<プーチンの軍事戦略、第二次大戦の教訓、SNSでの情報戦...この3冊を読めば、ロシアとウクライナで起きていることとその意味が理解できる> ウクライナに攻め入るロシアが強硬姿勢を崩さない中、各国の思惑が交錯し、世界中が言い知れぬ緊張感に包まれています。 なぜこのような状況になってしまったのでしょうか。 誰もが固唾をのんで見守る国際情勢、その理解を助ける3冊をご紹介します。(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。 ロシアの軍事戦略を読み解く 最初にご紹介するのは、ロシアの軍事に詳しい東京大学の専任講師、小泉悠氏による『現代ロシアの軍事戦略』です。 ロシアの外交や国防の文書を読み解き、西側諸国の見方を織り込みながら、豊富な視点を提供してくれる一冊です。毎年秋に行われるロシアの軍事演習を丹念にウオッチするなど、独自の分析も交えています。 本書によると、ロシアは
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