中国・北京(Beijing)の天安門広場(Tiananmen Square)に設置されている北京五輪のカウントダウン掲示板の前で、写真撮影する人(2008年3月2日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【4月14日 AFP】チベット(Tibet)問題や人権問題などを巡って北京五輪開会式ボイコットの動きが広がるなか、五輪関係者らからは、中国に批判的な各国首脳が北京五輪を利用することは自国選手の不利益になるだけだとする声があがっている。また、米政府の高官は13日、ボイコットは「責任回避」だと発言した。 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領らに対しては、活動家団体などから少なくとも開会式のボイコットを求める声が高まっている。一方、中国は、北京五輪を国際社会での「晴れ舞台」として威信を示したい構えで、政治的な問題でボイコットを表明している一部首脳に対し