昭和30年代の“講談社の絵本”を、よく見かけるようになりました。 懐かしみを感じる人が多く需要が広がってきたのか、かなりの高値がついてます。 「ぶんぶくちゃがま」というと、この絵を思い出すし、私の「ちびくろさんぼ」は、この子です。 これらの本を見ると、今でもその当時の風景が思い出されるから不思議です。 古書の価値は、究極の個人的価値観の相違。 なので私が《講談社の絵本が高い》と決めつけるのは違いますわね。 私だって、高い値段でも買うことあります。 でも、何故か古い絵本や人形を買う気になりません。 自分が使った絵本や人形には、傷や破れと共に自身の思い出が詰まっていますが、 市場の古い絵本や人形は別物だからです。 引越しが多い家だったので、その都度、物が整理されていき。。。 講談社の絵本は、当時刊行された殆ど持っていたのに、16歳の引越しで全て失いました。 引越しの10日前、母から「持っていく