なぜ飲みすぎると、二日酔いなどの症状が起きるのでしょうか? それは、体内に取り込まれたアルコールや、それが肝臓で分解されてできたアセトアルデヒドのしわざ。 アセトアルデヒドがさらに分解されれば、いやな気分も解消されますが、そのまま体内で停滞してしまうと、つらい状態が続いてしまいます。ここでアミノ酸の登場です。 アラニンやグルタミンは、カラダの中でエネルギー源となる糖を新たに作り出すアミノ酸です(糖原性アミノ酸といいます)。その際に、アルコールが分解される過程で作られるNADH(補酵素の一種)を消費するため、肝臓での分解反応がスムーズに進むと考えられているのです。 そのため、これらのアミノ酸を摂取することは、肝臓でのアルコール分解の効率を上げ、二日酔いの回復に役立つわけです。 健康な大人がアルコール飲料を飲んだ後に呼気に含まれるアルコール量を調べてみました。 下のグラフは、アルコール飲料を飲