日本の学生の学力は世界に比べて下がっている――。インターンシップをいちはやく導入し、東大をはじめとする日本の大学だけでなく、インド工科大、中国の清華大といったアジアの一流校の学生が「ファーストキャリア」の場所として選ぶ人工知能(AI)ソフトウエア開発のワークスアプリケーションズ(東京・港)。牧野正幸最高経営責任者(CEO)は創業当時から「採用は大きなミッションだ」と考え、力を入れてきたという。海外の優秀な学生を採用してきた牧野氏が「人」に対する思い、日本を担う人材の育成法について、連載で語る。 今の日本に必要なのは「考える力」「日本の学生のレベルが下がっている」――。はたして本当でしょうか。いつから学生のレベルは下がったのでしょうか。私は1963年生まれですが、少なくとも私の時代と比べて、下がってはいないと思います。問題は、日本を取り巻く環境が変わり、必要とされる能力が変わってきていること
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