言葉の骨によって駆動される、砂上の文明都市を描く砂漠ＳＦ──『言鯨16号』 - 基本読書

言鯨【イサナ】１６号 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 九岡望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/01/22メディア: 文庫この商品を含むブログを見る『エスケヱプ・スピヰド』の九岡望のハヤカワ文庫ＪＡ単著初登場作がこの『言鯨16号』だ。言鯨とは「イサナ」と読み、全土が砂漠化している世界の創造者、神であると捉えられており、本作はそんな言鯨の骨をエネルギーの源や擬似的な科学技術のように用いることで動き続けている世界が舞台のＳＦ／ファンタジィである。ナウシカにデューン、『クジラの子らは砂上に歌う』などの名作揃いの砂漠ＳＦ／ファンタジィに新たな風を吹き込む一作。何はともあれ、世界観がまず最高なんだよなあ！ ざっとあらすじを紹介する 中心となる旗魚(カジキ)という人物は、この砂上文明の根底を支える言骨を各地から拾い集めて様々な用途に合わせて加工する工場へと運び込む、骨摘みという職業についてい

[IkaMaru]

読んでいて思い出したのは某RPG。タイトルを言うとネタバレになってしまうが、そちらにも砂船が出てくるとだけ

[kotetsu306]

クラッカーとチーズとワインで～ (これは12号だった) / 世界設定は「きれいな『皆勤の徒』」？

[about42]

移動都市とか砂漠をおおきいものが動く（都市・島・船）は楽しい。でもこれタイトルですこしラストが分かるような／読了。悪くないけど表紙のジープ前の男女は誰なのん…？

[kenzy_n]

砂の海を航海する

[sakstyle]

「とにかく砂上を走る船というヴィジュアルに、とても惹きつけられるんだよなあ」なんかわかる。面白そう。