Apple製品ユーザーには馴染みの深いネットワーク共有技術「Bonjour (ボンジュール)」だが、現在この技術を拡張して企業ネットワークで利用できるよう検討が進められているという。これは企業でiPhoneやiPadといったデバイスの利用が増えるなか、「隣のビルのプリンターで印刷したい」といったニーズに応えるためという。 この件はNetwork Worldが報じている。Bonjourはもともと「ユーザーのマニュアル設定不要で自動的にネットワーク接続と共有」を実現する「Zero Configuration」の実現を目指したもので、Apple側の働きかけもあり、Internet Engineering Task Force (IETF)での標準化も行われている。IETFで標準化された技術の正式名称は「Multiicast DNS (MDNS)」であり、「Bonjour」という名称はAppleが