■ 第444回 ■ SSDの信頼性は、すでにHDDを超えている ~東芝セミコンダクター社 インタビュー 一昨年、昨年と大幅な低コスト化が進んだことで、モバイルPC用ストレージとしての存在感を増しているSSD。いくら安価になったとは言え、さすがに絶対的な記憶容量や容量あたりの単価ではHDDにかなわないSSDが、これほど注目を集めるのは、高性能、低消費電力、小型、耐衝撃性といった要素を備えているからだ。 特に1.8インチHDDを前提とした小型ノートPCの場合、本来はSSDが不利な記憶容量の面でも同等レベルになってきており、消費電力低減や軽量化といった要素も含め、トータルでSSD搭載モデルの方が魅力的なのは当然のことだ。 しかし同時に、ノートPC向けSSDが徐々に一般化する中で、SSDのセルはMLCへと主流が移り変わり、セルの書き換え可能回数はSLCより減ってしまった。本当にSSDでも大丈夫なの
5月14日 発表 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は14日、「Cell Broadband Engine」(Cell/B.E.)の演算性能を強化した新CPU「PowerXCell 8i」を2基搭載するブレードサーバー「BladeCenter QS22」を発表した。6月6日より出荷を開始する。最小構成価格は138万6,000円。 新たに搭載されたPowerXCell 8iは、エンタープライズ向けHPCに使えるよう、IBMが独自にCell/B.E.の倍精度浮動小数点演算を強化したプロセッサ。Cell/B.E.の浮動小数点演算は、8つのSPEを使って行なわれる。単精度は256GFLOPS(4GHz時)と高速だが、倍精度では約25GFLOPS(同)と約10分の1にまで落ち込む弱点がある。このため、HPC用途の性能には疑問符が付けられることもあった。 PowerXCell 8iはこれを補い
●IntelのハイエンドCPUの今後を占うNehalem-EX Intel CPUはいよいよ8コア(オクタコア:Octa-core)の世界に突入する。ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)でIntelは、同社初のオクタコアCPU「Nehalem-EX」の概要を明らかにした。Nehalem-EXは、元々「Beckton(ベックトン)」というコードネームで知られていた。Nehalemアーキテクチャの8個のCPUコアに、24MBのL3キャッシュを搭載する。 Nehalem-EX自体は、MP(Multi-Processor)サーバーをメインターゲットにしたハイエンドのサーバー向けCPUだ。しかし、8コアは、おそらくコンシューマ向けPCにとってもすぐ目前にある。Intelが、今のところパフォーマンスCPUについては、CPUコ
●PS3に対しては1年分の台数リードを続けるXbox 360 「PLAYSTATION 3(PS3)はもはや敵ではない。対抗しなければならないのはむしろWiiだ。だから、もっとXbox 360をカジュアルにする」。 先週開催されたゲーム関連ショウ「E3 Media & Business Summit 2008」でのMicrosoftのメッセージを意訳すると上のようになる。 正確には、MicrosoftのDon A. Mattrick氏(Senior Vice President, Interactive Entertainment Business, Entertainment and Devices Division)が、E3でのカンファレンス「Microsoft E3 2008 Media Briefing」で「Xbox 360は、この世代で、PS3より多くのゲーム機(ハード)をワール
このところのメモリ価格の下落から、メインメモリは2GBどころか4GB以上も余裕で搭載できるようになった。2GBのDDR2 DIMMを4枚、計8GB分購入したとしても2万円で十分おつりが来る。とはいえ、32bit OSを使っている限り、OSは約3.5GB以上のメインメモリを認識できず、それ以上のメモリを搭載したとしても無駄になってしまう。64bit OSを利用すればこの問題も解決するが、ドライバの対応やアプリケーションの互換性などに問題があり、使いたくても使えない状況だ。 しかし、32bit OSで認識できないメインメモリ領域を活用できる手法が見つかり、2ちゃんねるのWindows板を中心に話題となっている。その手法とは、「Gavotte Ramdisk」というRAM Disk作成ツールを利用し、メインメモリのOS管理外領域にRAM Diskを作ってしまおうというものだ。 メインメモリを手軽
出荷開始 日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は、15,000rpmで世界最大となる450GB 3.5インチHDD「Ultrastar 15K450」の出荷を開始した。 3.5インチで1,5000rpmの高速タイプのHDDにおいて、世界最大となる容量450GBを実現した。同社の従来製品と比較して、連続データの処理性能では約30%の性能向上を実現したという。インターフェイスはSASと4Gbps FC(ファイバーチャネル)で、サーバー向けの製品となっている。 記録方式は垂直磁気記録方式。流体軸受けを採用して、騒音を抑えている。そのほか、サーバー向けセグメントで唯一となる、ヘッドロードアンロード機構を備え、装着時の衝撃などからディスクへのダメージを未然に防ぐ。 そのほかの仕様は、ディスク枚数が4枚、平均シークタイムが3.6ms(リード)、転送速度が2,090Mbit/sec、バッ
●メモリの価格低下が止まらない メモリ価格の下落が止まらない。1GBのPC2-6400(DDR2-800)メモリモジュールの価格は、1年前には1万円以上していたのに、ついに2,000円を切ってしまった。1GB DIMMは最も数量の出る品種であるため、最も割安なわけだが、以前は高価だった2GB DIMMの価格も半年前の4分の1、5,000円を切る水準まで到達している。これらの価格はいわゆるノーブランド品の最安値価格だが、これに引きずられるようにブランド品メモリやメモリメーカー純正品の価格も下がり続けている。 筆者も先週末、チップはエルピーダ製だという触れ込みの代理店(恵安)ブランドの2GB DIMMと、Micron子会社のCrucialの1GB DIMMを購入したが、前者が1万円を切り、後者は5,000円を切る価格だった。激安ノーブランドメモリに比べれば高いが、安心料も込みということで、十分
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