タグ

生物学に関するreqanuiのブックマーク (4)

  • 種分化は大きな島で起きやすい – 琉球列島で5回独立に平行進化した「キバラヨシノボリ」から多様化の地理的条件を探る

    種分化の起きやすさと生態系サイズの関係とは? 地球上にはさまざまな生物種が存在していますが、その多様性の度合は場所ごとに大きく異なります。たとえば赤道直下の熱帯雨林では多種多様な生物がひしめき合ういっぽうで、北極や南極にはとても限られた種しか分布していません。このような種多様性のばらつきは、他にも標高間や、大陸と島のあいだなど、さまざまな地域間で見られます。 この種多様性の地理的なばらつきを説明する仮説のひとつとして、1種が2種以上に分かれる現象である「種分化」の起こりやすさの違いを原因と考えるものがあります。すなわち、種多様性の高い地域は種分化が起こりやすく、多様性の低い地域では起こりにくいためだという仮説です。 では種分化の起こりやすさに、場所ごとの違いを与える要因はいったい何でしょうか? これまでにさまざまな潜在的な要因が挙げられてきましたが、なかでも説明力の高いもののひとつとして、

    種分化は大きな島で起きやすい – 琉球列島で5回独立に平行進化した「キバラヨシノボリ」から多様化の地理的条件を探る
  • メカジキの吻はなぜ折れないのか?

    メカジキをはじめとするカジキ類には、剣のように鋭い吻を形作る上顎骨に生じた傷を修復する能力があることが、最新の研究により明らかになった。 Photograph by Brian Skerry / National Geographic メカジキは剣のように鋭い吻(ふん)を持つことで知られる魚だが、最近になってこの吻にまつわる変わった特性が発見された。メカジキが吻を丈夫に保ち、いつでも狩りを行なえる状態にしているというのだ。 研究論文によると、メカジキは特異な方法で骨を修復し、硬く丈夫な状態を維持しているという。 マカジキやメカジキなど、一般にカジキと呼ばれるスズキ目カジキ亜目の魚は上顎骨(嘴骨=しこつ)が前に突き出ていることで知られるが、この骨は獲物を打ちのめし、捕えるのに用いられる。 上顎骨を丈夫に保つには、外から加わる強大な力に耐えるだけでなく、損傷を受けた場合に修復できることが必要だ

    メカジキの吻はなぜ折れないのか?
  • ティラノサウルス、驚きの嗅覚 全恐竜のトップクラス - 日本経済新聞

    あなたは、べ物のにおいを嗅ぐだろうか? 肉恐竜の代表ティラノサウルス・レックス(Tレックス)とその仲間は、恐竜の中で一二を争う鋭い嗅覚を持っていたことが新たな研究で明らかになった。2019年6月12日付けで学術誌「Proceedings of the Royal Society B」に発表された論文によると、数千万年前に絶滅したティラノサウルスの嗅覚に関連する遺伝子数のおおまかな定量化を試み

    ティラノサウルス、驚きの嗅覚 全恐竜のトップクラス - 日本経済新聞
  • キツネがイヌに化けるまで

    「人類最良の友」といわれるイヌは野生のオオカミを人間が家畜化したものと考えられているが,具体的にどう飼い慣らしたのか,どのくらいの期間がかかったのかなど,その詳細は歴史のなかに失われてしまった。そこでオオカミからイヌへの進化を再現することを目指し,60年がかりの実験がロシアで行われてきた。オオカミの代わりに別のイヌ科動物である野生のキツネを用い,従順な個体を数十世代にわたって選抜育種した。すると,わずか数世代のうちに,ぶち入りの毛皮や巻き上がった尻尾など,家畜化に伴う特徴を持ちペットのように振る舞うキツネが出現したという。その後もますます人なつこいキツネが育っている。 再録:別冊日経サイエンス226「動物のサイエンス 行動,進化,共存への模索」 著者Lyudmila Trut / Lee Alan Dugatkin トルートはロシアのノボシビルスクにある細胞学・遺伝学研究所の教授を務める進

    キツネがイヌに化けるまで
  • 1