日経ITproの記事『日本人は「決める」のが苦手?』で、佐藤 治夫さんがインドのソフトウェア開発会社の経営者と話し合ったときのことを書かれています。 日本企業のユーザーでは、いったん定義した要件がひっくり返ったり要件が決まらないことがあまりにも多いので、このインドのソフトウェア開発会社経営者は、日本の仕事はやめたそうです。 単価が最も高い日本企業の仕事をやめる理由は、「要件が途中で何度も変更・追加されて、結局は一番儲からないからだ」 佐藤さんは、 決めなければならないことを決めずに先延ばしすると状況が悪化するという点でも、(日本の)システム開発と政治は似ています。 とおっしゃっています。その対策は、 1.論点を明確にする 2.捨てるべきものを明確にする ことである、とした上で、 ユーザーに対して過剰な遠慮をせず、論点と捨てるべきものを明確にして、言うべきことをずばり言えるようにならなければ
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