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早川書房に関するreqanuiのブックマーク (10)

  • 『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』をダシにして文明再興SFを語る - 基本読書

    この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた 作者: ルイスダートネル,Lewis Dartnell,東郷えりか出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/06/16メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る先週末HONZに文明が一旦崩壊したあと、いかにして文明をリスタートさせるのかをテーマにして書かれた『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』の記事を書いたらこれがけっこう読まれていたみたいだ。honz.jp アクセス数とかはわからないけど※この記事を書いた後でアクセス数を見れるようにしてもらえました。 なんかブックマークコメントやTwitterの言及がいっぱいついていた(Twitterの方はみてないけど)。やれ異世界転生物で使えそうだとか、SFでこんなものがあるとか。僕もこの記事を書きながら自分のブログだったらSFへの言及がマシマシになって収拾がつかなくなって

    『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』をダシにして文明再興SFを語る - 基本読書
    reqanui
    reqanui 2020/12/23
    仁木稔の《ヒストリア》シリーズはラテンアメリカとか中央アジアとかそれぞれの地域の文化に根差した独自の文明の再興を描いてたなあ
  • アマゾンからNetflixまで──SF小説がネット配信で「ドラマ化のネタ元」として重宝されるワケ

    reqanui
    reqanui 2020/04/13
    「ラリー・ニーヴンの『リングワールド』(邦訳:早川書房)のテレビドラマ化を計画している。」パペッティア人のネサスだけでも見たいからポシャらないで欲しいなあ…
  • 黄色い部屋の秘密 by ガストン・ルルー - 基本読書

    黄色い部屋の秘密〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者: ガストン・ルルー,高野優,竹若理衣出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/10/22メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る今やカレーといえば福神漬ぐらいのレベルでミステリといえば密室物ぐらいに切っても切れない関係性にある。書は『オペラ座の怪人』などで知られるガストン・ルルーによって1908年に刊行され、最初期の密室作品群のうち「実は抜け穴がありましたー」などというがっかりな結末でない「完全な密室状態」であることを作品の中心に置いた、時代を代表する作品である(完全な密室状態を書いた最初の作品とは解説にも書いてないからこれぐらいが妥当な表現だろう)。 さまざまな批判はあったものの、今日まで『黄色い部屋の秘密』が個展中の古典として読み継がれてきた最大の理由は、完全な密室にこだわった、という点にあるのだろう。

    黄色い部屋の秘密 by ガストン・ルルー - 基本読書
  • 〈ゲーム・オブ・スローンズ〉原作者のSF短篇集──『ナイトフライヤー』 - 基本読書

    ナイトフライヤー (ハヤカワ文庫SF) 作者: ジョージ・R・R・マーティン,鈴木康士,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/05/02メディア: 文庫この商品を含むブログを見るゲーム・オブ・スローンズの最終章の終幕が間近に迫るさなか、その原作者ジョージ・R・R・マーティンの中短篇集が刊行。ゲースロ視聴者であっても原作の〈氷と炎の歌〉シリーズはその凄まじい分厚さもあって読んでいない人が多いだろうが、実は(もなにもないが)ジョージ・R・R・マーティンは小説も超おもしろいのだ! この中短篇集も文庫で570ページ超え(第五短篇集の全訳。初刊行は1985年だが、昨年改題のうえ再刊されている。)と、短篇集のわりに非常に重たいのだが、ゾンビあり、超能力者あり、なんだかよくわからない色んな生物や異星人あり、様々な神話や宗教が出てきて──と、ゲースロのあの異種格闘技戦じみたジャンル混交っ

    〈ゲーム・オブ・スローンズ〉原作者のSF短篇集──『ナイトフライヤー』 - 基本読書
  • イーガンの最良の部分が詰まった傑作SF短篇集──『ビット・プレイヤー』 - 基本読書

    ビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,山岸真,Rey.Hori出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/03/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見るイーガンの最新邦訳短篇集である! イーガンは最近は『シルトの梯子』やら〈直交〉三部作やら、長篇の刊行が続いていたので、短篇集の刊行としては複数出版社のものをあわせて六冊目、前短篇集の『プランク・ダイヴ』から数えると、八年ぶりだ。そんだけ期間が空くと、たまにSFマガジンに訳出されたものを読んでいたとはいえ、イーガンの短篇ってどんな感じだったかなあと忘れている面もあったが、いやーあらためてこうして通しで読んでみると、やっぱりめちゃくちゃおもしろいな! 収録作をざっと見渡してみると、『白熱光』ラインの格宇宙SFである「鰐乗り」「孤児惑星」、イーガンの現実に対する政治的な危機感がよく現れている「失われた大陸

    イーガンの最良の部分が詰まった傑作SF短篇集──『ビット・プレイヤー』 - 基本読書
    reqanui
    reqanui 2019/04/03
    『新たに判明した事実によってさらなる探求すべき余白が提示されて終わる。それは現実の科学の探求──あらたな事実の発見・確定が、この世界に対するさらなる謎を呼ぶ──と同様の興奮を覚えさせるものだ。』
  • 言葉の骨によって駆動される、砂上の文明都市を描く砂漠SF──『言鯨16号』 - 基本読書

    言鯨【イサナ】16号 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 九岡望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/01/22メディア: 文庫この商品を含むブログを見る『エスケヱプ・スピヰド』の九岡望のハヤカワ文庫JA単著初登場作がこの『言鯨16号』だ。言鯨とは「イサナ」と読み、全土が砂漠化している世界の創造者、神であると捉えられており、作はそんな言鯨の骨をエネルギーの源や擬似的な科学技術のように用いることで動き続けている世界が舞台のSF/ファンタジィである。ナウシカにデューン、『クジラの子らは砂上に歌う』などの名作揃いの砂漠SF/ファンタジィに新たな風を吹き込む一作。何はともあれ、世界観がまず最高なんだよなあ! ざっとあらすじを紹介する 中心となる旗魚(カジキ)という人物は、この砂上文明の根底を支える言骨を各地から拾い集めて様々な用途に合わせて加工する工場へと運び込む、骨摘みという職業についてい

    言葉の骨によって駆動される、砂上の文明都市を描く砂漠SF──『言鯨16号』 - 基本読書
  • 早川書房が国内作家の電子書籍セールをはじめたので、勝手にオススメをピックアップ - 基本読書

    虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/01メディア: Kindle版購入: 5人 クリック: 5回この商品を含むブログ (26件) を見る早川書房が国内作家の電子書籍セールをはじめたので、個人的なオススメをピックアップしようかと。全作50%オフなうえに、伊藤計劃から冲方丁、小川一水、百合の勢いが止まらない宮澤伊織まで、気なラインナップである。早川書房の告知記事では、「ライトノベル読者にもオススメ!」とキャッチがついているので、ラノベ読者向けのラインナップで揃えているのかもしれない(神林作品とか一冊もないし) https://www.hayakawabooks.com/n/nbd267fe219cf まずは定番から ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) 作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/01メデ

    早川書房が国内作家の電子書籍セールをはじめたので、勝手にオススメをピックアップ - 基本読書
  • 虎よ、虎よ!/アルフレッド・ベスター - 基本読書

    復讐に燃える一人の男の物語。 あらすじ ガリヴァー・フォイルは宇宙空間を移動している間に、何らかの事情によって行方不明になった。何か月も宇宙空間をさまよい続け、初めて巡り合った宇宙船ヴォーガ。必死に助けを求めるも、ヴォーガは無視して行ってしまう。 この時、ガリヴァー・フォイルは復讐を誓ったのだった。 感想 ネタバレ無 主人公、ガリヴァー・フォイルはとてつもなく恐ろしい男だなーというのが第一印象。きれいな復讐なぞ存在しないが、ひどい男だ。女は捨てる 金は奪う 人は殺す 強姦する 大虐殺 悪いことはなんでもやったぜを比喩ではなく当にやってしまっている。 復讐物語だと最近見たのはガン×ソードがあるが、ガン×ソードの復讐に燃える主人公ヴァンは全然イイ奴だったな・・・。 文は完璧なリズムに支配されていて、読むのにリズムを理解しないとテンポよく読めなかった。最初30Pくらい読んで、読みにくいなぁと

    虎よ、虎よ!/アルフレッド・ベスター - 基本読書
  • 早川書房の電子書籍版「海外SFセール」がきたので個人的オススメを紹介する - 基本読書

    早川書房が突然電子書籍版の海外SFセールをはじめたので、SFマガジンで海外SFブックガイドの連載を担当していてかつブログも書いている身なので、これはまあ、さすがになんかオススメとか書いておいたほうがいいかという気持ちになってきたので今この記事を書いている。いろいろな角度からオススメしたいばかりなので全部取り上げられるわけではないが、まあ軽い目安としてご活用ください。 まずはこれを読むと良いのでは?? ハヤカワ文庫SF総解説2000 (早川書房) 出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/07/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るハヤカワ文庫SF総解説2000。2015年に出た『ソラリス』文庫版によって2000番に到達したハヤカワ文庫SFを記念して、2000冊分のSFを総解説した一冊。ほとんどの作品は340文字で的確に、シリーズ物などは1ページまるっと使って解説し

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  • 密室の中で繁栄する〔少女庭国〕 - 主ラノ^0^/ ライトノベル専門情報サイト

    久しぶりにやばいを読んでしまったので全力でシェアさせていただきたい。 まずあらすじを引用する。 卒業式会場の講堂へと続く狭い通路を歩いていた中3の仁科羊歯子は、気づくと暗い部屋に寝ていた。隣に続くドアには、こんな貼り紙が。卒業生各位。下記の通り卒業試験を実施する。“ドアの開けられた部屋の数をnとし死んだ卒業生の人数をmとする時、n‐m=1とせよ。時間は無制限とする”羊歯子がドアを開けると、同じく寝ていた中3女子が目覚める。またたく間に人数は13人に。脱出条件“卒業条件”に対して彼女たちがとった行動は…。扉を開けるたび、中3女子が目覚める。扉を開けるたび、中3女子が無限に増えてゆく。果てることのない少女たちの“長く短い脱出の物語”。 あらすじに目を通してもらえればわかると思うが、いや逆に一切わからないとは思うが、ご察しの通り書は不条理SFである。しかしただのバトルロイヤル物とは断じて違う

    密室の中で繁栄する〔少女庭国〕 - 主ラノ^0^/ ライトノベル専門情報サイト
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