セイコーエプソン 代表取締役専務執行役員 ウェアラブル機器事業部長の井上茂樹氏は、「TRUMEの最大のこだわりは、センサのデータをアナログで表現すること。時計の本質は、やはりアナログウォッチにあると思う。たとえばスマートウォッチを付けている多くの人が、アナログ画面にしているという。実現したかったのは、アナログウォッチの可能性の追求。これまでの価値観にとらわれずに新しいウォッチを届けたい」と語った。 TRUMEは、同社が掲げる長期ビジョン「Epson 25」にある“ウエアラブルイノベーションの実現”に向けたものだ。 セイコーエプソン 代表取締役社長の碓井稔氏は、「ウェアラブルにおいて長年培ってきた製造技術があり、最先端のセンシングやデバイス技術がある。世界に誇れる最先端の“匠の技”もある。さらには開発から販売までできる垂直統合型ビジネスという4つの強味を持ち、このレベルのモノ作りができるのは
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