(前回のエントリー: 「眠れぬ夜」 ) すこし寝不足のまま夕方になり保育園へと向かった。 カーステレオのプレイリストは「フジファブリック」のまま。 長男と次男、プールバックを車に載せた。 かかっていた曲は「桜の季節」。 「これ好き」って言って口ずさむ長男。 「これは春の曲だね。桜って知ってる?消防署の近くでピンクの花が咲いていたの覚えてる?」 「うん。おぼえてる」 「おとうさん。”なつ”のやつがいい」という長男。 次の曲へとスキップ。 「ちがう」 また次へ。 「ちがう」 なんどかスキップをした。 ”虹”が流れた。 「これ?」 「これじゃない」 ”陽炎”が流れた。 「ちーがーう。かげろうやん」 「これも(たぶん)夏じゃないの。。」 『若者のすべて』が流れる。 「そうそう!これ!」 そっと歌う長男(4歳)。 真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた それでもいまだに街は 落ち着かない