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ブックマーク / hakaiya.com (9)

  • ウケる要素を集めすぎて珍作となった映画『恋するナポリタン』 | 破壊屋

    『恋するナポリタン ~世界で一番おいしい愛され方~』 値崩れして150円で売られている『恋ナポ』のチケット。 150円なので『恋するナポリタン ~世界で一番おいしい愛され方~』を観てきました。若い会社員女性にターゲットを絞って、彼女たちが興味持っていることを片っ端から集めたら映画が暴走してしまい、結局女性たちに無視されている珍作でした。以下は完全ネタバレでストーリーを説明します。 いきなり主人公死亡 相武紗季 タケシ マキダイ、エグザイルの人。 映画が始まるとタケシ(塚高史)がマクロビオティックなピザを作っている。マクロビオティックとは料理思想のことらしいが、なんかマズそうだ。 都内の会社員で情報誌を作っている相武紗季はプロポーズされた。相手はレストランのオーナー(市川亀治郎)だ。相武紗季はプロポーズを受けるか悩んだため、中学からの親友のタケシに相談する。 タケシはオーナーの弟子だったが

  • シャッター・アイランドのトリックにまだ引っかかっている映画評論家 « 破壊屋

    今回のエントリは『シャッター・アイランド』の完全ネタバレです。未見の人は読まないで! 映画『シャッター・アイランド』はトリック系の映画だけど、編を観る前に設定を聞いただけで、なんとなくオチの予想がつく人は多いと思う。 精神病の犯罪者を収容するシャッター・アイランドという島がある。絶対脱出不可能な島にもかかわらず、女性患者が忽然と消えた。連邦捜査保安官の主人公は事件の調査を開始するが…… 当然ながらオチは…(以下ネタバレ) 当然ながらオチは、主人公がその精神病院の患者だった!になる。でも『シャッター・アイランド』は演技と演出がトリックを作り出していく過程を楽しむ映画なので、トリックが事前に予想できても十分に楽しめる作品だ。むしろトリックを頭の中で構築しながら鑑賞するとかなり見応えがある。それに『シャッター・アイランド』にはもう一つ別のトリックが仕掛けられており、観客はそちらに驚かされる構成

  • シネコン各社サービス比較表

    作成者:破壊屋&情報を寄せてくれた方々 最終更新日:2010年09月23日 赤文字:良いサービス 紫文字:悪いサービス | 主要情報

  • 人種衝突映画としてのボルケーノ « 破壊屋

    終戦の日が近づくとテレビでは反戦映画を放映するが、防災の日が近づいている今日テレビでは『ボルケーノ』を放映する。今回はロサンゼルスで地震・噴火が起きる『ボルケーノ』の話。 トミー・リー・ジョーンズ主演の『ボルケーノ』は1997年に製作されたディザスター(災害)映画であんまり評判良くない。でも『ボルケーノ』の背景には人種衝突があってその観点で観ると意外と面白いのだ。『ボルケーノ』が人種衝突を題材にした理由は、1992年にロス暴動が起きて白人・黒人・韓国人たちの人種衝突が浮き彫りになっていたからだ。以下はネタバレ込みで『ボルケーノ』の各シーンを解説する。 ロス暴動といったら「黒人たちが商品を略奪している映像」というのが一番有名なのかな?もちろん『ボルケーノ』にもそんなシーンがある。 もう一つロス暴動で有名なのは、白人の警官が黒人を暴行している証拠映像。『ボルケーノ』でも白人の警官と黒人がケンカ

  • 彼はいま素直になれていません « 破壊屋

    上映前に解説が流れる外国映画がある。三国志時代を描いた『レッド・クリフ』やナチスドイツ時代を描いた『ワルキューレ』の上映前には歴史背景の解説がある。この解説はもちろん日オリジナルだ。『レッド・クリフ』や『ワルキューレ』は外国の歴史を扱った映画なので、日人向けの解説を入れるのは理解できるんだが……トリック映画の『シャッター・アイランド』の上映前に映画のトリックに関する解説が流れたのは驚いた。そういえば『シックス・センス』が流行っていた頃は編が始まる前に「結末を誰にもバラさないでください」とハッタリ的な注意書きが出てくる映画があった。『シャッター・アイランド』も同じようにハッタリ的な効果を狙っている(と思う)ので、トリック解説を批判するつもりはない。でも俺はトリック解説よりも別の注意書きの存在にちょっと違和感を感じた。こんな意味の注意書きが出てきたのだ。 登場人物の表情や目の動きに注意し

  • テレビに出たいヤクザたち « 破壊屋

    大相撲の暴力団観戦騒動は心が温まるニュースだった。刑務所内の仲間を応援するために、テレビに出ようとするなんてすばらしい!実際のところは刑務所内の仲間への応援だけじゃなくて、敵対する暴力団に自分たちの結束をアピールする目的がメインらしいが………でもこれはコメディ映画になると思う。こんな感じで。 組長が逮捕されてしまった暴力団。残された組員たちは、刑務所内の組長を励ますために、あらゆる努力を尽くしてテレビに出ることにした。 新商品発売の行列最前には、組員たちが必ず並ぶ。商品が欲しいわけじゃなくて、テレビに写るためだ。 高い塀で囲まれて警備が厳重な組長の自宅は、ビフォーアフターに出演したことによって開放的な家に改造されてしまった。 組長のは小料理屋を開き、アワビやカニといった高級材を激安で提供して、もしもツアーズで取り上げられた。激安なのは密漁しているからだ。 堅物で何も出来ないと思われてい

  • ゼロ年代のベスト映画上位100本 « 破壊屋

    以前やった投票企画のゼロ年代のベスト映画から上位100を抜き出しました。何かの参考にしてください。ただ映画には好みというものがあるし、この100の中には万人受けではない傑作がたくさん入ってます(『デビルズ・リジェクト/マーダー・ライド・ショー2』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』)とか。なので一番下に、俺が選んだ「誰でも楽しめる」と思われる鉄板映画リストを載せておきます。 1位   ダークナイト 『バットマン・ビギンズ』に続く新バットマンシリーズの第二弾。バットマン、ジョーカー、トゥーフェイスの激闘に、9.11後の暗い世相を反映させた内容が絶賛された。 監督

  • ゼロ年代の映画ワースト10_解説

    珍シーン 女性が暴行されるシーンなんだけど、なぜか男たちが山下清風のファッションのデブ3人。しかもナレーションでは差別について語っているという珍妙っぷり。 渋谷飛鳥がデーモンに変身するシーン。デーモンに変身した事実よりも、ファッションが突然変わるほうに驚かされる。パーマもかけているし。このあとすぐに羽が消えちゃうので、渋谷飛鳥がデーモンなのかどうかはピンク色の服で判断するしかない。戦うときには、デーモンの力も一切使わないで、そこらへんで拾ってきた日刀を使う。 友達を探すために海面に顔をつけるシーン。なんでそんなところに友達がいるんだよ! お弁当をおじさんに届けるシーン、お弁当っていうかおせち料理だよね?このあと重箱の中の料理が一つ一つ画面に出てくる。 これはヤバいんじゃないの?とm@stervisionさんが指摘して話題になった。人々を弾圧する組織のシンボルマークがダビデの星なのだ。ユダ

  • ゼロ年代のワースト映画

    上位10の解説です ワースト10_解説 みなさんが投票してくれた内容です 投票シート&ブロガーリスト 賛否両論映画を抽出してみました 賛否両論映画ベスト20 外国映画を抽出してみました 外国映画ワースト10 やっぱりアイツだったか 最低の監督 全599ランキングランキング 前回の企画はコチラ ゼロ年代のベスト映画 ゼロ年代どころか日映画史を代表する勢いで『デビルマン』がワースト1位になった。 2位は『少林少女』。『少林少女』に限らずゼロ年代のフジテレビ映画は駄作だらけだった。 1,2位までは順当だが、3位に意外な作品がランクインした。実写邦画史上、最高の興行収入となった『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』だ。この映画が超ヒットしたのをきっかけに、邦画はおかしくなっていった。 社会現象となったケータイ小説ブームの頂点『恋空』が4位に。でもガッキーは

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