コンテナ船「エバーギブン」。スエズ運河の一部を形成するグレートビター湖で。マクサー・テクノロジーズ提供(2021年4月12日撮影)。(c)AFP PHOTO / SATELLITE IMAGE ©2021 MAXAR TECHNOLOGIES 【4月14日 AFP】(写真追加)エジプトのスエズ運河(Suez Canal)で3月に座礁し、約1週間にわたって世界の貿易を混乱させた巨大コンテナ船「エバーギブン(Ever Given)」が裁判所命令によって差し押さえられた。運河当局が13日、発表した。 スエズ運河庁(SCA)のオサマ・ラビ(Osama Rabie)長官は政府系日刊紙アルアハラム(Al-Ahram)に、9億ドル(約980億円)の賠償金が支払われないため、エバーギブンを差し押さえたと語った。 日本の正栄汽船(Shoei Kisen)が所有し、台湾の海運会社が運航するエバーギブンは、3月