もし熱中症を疑う症状が出た場合、まず症状に応じてとるべき行動があります。 初動の対応は、熱中症にかかった人の命を救えるかどうかを左右します。『熱中症環境保健マニュアル2022』(環境省)をもとに、応急処置をまとめました。 » 熱中症情報をアプリで見る 熱中症は、暑熱障害による症状の総称です。暑熱環境にさらされた状況下での体調不良は、すべて熱中症と考えなければなりません。熱中症は症状に応じて重症度が3ランクに分かれています。 ▼重症度Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症 ▼重症度Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症 ▼重症度Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症 では、自分や周囲の人が熱中症を疑われる場合、どんな行動をとればいいのでしょうか。 1)意識があるかどうかを確認 意識がない…すぐに救急車を要請 意識がある…急いで涼しい場所へ移動 2)脱衣と冷却 脱衣…衣服をゆるめて、熱を体から
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