読売新聞によりますと、台風19号の影響で12日夜に氾濫した多摩川の下流部にある世田谷区玉川では堤防が一部整備されていない区間があったとのことです。 堤防が作られることに懸念を表明した地元住民や「優先順位が違うのでは」と疑義を呈した蓮舫議員が “氾濫被害の呼び水” となったことは否定できません。堤防未整備の下流域で浸水被害を受けた住民が最大の被害者だと言えるでしょう。 12日夜に多摩川が氾濫した東京都世田谷区玉川には、下流部で唯一、堤防が整備されていない区間があった。 (中略) この地域を巡っては、2007年の台風9号で2000袋以上の土のうを積んで浸水を防いだケースもあった。同省京浜河川事務所はこれまで、「大雨が降ると多摩川では最初に浸水する」などと周辺住民に説明。堤防整備計画を進めようと説明会なども度々行ってきたが、「景観を大切にしてほしい」「家をのぞき見られる恐れがある」といった声が根