シグマは2月1日、一眼レフデジタルカメラ用のイメージセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「DP1」を今春発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭想定価格は9万9800円。2006年9月の「Photokina」で注目を集めてから一年半越しの発売となる。 同社のデジタル一眼レフカメラ「SD14」にも採用されている大型CMOSセンサー「FOVEON X3ダイレクトイメージセンサー」をコンパクトなボディに詰め込んだ。FOVEONは、シリコンの異なる深さに配置された3つの層がそれぞれ青(B)、緑(G)、赤(R)の光を取り込む仕組みで、ファンの間では銀塩写真に一番近い画質を再現できるとされている。センサーサイズは20.7(幅)×13.8(高さ)ミリと一般的なコンパクトデジカメの7~12倍だ。 レンズは、35mm判換算で28mmとなる16.6mm/F4の広角単焦点レンズ。一眼レフの交換レ