気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 片方向ではなくて双方向、マス広告による大量生産、大量販売ではなくて口コミを生かした伝播型マーケティング。素人なりに今をときめく「Web2.0」の特徴を述べるなら、上記の2点は欠かせないのではなかろうか。 今をさかのぼること40年、1966年に早くもWeb2.0と同じ発想を抱いていた先達がいる。ソニーの創業者にしてマーケティングの天才でもあった盛田昭夫氏。盛田氏こそ、インターネットなき時代に「2.0型マーケティング」の構想を心に抱き、実行に移したパイオニアなのである。 資本金に匹敵する32億円の大型投資 言うまでもなく、1966年にはインターネットはおろか、固定電話すら家庭には普及していなかった。学校で配られる生徒名簿の電話番号欄に(呼び出し)
![1966年に「Web2.0」を先取りしていた盛田昭夫氏:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)