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  • 子どもへの性暴力なくしたい「ワニズアクション」始動 〝補償だけで終わらせない〟 二本樹顕理さんらが啓発 2024年5月1日 - キリスト新聞社ホームページ

    トップ特集子どもへの性暴力なくしたい「ワニズアクション」始動 〝補償だけで終わらせない〟 二樹顕理さんらが啓発 2024年5月1日 「被害者はたった1人でさえも多すぎる」――昨年5月、実名顔出しで故・喜多川擴(ジャニー喜多川)氏による性被害を告発した二樹顕理(あきまさ)さんが、同じ元ジャニーズJr. メンバーの飯田恭平さん、大島幸広さん、長渡康二さん、中村一也さんとともに、子どもへの性暴力をなくすための新たな一歩を踏み出した。旧ジャニーズ事務所が新会社を立ち上げ、世間の関心も薄れつつある中、この問題を被害者への補償だけで終わらせてはならないとの思いがある。 〝沈黙しない〟向き合う覚悟 「社会全体がまだグルーミングの影響下」 二樹さんと中村さんで昨年末にスタートした「1is2many 子どもへの性暴力を根絶するActionPlan」通称「ワニズアクション」は、具体的なアクションとして子

    子どもへの性暴力なくしたい「ワニズアクション」始動 〝補償だけで終わらせない〟 二本樹顕理さんらが啓発 2024年5月1日 - キリスト新聞社ホームページ
  • 【特別寄稿】 「奉仕」という名の強要と欺瞞 私があるキリスト教学校の職場を去った理由 洪 伊杓 2024年4月11日 - キリスト新聞社ホームページ

    「日人の感覚が分かっていない。日人としての感覚で助言する」「日語をもっと学びなさい」「確認する態度が悪い。姿勢が間違っている」「山梨では通じない。山梨が分かっていない」……以上は4年前にあるキリスト教学校に着任した際、キリスト者の職員から実際に言われた言葉だ。韓国のメソジスト教会から派遣された宣教師の私にとって、繰り返し行われる人格の否定はたいへん克服し難い課題であった。 繰り返される人格否定の末、私は「辞職願」を提出した。忙しい業務の途中に突然呼び出され、キリスト者である経営トップたちに「奉仕」という美名のもと、非常勤職員に無償労働を強いる文書への「押印」が求められた。私は協議が不十分であると考え押印を保留したが、院長は押印しないのは「抵抗です! 反抗です! 宗教主任のあり方として問題があり、審議に関わります」と再任を引き合いに出し、押印を強要する脅迫を繰り返した。 面談の最後には

    【特別寄稿】 「奉仕」という名の強要と欺瞞 私があるキリスト教学校の職場を去った理由 洪 伊杓 2024年4月11日 - キリスト新聞社ホームページ
  • 日本YWCA 武器輸出の解禁に抗議「民主主義の仮面をかぶった独裁国家」 2024年4月11日 - キリスト新聞社ホームページ

    ・イギリス・イタリアの3カ国が共同開発する次期戦闘機の、第三国への輸出を解禁した閣議決定を受けて日YWCA(藤谷佐斗子会長)は4月3日、「武器輸出に反対し、外交努力による平和構築を求めます」と題する声明を発表した。 声明は1967年、「海外の戦闘で日の武器が使われた場合、それは武力行使と一体化し、国際紛争を助長し、憲法9条に抵触することになる」ことを理由に定められた「武器輸出三原則」の意義を強調。 2014年に「防衛装備移転三原則」と名称が変わり、2022年に防衛費をGDP比2%に倍増させることを閣議決定、2023年末には殺傷能力をもつ武器の輸出を可能とし、次期戦闘機が輸出リストに加えられた経緯を踏まえ、「憲法の理念にもかかわる大きな転換は、国会で徹底的に議論されなければな」らないにもかかわらず、国会では議論がなされておらず、これでは「民主主義の仮面をかぶった独裁国家」だと批判。

    日本YWCA 武器輸出の解禁に抗議「民主主義の仮面をかぶった独裁国家」 2024年4月11日 - キリスト新聞社ホームページ
  • 聖路加国際病院チャプレン裁判 元牧師らに賠償命令 所属の日本基督教団、聖公会「重く受け止める」 2022年12月24日 - キリスト新聞社ホームページ

    トップ社会・教育聖路加国際病院チャプレン裁判 元牧師らに賠償命令 所属の日基督教団、聖公会「重く受け止める」 2022年12月24日 聖路加国際病院(東京都中央区)で難病治療に伴うケアを受けていた女性患者が、スピリチュアルケアを担当する日基督教団所属の牧師(チャプレン)A氏から性暴力を受けたとして、牧師と病院を運営する聖路加国際大学を訴えていた裁判で12月23日、東京地裁(桃崎剛裁判長)は牧師と病院側に110万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 判決によると2017年5月、難病である多発性筋炎を患う女性が、治療を受けていた牧師から2回にわたって病院の一室で胸を触られたり、牧師の下半身を触らされたりした。2018年1月に被害届が出されたことを受け、牧師は同年9月に強制わいせつ容疑で書類送検されたが、12月には嫌疑不十分で不起訴処分となった。 牧師は病院の第三者委員会の調査で性的接触を否

    聖路加国際病院チャプレン裁判 元牧師らに賠償命令 所属の日本基督教団、聖公会「重く受け止める」 2022年12月24日 - キリスト新聞社ホームページ
  • 「嘘も知恵」「再臨のキリスト」の教え クリスチャントゥデイ問題 脱会者が法廷で実態を初証言 無給で長時間労働、家賃滞納が常態化 2023年12月25日 - キリスト新聞社ホームページ

    トップ社会・教育「嘘も知恵」「再臨のキリスト」の教え クリスチャントゥデイ問題 脱会者が法廷で実態を初証言 無給で長時間労働、家賃滞納が常態化 2023年12月25日 天城山荘を新たな拠点とし、活動を活発化させている日オリベットアッセンブリー教団(尾形大地教団議長)をめぐり、その実態について改めて司法の場で明らかにされた。 株式会社クリスチャントゥデイ(矢田喬大社長)がクリスチャン新聞編集顧問の根田祥一氏に対し、SNSでの投稿などが名誉棄損にあたると訴えていた裁判で12月6日、東京地裁に2人の脱会者が証人として出廷し、共同体にいた当時の様子などを詳しく語った。一連の問題で、張在亨(ジャン・ジェヒョン=ダビデ張)氏の管理下にあった教会の元信者が実名で証言をしたのは初めて。 訴状によると原告は、匿名で開設されたブログ「ダビデ牧師と共同体を考える会」の記事を根田氏がSNSでシェア・拡散したこと

    「嘘も知恵」「再臨のキリスト」の教え クリスチャントゥデイ問題 脱会者が法廷で実態を初証言 無給で長時間労働、家賃滞納が常態化 2023年12月25日 - キリスト新聞社ホームページ
  • 日本スピリチュアルケア学会 聖路加国際病院「性暴力」事件の判決確定受け加害牧師を除名 2023年7月12日 - キリスト新聞社ホームページ

    聖路加国際病院(東京都中央区)での「性暴力事件」とそれをめぐる訴訟の判決確定を受けて、日スピリチュアルケア学会(島薗進理事長)は7月11日、日基督教団無任所教師で、当時横浜市内の単立教会で副牧師を務めていた正会員の柴田実氏を除名処分としたことを発表した。 同学会は今年2月、被害女性の代理人弁護士同席のもと、理事長の島薗氏を含め関係者数人がオンラインで面会。「法人の定める所定の手続きに則り、裁判記録はじめ同人からの聴き取りなどに基づく調査および懲戒審査を踏まえ」、定款第12条に基づき、7月2日の臨時代議員総会で除名との判断を下した。同氏が認定されていた「指導スピリチュアルケア師」の資格はすでに取り消されている。 日スピリチュアルケア学会は2007年、スピリチュアルケアに関心を寄せる有志が呼び掛け、医療関係者、宗教(キリスト教・仏教)関係者を中心に25人の発起人によって正式に設立され、2

    日本スピリチュアルケア学会 聖路加国際病院「性暴力」事件の判決確定受け加害牧師を除名 2023年7月12日 - キリスト新聞社ホームページ
  • AERA「日本の聖域」で卞氏続報 “韓国への弱さ”指摘 2010年2月6日 - キリスト新聞社ホームページ

    週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)が「日の聖域」と題する集中連載で、「韓流に乗って勢いづく韓国に弱い日の教会」として日の教会の現状を報じた。掲載されたのは1月25日発売の2月1日号。同連載は、あまり触れられることのない種々の「聖域」に切り込むもので、これまで幸福の科学や真如苑の実態を取り上げており、今回は第4回。 記事では昨年11月に名古屋で開かれた「ラブ・ソナタ」などを例に、「信者が増えないことに悩む日のキリスト教会」が韓国へ「依存する動き」に焦点を当てている。 韓国が「アジア有数のキリスト教国」となった背景について、『韓国のキリスト教』(柳東植著)から引用し、「日の植民地からの解放や朝鮮戦争など、社会が激しく変動した時期に積極的に宣教した▽朝鮮民族の有神論的な霊性が、部分的にキリスト教の信念体系に合致した▽熱情的な祈祷会や伝道活動が民衆の宗教心をとらえた」と指摘。 韓国人宣教

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  • 英国国教会、同性婚について主教が公の場で発言禁止との憶測を否定 2022年11月24日 - キリスト新聞社ホームページ

    英国国教会は、主教が同性婚について公の場で発言しないよう要請したというSNS上の噂を否定した。「プレミア・クリスチャン・ニュース」が報じた。 「教会の愛と信仰に生きる次のステップ」グループの広報担当者は、声明で取材に答えた。「先週の主教協議会では、主教たちに対し、『共に旅をし、私たちの中の多様な視点について適切にオープンであるという約束を尊重する方法で』メディアに関わることが提案された」 「これを、一切コメントするなということだと解釈した人もいるかもしれない。それは事実とはかけ離れており、主教はもちろん自分の意見を表明することが許されている――11月2日の会議終了後、何人かの主教が表明したように」 この声明は、オックスフォード(イングランド、オックスフォードシャー州の州都)の主教であるスティーブン・クロフト氏が11月3日に、同性婚を支持するよう教会に求める理由を詳述した52ページのエッセイ

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  • 英国国教会のオックスフォード主教 同性婚禁止に終止符を打つよう求める 2022年11月14日 - キリスト新聞社ホームページ

    英国国教会は同性カップルの結婚禁止を解除すべきだと、オックスフォードのスティーブン・クロフト主教=写真=が述べた。英専門紙「チャーチ・タイムズ」11月7日付が報じた。 性的マイノリティ(性的少数者)に反対することは、「英国国教会と、私たちが奉仕しようとしている文化や社会との間に根的なずれを生じさせている」という。 主教協議会は、来年2月の全体会議で、同性婚の問題がどのように決定されるべきかを議論する。 クロフト主教は、50ページの小冊子「愛と信仰において共に」を各主教団に送った。この冊子で同主教は、教会が「より良い決定と実践に到達する」のがあまりにも遅かったこと、そして主教自身の見解が「変わるのが遅く、私の行動や行動の欠如が、不一致、苦痛を引き起こした」ことを謝罪している。 クロフト主教は、現職の教区主教の中でただ一人、英国国教会が同性カップルと結婚することを認め、自身も同性パートナーと

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  • 外キ協「日本・在日教会共同声明」を発表 〝韓国のキリスト者・市民社会と建設的対話続ける〟 2019年8月15日 - キリスト新聞社ホームページ

    外国人住民基法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会(外キ協)は74年目の敗戦記念日である8月15日、「私たちは日歴史責任を直視し、韓国のキリスト者・市民社会と建設的対話を続ける」とする共同声明を発表し、日政府に送付した。声明発表の理由について同協議会は、日韓関係が悪化する中、「これまで40年近く韓国の諸教会と連帯し共同の取り組みを進めてきた」立場から、「傍観者としてではなく、主体的に関わっていく、そのためにまず発言していくことが求められている、と思うから」とし、各教会での冷静かつ建設的な議論を呼び掛けている。同声明は韓国語に翻訳し、来週中には韓国NCC(NCCK)や韓国カトリック教会をはじめ諸教会に送る予定だという。全文は以下の通り。 <日・在日教会共同声明> 私たちは日歴史責任を直視し、韓国のキリスト者・市民社会と建設的対話を続ける 韓国の大法院(最高裁判所)は昨年(20

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  • 京都地裁 聖公会京都教区司祭が証言 “代理人逮捕は行き過ぎ” 2011年8月13日 - キリスト新聞社ホームページ

    聖公会の元牧師が複数の女児に対し継続的に性的虐待を行った事件と、その後の京都教区(高地敬主教)の対応をめぐり、2009年11月16日、聖アグネス教会(京都市上京区)で開かれた教区審判廷で、被害者の父親に近づいた同教区司祭の古賀久幸氏を、カバンで制止した被害者側代理人の鎌田雄輝氏(南三原聖ルカ教会牧師)が起訴された刑事事件の公判が、7月26日、京都地裁で行われた。鎌田氏は複数回にわたる任意の事情聴取に応じず、2010年9月7日に逮捕、起訴され、約3カ月にわたり京都拘置所で拘留されていた。 これまで、被害届けを出した古賀氏や、同氏を診察した医師らに対し検察側の証人尋問が行われてきたが、今回の公判では弁護側の証人尋問として、同教区司祭の井田泉氏(聖三一教会牧師)が出廷した。審判廷を傍聴していた井田氏は、事件当日の状況を証言した。 医師の証言によると、古賀氏は「重いカバンで頭部を思いっきり殴ら

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  • 一連の性虐待事件で「謝罪」公表 聖公会京都教区常置委員長名で 2015年7月4日 - キリスト新聞社ホームページ

    聖公会元牧師の原田文雄氏が複数の女児に対し継続的に性的虐待を行った事件と、その後の京都教区(高地敬主教)の対応をめぐる問題で、同教区常置委員長の藤原健久氏は5月24日、被害者らへの「謝罪」を公表した。 常置委員会によると5月6日に開かれた「京都教区・体質改善協議会」に、被害者Aさんの父親と被害者側代理人である鎌田雄輝氏(横浜教区司祭・休職中)が同席し、「自分たちの立場を守ることより、苦しんでいる人に手をさしのべてください」というAさんの訴えが伝えられたという。 常置委員会はこれらの言葉を「深い懺悔の思い」をもって受け止め、「神と人の前に真実と真理を証しすべきであったのにそれとは反対のことを行い、罪を犯しました。このことを主なる神の前に懺悔し、聖霊の清めと導きを切に祈ります」とし、被害者側代理人の合意のもとで公表するに至った。文書の責任主体は常置委員長だが、内容については主教である高地氏

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  • 伊藤詩織さん裁判 「支える会」が教会で報告集会 「死ななくてよかった」 2019年12月18日 - キリスト新聞社ホームページ

    性暴力被害を訴えたジャーナリスト・伊藤詩織さんの民事裁判を支える会「Open the Black Box」は12月18日、東京地裁の判決を受けた報告集会を日キリスト教会柏木教会(東京都新宿区)で開いた。原告の伊藤詩織さん、支援者、報道陣を含め約200人が参加した。 この裁判は、元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めて訴えたもの。伊藤さんが被害届を提出した2015年4月、一度逮捕状が出たものの直前で取りやめとなり、翌年7月に嫌疑不十分で不起訴とされ、検察審査会への不服申し立ても退けられたため、民事訴訟で争うことになった。鈴木昭洋裁判長は判決で、山口さんの「不法行為」を認定し、慰謝料など330万円の支払いを命じた。 報告集会で村田智子弁護士は、判決が性暴力被害者の心理に寄り添っている点、被告による名誉棄損の主張を退けた理由として「原告が

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  • 聖路加国際病院チャプレン「性暴力」訴訟 原告・被告らが本人・証人尋問 2022年11月21日 - キリスト新聞社ホームページ

    聖路加国際病院(東京都中央区)で難病治療に伴うケアを受けていた女性患者が、スピリチュアルケアを担当する日基督教団所属の牧師(チャプレン)A氏から性被害を受けたとして、牧師と病院を運営する聖路加国際大学を訴えていた裁判で10月7日、原告の女性、被告のA氏、女性看護師、男性医師による尋問が行われた(東京地裁・桃崎剛裁判長)。 訴状などによると、女性は2016年12月に同病院へ転院後、17年5月、2度にわたって院内で牧師と面会中、性被害にあったとしている。牧師は18年9月、強制わいせつの容疑で書類送検されたが、同12月に嫌疑不十分で不起訴処分となっている。原告の女性は、日基督教団や日スピリチュアルケア学会、病院の使用者責任に関与する日聖公会にも救済を求めたが、誠実な対応がなされず二次的、三次的に苦痛を受けたと主張。真相究明と尊厳の回復を求め続けている。 A氏は7日の人尋問で、「職業倫理

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  • 聖路加国際病院チャプレン裁判 元牧師らに賠償命令 所属の日本基督教団、聖公会「重く受け止める」 2022年12月24日 - キリスト新聞社ホームページ

    トップ社会・教育聖路加国際病院チャプレン裁判 元牧師らに賠償命令 所属の日基督教団、聖公会「重く受け止める」 2022年12月24日 聖路加国際病院(東京都中央区)で難病治療に伴うケアを受けていた女性患者が、スピリチュアルケアを担当する日基督教団所属の牧師(チャプレン)A氏から性暴力を受けたとして、牧師と病院を運営する聖路加国際大学を訴えていた裁判で12月23日、東京地裁(桃崎剛裁判長)は牧師と病院側に110万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 判決によると2017年5月、難病である多発性筋炎を患う女性が、治療を受けていた牧師から2回にわたって病院の一室で胸を触られたり、牧師の下半身を触らされたりした。2018年1月に被害届が出されたことを受け、牧師は同年9月に強制わいせつ容疑で書類送検されたが、12月には嫌疑不十分で不起訴処分となった。 牧師は病院の第三者委員会の調査で性的接触を否

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  • 聖路加国際病院チャプレン裁判 日本基督教団が対応の遅れを謝罪 2022年12月28日 - キリスト新聞社ホームページ

    聖路加国際病院で起きたチャプレンによる「性暴力訴訟」の東京地裁判決を受けて、被告の牧師が所属する日基督教団(雲然俊美総会議長、秋山徹総幹事)は12月28日、対応の遅れと被害者の声を丁寧に聞けなかったことを謝罪する声明を発表した。 声明では、「刑事事件としては不起訴となったこと」「日基督教団に関連する施設ではなく、他教団の施設(聖路加国際病院)で起こったこと」「(当該牧師が)日基督教団の無任所教師であったこと」などを事由に、「長らく実質的な対応」ができなかったことについて「教団内の組織に不備」があったと認めた。 その上で、「今後は、日基督教団の教師の養成と育成において、件のような痛ましいことを防ぐために、ハラスメントに関する学習と啓発に努めるとともに、教会を始めとする関連施設においても、再発防止策に取り組みます」「日基督教団として迅速に対応できるよう、組織上の課題についても検討す

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  • 聖路加国際病院チャプレン 所属教会が声明「一方的な報道」に遺憾の意 2018年9月19日 - キリスト新聞社ホームページ

    聖路加国際病院のチャプレンである日基督教団の牧師A氏が強制わいせつ容疑で書類送検されたとの報道を受けて、A氏が所属する単立横浜聖霊キリスト教会(横浜市港北区)は9月19日、主任牧師である深谷美枝氏と「A牧師を支えて守る会一同」の名義で、「被害者とされる患者さんと加害者とされるチャプレンとの証言が全く一致せず、『何が事実であるのか』という輪郭すら全く定められない」とする声明を発表。「被害者の話を一方的に取り上げてチャプレンを凶悪な性的虐待者に仕立て上げ、未だ書類送検の段階で大きな社会的制裁を加え」たとして一部マスコミを批判した。 全文は以下の通り。 聖路加国際病院チャプレンA牧師強制わいせつ事件についての声明 この事件は、真面目に患者に寄り添ってきたチャプレンが無実の罪を着せられたものであり、チャプレンは一貫して無実を主張し、示談ではなく司法による判断を求めております。私たちも、そして弁護

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  • 教皇の発言は「非キリスト教的」 ロシア外相が非難 2022年12月2日 - キリスト新聞社ホームページ

    教皇フランシスコが、ウクライナ侵攻で「最も残虐」なのはロシアの少数民族の部隊だと発言したことについて、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は12月1日、教皇の発言は「非キリスト教的」だと述べた。AFP通信(日語)報道を紹介する。 ラブロフ氏はテレビ放送された発言の中で「フランシスコ教皇は対話を呼び掛けているが、最近、理解し難い発言をした。完全に非キリスト教的で、ロシアの2共和国を名指しし、戦争中なら虐殺に及びかねないというような特定のカテゴリーに分類した」との考えを示した。 ロシア政府は、9月に部分動員令を出した際、他の地域と比べ不釣り合いに多い人数をシベリア、カフカス両地域から動員したとされる。また、ウクライナで戦死した兵士は、ロシア民族に比べ、貧困層の多い地方部の少数民族出身者が多いという指摘もある。 一方で、ロシア軍が民間人を殺害したとされるウクライナ・ブチャ(Bucha)などでは、少数

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  • 【異端・カルト110番】 オリベット大学、全米各地の教育当局が問題視 認定機関から最後通牒 2022年12月10日 - キリスト新聞社ホームページ

    トップ海外【異端・カルト110番】 オリベット大学、全米各地の教育当局が問題視 認定機関から最後通牒 2022年12月10日 「クリスチャントゥデイ」「クリスチャンポスト」など世界各地でキリスト教メディアを運営し、教会や伝道団体、企業も展開しているダビデ張こと張在亨(ジャン・ジェヒョン)氏が「キリスト教大学」として創立し、全米各地にキャンパスを持つオリベット大学が、教育規制当局の調査に対して不誠実な回答を繰り返し、大学認定機関「聖書高等教育協会(ABHE)」から最後通牒を突きつけられていると12月1日、「ニューズウィーク」が報じた。 オリベット大学は、3500万ドルに及ぶ巨額詐欺・マネーロンダリング事件で、IBT(International Business Times)、CMCI(Christian Media Corporation International)など張氏が支配する共同体

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  • NCC 在日大韓基督教会と平壌へ訪朝団 対韓輸出規制でもメッセージ 2019年8月11日 - キリスト新聞社ホームページ

    在日大韓基督教会(KCCJ)訪朝団(4人)と日キリスト教協議会(NCCJ)訪朝団(4人)が北朝鮮の朝鮮基督教連盟との交流事業を目的に、7月27日から8月1日に平壌を訪問したことが明らかになった。朝鮮総連の機関紙『朝鮮新報』が「平壌発」として報じた。「鳳岫教会で行われた礼拝のようす」と説明のある写真も掲載されている。日時は明らかにされていないが、訪問期間内の礼拝とすれば、平壌の鳳岫(ポンス)教会で7月28日に行われたと見られる。 今回の訪問は、東京オリンピックが開かれる2020年に、南北のキリスト教会の代表たちを日に招致し、祖国の平和統一のための礼拝をささげる計画を協議するため、と同紙。在日朝鮮人平和統一協会の李栄勲副会長が同行したとも報じている。 また、日政府による輸出規制問題をめぐり、NCCJは7月17日、韓国プレスセンターで韓国NCC(韓国基督教教会協議会、NCCK)と共同記者会

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