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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (11)

  • 率直に聞くんですが、どんなふうに死ぬつもりでいますか?: 極東ブログ

    ツイッターをしていたら「健康寿命」について知らない人がいた。この話は自著にも書いたのになあと思ったが、だからみなさんが知っているというわけはないよな、当然。 「健康寿命」にはそれなりに定義はあるが、ざっくり言って健康に生きていられるまでの年齢というような考えである。いわゆる平均寿命より10年くらい短い。男性だとだいたい70歳くらいまで。 自分も気がつくとけっこう年を取ってしまったので、まあ普通に生活できたとしても、不自由なく動けるのはあと12年といったところ。個人的にやだなあと思うのは、そのくらいまで生きていても、文字の読み書きがまともにできなくなるんだろうな、というあたり。失明はするだろうなあ。 ちなみに平成22年時点の日人の健康寿命はこんな感じ。厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」より。 最新の統計だったかなと、先日発表された2

    率直に聞くんですが、どんなふうに死ぬつもりでいますか?: 極東ブログ
  • 久しぶりに中野ブロードウェイに行ってみた: 極東ブログ

    先日、「まんだらけ」の万引き犯と見られる人物の防犯カメラ写真を公開するかしないか、というニュースを見たとき、僕は二つのことを思ったのだった。 一つは、久しく中野ブロードウェイに行ってないこと。どのくらい久しぶりになるのか。思い出したらもう20年くらいになるぞ。そんなになるのか。びっくりした。もう一つはその万引き内容が鉄人28号のブリキ玩具だったことだった。 そういえばのそういえば、阿佐ヶ谷にもアニメのなんか商店街が出来たんだかっけな。最初そっちに寄ってみた。高架下の「阿佐ヶ谷アニメストリート」だった。ちょうどコミケの時期に重なっていたからかもしれないが、閑散としていた。なんかこう、なんとかならないもんかなあという閑散感だった。途中、同じく高架下の阿佐ヶ谷ゴールド街を抜けたのだが、こちらの閑散感は風流というか昭和にスリップした感じだった。ポッカ缶コーヒーのやつに会いそうな雰囲気だった(参照)

    久しぶりに中野ブロードウェイに行ってみた: 極東ブログ
  • 李白「静夜思」を巡って: 極東ブログ

    中国語の勉強をしていると漢文について学んだことが別の視点から見えるようになっていろいろ面白いのだが、なかでも漢詩について得ることが多い。どういうことかという一例として、李白「静夜思」を取り上げてみたい。 暗記し、吟詠している人もいるだろう(ちなみに僕もね)。味気ないけど、あえて横書きにするとこう。 床前看月光 疑是地上霜 挙頭望山月 低頭思故郷 下しはいろいろあるかと思うが、私の場合。 床前、月光を看る 疑うらくは是れ地上の霜かと 頭を挙げて山月を望み 頭を低れて故郷を思う いきなり余談だが、現在の中国では縦書きはほとんど見かけない。先日、自分が中国語を勉強しているという話を人にしたおり、日語と中国語は縦書きですよねという話になり、いや、そうでもないんですよと言うと驚いていた。さておき。 吟詠は流派とかあるんだろうけど、こんなたとえば、こんな感じ。録音悪いけど、字面が見やすいので。 若い

    李白「静夜思」を巡って: 極東ブログ
    resuscitate
    resuscitate 2014/05/02
    『どっちが正しいのかというと、この手のことはたいてい漢文の研究が進んでいる日本のほうが正しい』『音の音楽性を重んじているのだろう』
  • なぜ関係詞が中国語にはないのだろうか?: 極東ブログ

    中国語の文法、特に統辞論が依然わからない。ただ、学習上は、文型を整理したものを暫定的に統辞論的に当てはめていけば、さしあたって問題はない。 このことが基的に奇妙なのは、文法がわからないというのはそれほど不思議なことではないことだ。私などは日語のネイティブなのだが、日語の文法が統辞論的にどうなっているのかよくわかっていない。おそらく日語の場合、格指標が明示的なので、動詞による文への統辞的な支配が弱いのだろうとは思うので、あまり印欧語的な統辞論で考える必要はないのだろう。 だが、中国語は日語のような格指標はない。基、動詞による文への統辞的な支配が強いように見える。動詞句(VP)の基的な構造は、いわゆるSVOに(主語+動詞+目的語)なっている。日のようにSOVではない。 ところが学習していくと中国語は「動詞による文への統辞的な支配」というものではなく、動詞はどうも隣接する数語の支

    なぜ関係詞が中国語にはないのだろうか?: 極東ブログ
    resuscitate
    resuscitate 2014/04/09
    うちの中国人の先生は、日本語に比べて、中国語はどうしてこうなったか理由がわからない文章の作りが多いようなことを言う。
  • ピンズラー方式による中国語学習14日目の雑感: 極東ブログ

    ピンズラー方式による中国語学習は14日目。毎日欠かさずであれば15日目であるはずだったが、忙しく疲れた一日があって、休むことにした。フランス語を学んでたときは、大晦日も正月も一日たりとも抜かすことはなかった。が、そこまでの気力はもうない。それと、こうした感想は、とりあえず当初の目的で30日で書くはずだったが、いろいろ思うこともあるのでざっと記しておきたい。 まず、慣れてきた。中国語の音や会話に慣れてきたのである。 言語の学習というのは不思議なもので、ただ自然に慣れるという部分がある。特に音だけを頼りにしていると、音に慣れる。 フランス語の時でも感じたが、今回の中国語ではさらにその印象は深かった。特に、聞き取れない「変な」音も、次第に自然には聞こえるように変わる。脳の無意識の学習があるのだろう。 それと似たことだが、音から漢字が浮かばなくても、ある程度耐えられるようになったことだ。それでもy

    resuscitate
    resuscitate 2014/04/06
    『たぶん中国語の会話というは、漢字を離れると、文脈依存的に冗長性があって、tonal(音調)が合っているなら、それなりに変な発音でも通じるようにできてるんじゃないか。』
  • とりあえず30日間ピンズラー方式で中国語を勉強してみた: 極東ブログ

    というわけで昨日だったが、ピンズラー方式による中国語の学習、30日間を終えた。 なんでも20時間学ぶとそれなりにものになるという考え方(参照)からすると、とりあえず、そこには到達した。 で、どうか? 結論からいうと、よかった。やってよかったということ。日人は初歩的なレベルでいいから中国語を学ぶべきだとまで思うようになった。 英語を勉強している人も、中国語を勉強すべきだと思う。それは無理とか嫌だというなら、せめてピンインをきちんと学ぶべきだと思う。なぜか? 現代で英語に触れる人はいやでも中国人名や中国地名など中国語を英語にした単語に触れるだろうけど、あれ、ピンインがわかっていないと誤解してしまうからだ。 いや自分、ほんとうかつだった。ピンインをローマ字くらいに思っていた。いやいや、あれはいちおうローマ字と言ってもいいのだけど、xiとかqiとかの音は、ラテン文字から連想しちゃだめなのな。この

    とりあえず30日間ピンズラー方式で中国語を勉強してみた: 極東ブログ
    resuscitate
    resuscitate 2014/03/26
    『発音がまず思いがけず難関』 発音こそが最も難関ではないかと思う今日この頃。
  • 腹筋トレーニングでなぜシットアップとクランチがいけないのか: 極東ブログ

    Ooops! 前回の記事で、腹筋のトレーニングでシットアップとクランチはもう標準的じゃないよっていう余談をつい書いてしまったら、なぜだよ、仄めかさないで教えろよ、みたいな声が、あった。でも、あえて書くまでもないじゃん。そんな情報、あちこち落ちているじゃん。ネーバーまとめとかにもあるんじゃないの。 うーむ。どうかな。ちょっと書いておきますね。腹筋トレーニングでなぜシットアップとクランチがいけないのか。それと、どうすりゃいいのか。 そうはいっても、僕みたいな、筋トレ初心者が書いてもなんなので、2009年のNewsWeekにあった関連の話題を簡単に紹介するってことで、ここはひとつ。オリジナルは"Stop Doing Sit-Ups: Why Crunches Don't Work"(参照)。以下、意図は汲みつつも適当な話に作り直しているので、正確にはどうなんだよというのが気になったら、英語のほう

  • 極東ブログ

    中公新書の新刊とされている『ケマル・アタチュルク』の表紙を見たとき、ほんの数秒だが、私にはちょっとした混乱があった。「あれ?改版したのかな」と勘違いしたのである。「ケマル・アタチュルク」という表題のインパクトが強く、その上部に記されている著者の小笠原弘幸氏の名前にふとした失念があった。が、すぐに、「ああ、『オスマン帝国』の小笠原さんか」と思い出しつつ、書を開いた。 冒頭、「トルコ共和国の首都、アンカラ。その丘のひとつに建立された、巨大な廟がある。」と読むや、私も見た、壮大なアタチュルク廟の思い出が蘇った。 書を見たときの、この、自分の、わずかだが、混乱の理由は、「すでに中公新書には大島直政氏の『ケマル・パシャ伝』があるではないか?」と連想したからである。勘違いである。それは新潮選書であり、大島直政氏の中公新書の書籍は『遠くて近い国 トルコ』である。この新書は1968年の刊と古く、先の新

  • [書評]だから女はめんどくさい(安彦麻理絵): 極東ブログ

    仕事とアタシ、どっちが大切?」と問われたことがあるだろうか。男性諸君。私は、この言葉どおりではないけど、すっげー、昔、似たような問いになんどか立ちすくんだことがある。以来、この問いにどう答えたらいいのかということに関心を持ち続け、書、てか漫画集「だから女はめんどくさい(安彦麻理絵)」(参照)に答えが書いてあるというので、それだけでポチっと買いましたよ。なるほど。答えが書いてあった。 答えは、というと、いやネタバレになるの知ってて書きますよ。その前に。 「オマエに決まっているだろ」ブー。 「仕事もオマエもどっちも大切なんだよ」ブー。 では、正解。 「さびしかったんだね、ゴメン」。 なんじゃそれ。 そんなの解答なのか? とか疑問に思っている時点で、この難問が解けなかったということを私は理解しましたよ。だめだわ、俺というか。 あれだなと思った。ある禅の修行の話を思い出した。 老師が修行僧に問

    resuscitate
    resuscitate 2012/07/15
    『ついでにいうと、男女と限らず、そういう、ずたずた過程を経ない人がネットで意地とかプライドを発揮しちゃうんじゃないか』
  • 音引きと促音をやめるとジャパニーズ・イングリッシュ臭さが抜ける: 極東ブログ

    昨日のついで英語の発音の話。このネタ、他所で見かけたことがないので、ちょっと書いておこう。どういうことかというと、音引きと促音をやめるとジャパニーズ・イングリッシュ臭さが抜ける、という話。何、それ? 皆さんご存じだと思うけど、確認から。音引きというのは、伸ばし音。長音ともいう。たとえば、「おばーさん」の「ー」が音引き。そして、促音というのは、詰まる音。例えば、「がっかり」の「っ」のところ。 これがどうして英語の発音に関係するのか。関係するんですよ。簡単にいうと、英語には長音も促音もないのに、日人が英語で発音するとこれ無意識に入れちゃいがち。ちょっくら説明しみよう。 英語に長音はない 車(car)は「カー」。The internetは「インターネット」。印刷機(printer)は「プリンター」。少女(girl)は「ガール」。「スポーツ」(sports)。というように、英語をカタカナで表現す

  • 3分間でLとRの発音をテケトーにマスターする: 極東ブログ

    たまたま、はてなブックマークで「はてなブックマーク - 3分でLとRの発音を完璧にマスターできる5つの音声トレーニング | わいわい英会話」(参照)というのを見た。私が見たときは400くらいブックマークがついていた。人気が高いと言えるのではないかと思う。ネットとかで英語を学びたい人は多いのだろう。その程度の印象でいつもならこうした話題は通り過ぎて、元記事を開くことはないが、タイトルの「LとRの発音を完璧にマスター」を見てつい、そうだなあ、あれは意外に難しいんだよなと思ったので、どう教えているのか元ネタ(参照)を開いてみた。ざっと目を通して、え?と思った。 簡単にいうと、ダークエル(dark L)の解説がなかった。このサイトの他の部分で説明されているのかもしれないが、英語のエル(L)の発音を学ぶときには、ライトエル(light L)とダークエル(dark L)を区別したほうがいい。いや、非英

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