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■カラーポジから目伸ばし B全判というのは728×1030mmというたいへん大きなサイズです。こうしたサイズでデジタルデータを作るすると、今のDTPの環境ではたいへん荷が重いといえます。 たとえばIllustratorやQuarkXPressでレイアウトしたもので、画像が大きくない場合はデータを作れないことはありません。それでもB全サイズで出力できる出力機はそれほど多くはありません。ましてや、全面画像だと考えたら、350ppiでCMYKの画像を作ると何と544MBにもなってしまいます。いかにメモリをたくさん積んだところで、これだけの容量の画像をPhotoshopで加工したりするのは現実的ではありません。 となるとB全の原寸でデータを作らないで、フィルムを出力する方法が必要です。つまり画像データは小さく作って、フィルムになるまでの工程のどこかで画像を引き伸ばすのです。方法としては、ひとつは画
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