2023年1月8日に、ブラジルの首都ブラジリアで連邦議会や大統領府、最高裁判所などがジャイル・ボルソナロ元大統領の支持者によって襲撃される事件が発生しました。この襲撃に際して、TwitterやFacebook、InstagramといったSNS上で襲撃に関連する情報が広く拡散していた実態が報告されています。 Twitter, Facebook, Instagram help fuel anger over Bolsanaro's defeat - The Washington Post https://www.washingtonpost.com/technology/2023/01/08/brazil-bolsanaro-twitter-facebook/ ブラジルで発生した襲撃事件は、2022年の大統領選挙で落選したボルソナロ元大統領の支持者たちによって引き起こされました。ボルソナロ元大
アジア各地で活躍し、現在はフィリピンのマニラを拠点にするジャーナリストのマリア・レッサは、権力者の腐敗や人権侵害を暴いてきたと同時に、ソーシャルメディアが嫌がらせや世論操作に使われている実態に光を当て、警告を続けている。 インターネット上の「つまらない事実よりもおもしろい嘘に注目する」という風土は、インターネットの外に広がり、民主主義を危機に陥れている。根本的な対策がなされなければ、まもなく民主主義は完全に敗北してしまう──そのような強い危機感を訴えるレッサに、英紙「ガーディアン」が取材した。これからの世界の展望と、偽情報と戦うための処方箋を聞く。 情報を汚染するソーシャルメディア 2021年、マリア・レッサはロシアの編集者ドミトリー・ムラトフとともにノーベル平和賞を受賞したが、ジャーナリストに同賞が授与されたのは1935年以来だった。1935年当時、ドイツのジャーナリスト、カール・フォン
Noahpinionより。 全世界を1つの部屋に一緒に放り込んでもうまくいかない。 BY ノア・スミス ノア・スミス @Noahpinion 15年前、インターネットは現実世界からの逃避先だった。 今や、現実世界がインターネットの逃避先になっている。 5年前、私は大学時代の友人Dayvとビールを飲みながら座っていました。Twitterをスクロールして、ドナルド・トランプの最近の暴挙に腹を立てている人たちを見て、こう言いました。「15年前、インターネットは現実世界からの逃避先だった。 今や、現実世界がインターネットの逃避先になっている。」「ツイートして!」とDayvが言ったので、私はそうしました。そのありきたりな意見は、私のツイートで最も人気を博し、その引用は今や、ウェブ上のあらゆるコンテンツミルで無限に投稿されています。 なぜ、このような面白みに欠ける観察が、こんなにも多くの人の心に響いた
CULTURE | 2023/01/03 Twitterはいよいよ限界?もう引っ越ししかない?2023年のSNSとの付き合い方を考える Photo by Shutterstock 【連載】幻想と創造の大国、アメリカ(32) 渡辺由佳里 Yukari... 渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者 兵庫県生まれ。多くの職を体験し、東京で外資系医療用装具会社勤務後、香港を経て1995年よりアメリカに移住。2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に新潮社刊)を発表。『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社)など著書多数。翻訳書には糸井重里氏監修の『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経ビジネ
作者:Max Fisher Publisher : Little, Brown and Company 刊行日:September 6, 2022 Hardcover : 400 pages ISBN-10 : 031670332X ISBN-13 : 978-0316703321 対象年齢:一般(PG15、むしろ高校生から読んでほしい本) ジャンル:ノンフィクション テーマ、キーワード:ソーシャルメディア、Facebook(Meta)、YouTube(Google)、偽ニュース、陰謀論、アルゴリズム、社会の分断、ジェノサイド 2016年の米国大統領選挙に破壊的な影響を与えたのは「fake news(偽ニュース)」だった。そして、そのfake newsを広めたのがソーシャルメディアだった。選挙の前には、Facebookを通じて読まれていた「ニュース」(カッコ
1925年 07月11日 Володимир Вернадський (Vladimir Vernadsky : ウラジーミル・ヴェルナツキイ)のソルボンヌ大学での講義を修正し、一部を収録した講義録"La Geochimie (『地球化学概論』)"が出版される。1922年から1923年にかけてソルボンヌ大学へ招聘されており、そこで地球科学に関する講義を行っていた。 1928年 ??月??日 1927年から1928年にかけて、コレージュ・ド・フランスでEdouard Le Roy(エドゥアール・ル・ロワ)が人間の進化についての講義を行う。 この講義は1922年から1923年にかけて行われたVladimir Vernadskyのソルボンヌ大学での講義に影響を受けており、この講義ではじめて"noosphere (「精神圏」)"という言葉が使われた。講義中、「精神圏」概念の共作者としてPierre
当エントリはFediverse Advent Calendar 2022第二会場の1日目の記事です。 少し前に、知識量と意思決定の質は比例しない話を書きましたが、そもそも個人が昔に比べて知識をいっぱい蓄えているという前提が間違っている気がしています。 自分は人に対してあまり個性を感じない人間なんですが、その理由が何となくみえてきました。 知識や情報は個人に属するのではなく社会に属するものだと分かったからです。 だいたいみんな、同じようなタイミング、同じような話題で同じように感想を言い合っているだけで、それは個々人の意思表明というよりかは、社会に巻き起こったイデオロギーの鳴動の一部と認識するほうがしっくりきます。 世間にあふれる知識や情報は昔に比べて格段に増えたでしょう。 しかし、個人が持つ知識量は増えたのでしょうか? 俗に言うおばあちゃんの知恵袋は、個人(おばあちゃん自身)の持つ知識と言え
p-shirokuma.hatenadiary.com シロクマ氏の記事、基本的な部分としては同意しかありません。というか、まあ同じような話は、それこそ何回もしてきたわけで。 amamako.hateblo.jp 上記の記事で述べられてる「はてな村(的などこか)」というのは、要するに上記の記事で言う「駄サイクル」で、そして多くの人にとっては、「駄サイクル」的な場所でこそ、自らのインスピレーションを滋養する場所になるというのは、至極まっとうな話だと思うわけです。 ただ、そのように思う一方で、自分個人の経験に沿って言うならば、こうも思う訳です。 「いや、はてな村ってそんなやさしい場所じゃ無かったよ」と。 そりゃまあ、シロクマ氏とか、あるいは下記のブコメで挙がってるような 帰ろう、はてな村(的などこか)へ。 - シロクマの屑籠 kanose、otsune、はしごたん、Hagex。レイプレイ事件で
2022年10月27日、米テスラ社やSpace XのCEOであるイーロン・マスク氏が、440億ドルでTwitter社を買収した。氏はこの買収を、言論の自由の推進やスパムの撃退が目的であるとしている。 イーロン・マスク政権に移ったTwitterからの「脱出」を目的として、既に多くのユーザーが分散型SNS「マストドン(Mastodon)」への移行を始め、マストドンの利用者数を報告するbotアカウントでは、1時間に500人~1000人程度の新規ユーザーの登録があったと報告されている。 だが、何の気なしにイーロン・マスクを忌避してマストドンを始めても、右も左も分からないユーザーも多いことだろう。そこで本稿ではマストドンを始めた、もしくは始めたいユーザーを対象として、マストドンに関するいくつかの留意点を記すこととする。 なお、マストドンないしFediverse(フェディバース)と呼ばれる分散型SNS
ネット交流サービス(SNS)のフェイスブック(FB)などを運営する米メタが、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領らに対する暴力的な表現を一時容認したことが物議を醸した。批判を受けてすでに撤回したが、SNSが国際世論や戦況に及ぼす影響力の大きさを改めて浮き彫りにした騒動といえる。今や国家並みの力を持つとさえ言われる巨大ITに、私たちはどう向き合うべきだろうか。 ヘイト容認に批判 まずは騒動を振り返ろう。メタが暴力や差別をあおるヘイトスピーチを制限する規約を一時変更したことが判明したのは3月上旬。ロイター通信によると、メタはFBと写真共有アプリ「インスタグラム」での「ロシアの侵略者に死を」といった暴力的な投稿を、ウクライナ国内などに限って一時容認した。 メタのニック・クレッグ社長は「軍事的侵略に対する自己防衛の表現として、言論の自由を保護する」ことが目的だと説明。一時的、例外的な措置で
コスメブランドのLUSH(ラッシュ)が、フェイスブック、インスタグラム、ティックトック、スナップチャットから撤退すると発表した/Paul Aiken/Digital First Media/Boulder Daily Camera/Getty Images ニューヨーク(CNN Business) 10代の若者の間で絶大な人気があるコスメブランドのLUSH(ラッシュ)が、26日にフェイスブック、インスタグラム、ティックトック、スナップチャットから撤退すると発表した。 22日の発表によると、ラッシュのSNSアカウントは米国の感謝祭翌日の26日に無効化する。他社はほとんどがこの日から、年末商戦に向けてSNSを使った宣伝活動を本格化させる。 ラッシュは世界で900店舗以上を展開するメーカー。ユーザーにとって安全な環境が保証されるまで、世界のSNSから身を引くと表明した。 同社は動物実験をしないオ
マーク・ザッカーバーグ氏は3月半ば、自らが最高経営責任者(CEO)を務めるフェイスブックのページで、野心的かつ個人的な目標を発表した。フェイスブックの圧倒的なリソースを活用して新型コロナウイルスのワクチンを5000万人が接種するよう働きかけることだ。 ザッカーバーグ氏は投稿およびプレスリリースの中で、ワクチン接種を促進するフェイスブックの取り組みを紹介し、世界中の保健当局との協力関係も明らかにした。また、同社は「すでに20億余りの人々を信頼できる新型コロナ情報に結びつけている」と強調した。 だがフェイスブック社内では、17年前に同氏自身がコードを書き、それを元に構築した世界規模のプラットフォームが、同氏の努力を損なう働きをしているとスタッフが警告していた。 社内の研究チームは1カ月以上にわたり、ワクチン関連の投稿(多くは事実に基づく投稿で、同社が推奨したい種類のもの)に対するコメントが、そ
Facebook had it rough last week. Leaked documents—many leaked documents—formed the backbone of a string of reports published in The Wall Street Journal. Together, the stories paint the picture of a company barely in control of its own creation. The revelations run the gamut: Facebook had created special rules for VIPs that largely exempted 5.8 million users from moderation, forced troll farm conte
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