、認可に至るまでのプロセスや提出書類の作成の仕方、あるいは組織の在り方などさっぱりわかりません。無論本屋さんに行っても、投信会社の作り方のノウハウ本などもあるはずもなく、途方に暮れました。すると澤上さんから「便利な男がいるから、彼に手伝ってもらえ」とある人を紹介されました。その便利な人とは、ファンドコンサルティングパートナーズ代表の房前督明さん。現在もセゾン投信アドバイザーとして私を支えてくださっている方です。 早速房前さんと、大手町のパレスホテルのロビーラウンジでお会
[東京 25日 ロイター] セゾン投信は2014年度に10万口座、純資産残高で1500億円を目指す。25日、メディア向けの運用報告会で中野晴啓社長が明らかにした。同社の口座数は24日時点で約4万9000件、純資産残高は25日時点で450億円を突破した。 中野氏は運用開始から5年を振り返り「ファンドへの資金流入は継続しており、残高では直販独立系の中で頭が抜けている。ビジネスモデルとして安定軌道は作れた」と評価した。 5年目に目指していた単年度ベースでの黒字化は、損益分岐点である残高700億円に達せず、かなわなかった。円高などの影響でマイナス運用となったほか、資金流入のペースも月10億円程度であるため。ただ販売額ベースでは既に600億円を超えており、円安傾向の進展や市場のポジティブな動きから資産価格が2割程度上昇すれば、12─13年の間には黒字転換の可能性は高いとみている。 中野氏によると、直
なかのアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 1963年生まれ。東京都出身。1987年明治大学商学部卒業。現在の株式会社クレディセゾンへ入社。セゾングループの金融子会社にて債券ポートフォリオを中心に資金運用業務に従事した後、2006年セゾン投信株式会社を設立。2007年4月代表取締役社長、2020年6月代表取締役会長CEOに就任、2023年6月に退任。 2023年9月1日なかのアセットマネジメントを設立。全国各地で講演やセミナーを行い、社会を元気にする活動とともに、積み立てによる資産形成を広く説き「つみたて王子」と呼ばれる。公益社団法人経済同友会幹事他、投資信託協会副会長、金融審議会市場ワーキング・グループ委員等を歴任。 著書に『最新版 つみたてNISAはこの9本から選びなさい』『新NISAはこの9本から選びなさい』(以上、ダイヤモンド社)他多数。 著者×著者 書籍の書き手「著者」。
なかのアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 1963年生まれ。東京都出身。1987年明治大学商学部卒業。現在の株式会社クレディセゾンへ入社。セゾングループの金融子会社にて債券ポートフォリオを中心に資金運用業務に従事した後、2006年セゾン投信株式会社を設立。2007年4月代表取締役社長、2020年6月代表取締役会長CEOに就任、2023年6月に退任。 2023年9月1日なかのアセットマネジメントを設立。全国各地で講演やセミナーを行い、社会を元気にする活動とともに、積み立てによる資産形成を広く説き「つみたて王子」と呼ばれる。公益社団法人経済同友会幹事他、投資信託協会副会長、金融審議会市場ワーキング・グループ委員等を歴任。 著書に『最新版 つみたてNISAはこの9本から選びなさい』『新NISAはこの9本から選びなさい』(以上、ダイヤモンド社)他多数。 著者×著者 書籍の書き手「著者」。
なかのアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 1963年生まれ。東京都出身。1987年明治大学商学部卒業。現在の株式会社クレディセゾンへ入社。セゾングループの金融子会社にて債券ポートフォリオを中心に資金運用業務に従事した後、2006年セゾン投信株式会社を設立。2007年4月代表取締役社長、2020年6月代表取締役会長CEOに就任、2023年6月に退任。 2023年9月1日なかのアセットマネジメントを設立。全国各地で講演やセミナーを行い、社会を元気にする活動とともに、積み立てによる資産形成を広く説き「つみたて王子」と呼ばれる。公益社団法人経済同友会幹事他、投資信託協会副会長、金融審議会市場ワーキング・グループ委員等を歴任。 著書に『最新版 つみたてNISAはこの9本から選びなさい』『新NISAはこの9本から選びなさい』(以上、ダイヤモンド社)他多数。 著者×著者 書籍の書き手「著者」。
なかのアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 1963年生まれ。東京都出身。1987年明治大学商学部卒業。現在の株式会社クレディセゾンへ入社。セゾングループの金融子会社にて債券ポートフォリオを中心に資金運用業務に従事した後、2006年セゾン投信株式会社を設立。2007年4月代表取締役社長、2020年6月代表取締役会長CEOに就任、2023年6月に退任。 2023年9月1日なかのアセットマネジメントを設立。全国各地で講演やセミナーを行い、社会を元気にする活動とともに、積み立てによる資産形成を広く説き「つみたて王子」と呼ばれる。公益社団法人経済同友会幹事他、投資信託協会副会長、金融審議会市場ワーキング・グループ委員等を歴任。 著書に『最新版 つみたてNISAはこの9本から選びなさい』『新NISAはこの9本から選びなさい』(以上、ダイヤモンド社)他多数。 著者×著者 書籍の書き手「著者」。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く