<くらしナビ・ライフスタイル> 働きやすさとは、いったい何だろう。 ITシステム開発会社「ユーワークス」(東京都文京区)の取材で個別にインタビューした男女4人の社員に、同じ問いを投げかけてみた。 「社員の誰もが無理をせず、仕事も家庭も『お互いさま』でいられたら」=2004年入社・林加奈子さん(38) 「体調不良の時は自宅で作業するとか、自分の都合をある程度、好きに調整できるのがいい」=12年入社・新井佑介さん(34)
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名古屋城天守閣の石垣周りには調査のための足場が組まれている=名古屋市中区で2018年8月7日、三上剛輝撮影 名古屋城天守閣の木造復元事業は、名古屋市の掲げたスケジュールが再三遅れる事態に陥っている。背景には、予想された課題の解決を後回しにし、完成を急ぐ河村たかし市長の強い意向で設定した「工期ありき」の姿勢がある。河村市長は2022年末の完成予定を「死守する」と強弁するが、具体的な根拠は示せず、市役所内部には「見直しは必至」(幹部)との見方が強い。今月予定していた手続きの一つも断念し、不透明さは増すばかりだ。【三上剛輝】 「石垣の劣化部分をどうするか、結論に至らなかった」。今月15日の定例記者会見で、河村市長は天守閣復元の前提条件となる文化庁への工事許可申請を先送りする考えを明らかにした。
山形市で9月16日に開かれる秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」に向けて製作中の巨大鍋「三代目鍋太郎」(直径6.5メートル)の完成が、間近に迫ってきた。今月下旬に完成予定で、大きさ「日本一」を奪還することになる。【深尾昭寛】 1992年から活躍した「二代目」(同6メートル)は昨年で引退。2001年には岐阜県高山市の鍋(同6.1メートル)に日本一を奪われていた。 新たな「顔」製作の総事業費は約5200万円。地元の鋳造、溶接業者らが製作を担い、今年4月から各パーツを溶接して巨大な鍋を作ってきた。8月9日には山形市富神台の建築製作金物会社「ナガセ」で、鍋の外側に「日本一の芋煮会」の銘板などが取り付けられた。同社の村井一成工場長(58)は「何とかここまでたどり着いた。自分の子どもを社会に送り出すような気持ち」と笑顔を見せた。
気象庁富士山測候所の職員が68年間つづった40冊以上の「カンテラ日誌」が所在不明になっていた問題で、同測候所を管轄した東京管区気象台は毎日新聞の取材に、昨年11月以降に「文書整理の一環」で廃棄していたことを明らかにした。気象観測のほか、眼下の空襲など太平洋戦争も記録した貴重な資料が失われた。閲覧したことがある気象専門家らは「職員が見たまま感じたままを率直に記した第一級の歴史資料だった。機械的に捨てるなんて」と批判している。 同気象台総務課によると、日誌は昨年11月までは倉庫にあったが、他の行政文書と一緒に溶解処分したという。取材に対し同課担当者は「毎日の出来事や感想を個人的に書き留めたもの。職務ではなく、行政文書に当たらない。庁舎内のスペースは有限で、必要ないものを無尽蔵に保管できない」と説明した。
日本大応援リーダー部(競技チアリーディング)の女性監督が女子部員にパワハラをしたと、学内の人権救済機関に認定された。関係者への取材で判明した。部員は精神的に追い詰められて適応障害と診断された。運動部を統括し、アメリカンフットボール部の内田正人前監督が事務局長だった保健体育審議会(保体審)に解決を求めたが対応しなかったという。日大のパワハラ体質とガバナンス(組織統治)の欠如が再び露呈した。【川上珠実、銭場裕司】 監督は2011年ごろまで同部選手だったOGで15年度に就任した。女子部員らによると2月5日、全部員の前でこの部員を名指しし「大雪の日に事務員に頼んで練習をなくそうとした」と事実でないことで叱責した。
京都市東山区の三十三間堂で、国宝の風神・雷神像と観音二十八部衆像の配置が1934年以来84年ぶりに改められた。後白河上皇のため平安末期に創建された当時の姿を再現したという。風神と雷神は左右が入れ替わり、二十八部衆像も13体が改名され、配置順も変わる「平成の大再編」となった。 三十三間堂を管理する妙法院門跡が31日に発表。従来は1934年の修理以降の配置だったが、創建時とは異なっていたことが分かったため、鎌倉期の絵像などを基に識者から意見を聞き、創建時の姿に近づけたという。 従来は参拝順路の先頭にあった雷神像は、最後尾の風神像と位置を交代。方角に色がある古来の五行説に基づくと、体が緑色の風神像は東側にあるとされる。堂内の中央にある千手観音坐像が本来南向きになっているとされ、坐像から見て左手に風神像が来るという。
落下事故を受け、集まった報道陣や市議などで騒然とする普天間第二小学校=沖縄県宜野湾市で2017年12月13日午前11時41分、佐藤敬一撮影 沖縄県宜野湾市の市立普天間第二小の校庭に13日、米軍機から窓枠が落下した。同市では今月7日にも米軍機の部品とみられる円筒状の物体が緑ケ丘保育園に落下したばかり。相次ぐ落下事故は米軍基地と隣り合わせの生活の危険性を改めて示し、学校関係者らは怒りと不安の声を上げた。 5年と4年の児童2人を同小に通わせている呉屋達巳さん(42)は一報を受けて学校に駆けつけた。「震えが止まらず、ドキドキしている。学校には規制線が張られて立ち入れない。これから体育館で緊急集会があるようだが、まだ詳しいことは分からない。先日も保育園に部品が落ちたばかり。許せない」と怒りをあらわにした。 3年と6年の子供2人が通う会社員男性(39)は「いつか起きると思っていたが、とうとう起きてしま
大阪市の学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長が開校を目指していた小学校「瑞穂の国記念小学院」に、広告塔として利用された保守系文化人が多数いる。疑惑が噴出するいま、何を思うのか。【川崎桂吾、遠藤拓】 来月開校の予定だった小学校のパンフレットに「森友学園にお越しいただいた方々」として、各界著名人の写真が20人分掲載されている。安倍晋三首相夫人の昭恵氏や口利き疑惑がもたれる鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相などが学園の沿革を囲み、開校を喜ぶ応援団のような印象だ。毎日新聞はパンフレットに顔写真が載ったり、系列の幼稚園での講演を引き受けたりした人たちに書面や電話で取材を試みた。 昭恵氏は疑惑報道以降、手のひらを返すように距離を置いている。教育勅語を唱和させる系列の塚本幼稚園(大阪市淀川区)で2015年9月に講演し、自身のフェイスブックで「園児達は大変お行儀が良く元気」と称賛。小学校では名誉校長に就く予
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