味の素の「クノール ふんわりたまごスープ」が2月末の製品リニューアル後、好調を維持している。3~6月の実績で、たまごスープに「ほうれん草とベーコンのスープ」を合わせたシリーズ合計の販売食数が、前年同期実績(約850万食)の約110%を記録。5食入りのパッケージで100円以上も安い同種のプライベートブランドの攻勢で苦戦が続いていたが、原料のたまごに“とれてから3日以内”のものだけを使用するなど、食材へのこだわりが消費者を動かしたようだ。加えて、味の素ではリニューアルを機に「スープ飯」をキーワードに主にネット上で販促活動を実施。こちらも好評で売り上げアップに貢献したという。 内食指向でご飯を炊く頻度は増加 必要なのは余ったご飯の活用法だった! 味の素では、たまごスープの販促にスープ飯を活用する。クックパッドで開催したコンテスト(次ページ参照)では、さまざまスープ飯のレシピが寄せられた(画像クリ