完全予約制で予約が取れないと有名なレストラン「スガラボ」を、代表シェフ須賀洋介氏の右腕としてオープン当初から支えた薬師神陸氏。新卒で辻調の教員として就職し、スガラボをゼロから作り、現在フリーランスとして活動するという、料理人としては異色の経歴の持ち主だ。なぜ彼は今レストランを飛び出したのか、これまでの経験から何を考え、どこに向かっているのか。新しい時代を引っ張るシェフの考えを聞いてみた。 高校で経営/ITに必要なスキルを学んだ後、辻調初の2年制コースに 料理の世界に入ったきっかけは? 薬師神氏: 料理好きだった祖父の影響ですね。実家は建築業兼宮大工なのですが、現場で作業が終わると、祖父が作った料理を作業場の20人くらいで鍋を囲んで食べていたことをずっと見ていました。祖父の振る舞う姿が素敵だなと思っていたので、自然と料理の道に入りました。 ご自身で料理を作り始めたのは、いつからですか? 薬師
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