結論から言うと、経験は買える。 適切なタイミングで適切な本と出会うことで、しなくてもいい経験や、身につけておくべき知恵を”買う”ことができる。今「おっさん」である私から、20年前の「若者」だった私に、いい仕事をする上で読んで欲しい本を選んだ。 20年前は、炎上プロジェクトに飛び降りて、鎮火しつつ撤退する「しんがり」役を仰せつかっていた。負けることは決まっているが、死なないように生きることばかり考えていた。将来に漠然とした不安を感じていたものの、とにかく目の前の障壁をクリアすることが先決だと思っていた。 今はかなり違う。 身をもって得た経験や教訓はあるが、代償は大きく、もっと効率よく結果につなげることができたはず。この「効率」とは要するに時間だ。莫大な時を費やして手に入れた経験は確かに得難いが、そんなことをしなくても積むことはできた。どうすれば可能か、今なら分かる。 それは本を読むことだ。本
『DO IT NOW いいから、今すぐやりなさい』(エドウィン・ブリス著、弓場 隆訳、ダイヤモンド社)の著者は、アメリカの元経営コンサルタント。それ以前にも新聞記者、編集者、上院議員秘書、ロビイストを経験してきた人物であり、「先延ばし癖」と「時間管理」に関するセミナーを全米各地で開催してきたのだそうです。 本書は、私がセミナーやカウンセリングでさまざまな質問に答えてきた経験をもとに、「先延ばし」について対話形式で進めていく。鋭い質問の連続だったが、手際よく答えられたと自負している。(「はじめに」より) 読者が日ごろ抱いている疑問を想定して書かれたというだけあって、先延ばしの克服に役立つアドバイスが多数収録されている点が最大の特徴です。そんな本書のなかから、きょうは第3章「すぐやる人は『失敗』を恐れない」に焦点を当ててみましょう。 前向きに失敗する── 先延ばしの原因になる感情はありますか?
ペンケースパンパン。 膨れたペンケースを、もっとスリムにしたい。ジェットストリームを取り出したいのに、付箋が行く手を阻むから。 セロテープが邪魔をして、バラバラになった付箋が散乱する。そしてその瞬間決意する、快適生活に向けた文房具の断捨離。 そんな時に活躍する、マスキングテープ活用術。様々な文房具のお仕事を一つでこなす、文房具界のスーパーエリートだ。 一つあればテープも付箋も蛍光ペンも、一気に仕事が激減する。あらゆるシーンで活躍する、文房具の断捨離に欠かせない逸品だ。 この記事をお読みいただくと 仕事・勉強におけるマスキングテープの活用術が分かる 様々な文房具を減らし、ペンケースのダイエットができる 仕事や勉強が、もっと楽しくなる 良かったら、ご覧いただけますでしょうか!この記事が、皆様の快適なデスクワークのお役に立てれば幸いです(*‘∀‘) 仕事・勉強で役立つマスキングテープ活用術 マス
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』(小林昌平著、文響社)の冒頭で、著者はひとつの指摘をしています。紀元前に生きた人も、現代人と同じようなことを望み、同じようなことで悩んでいたのだと。いわば人間は、いつの時代も同じ悩みのまわりを回り続けているのだということなのかもしれません。 人類が3000年も前からいまと同じような悩みを抱えていたのだとしたら、それは同じだけの長い年月をかけ、数多くの賢人がそれらを克服しようと考えてきたということでもあるはず。そして、そのなかでも真剣に悩みと格闘し、もがき苦しんで答えを出そうとしてきたのが、哲学者や思想家と呼ばれる、思考そのものを生業とする人たち。 紀元前528年、釈迦はこの世が生老病死の苦しみの世界であることに悩み、王子という恵まれた家庭環境を捨てて出家、やがて菩提樹の下で悟りを開きます。弟子の女性が幼い息子の死に半狂乱するのを見て、「愛する家
自宅のワークスペースで、より快適に作業するコツを追求しました。文房具と電子機器、そしてインテリアまで、達人たちのとっておきをご紹介。ああ、会社に行かずにずっとここで仕事したい! 自宅のワークスペースを快適化するアイテム7 働き方がますます多様になり、家で仕事をする機会を持つ人は増えている。快適なワークスペースとこだわりの仕事道具があれば、いつも以上に仕事がはかどるはず。 まずはインテリア。イケアをはじめ、手頃な家具を取り入れる空間づくりが得意なインテリアコーディネーターの山口恵実さんが、自身のホームオフィスを手本におすすめアイテムを紹介してくれた。 「私はリビングの一角を活用しています。落ち着いて作業するため、机はインテリアになじむものを選ぶのがコツ。壁と同系色にすれば圧迫感がなくなります。くつろぎの場と共有するなら、仕事場が目立たないようにしたいですね」 椅子はわざわざ仕事用として買うの
拡張機能を使わずに、Chromeでスクロールするページ全体のスクリーンショットを撮る方法を紹介します。 例えばプレゼン資料を作っているときに、PCサイトでページ全体のスクリーンショットが必要なことがあります。 また、モバイルサイトでページ全体のキャプチャが必要なこともありますよね。 そんな時には、Chromeに標準で搭載されている機能を使えば、拡張機能を使わずに、ページ全体のスクリーンショットを撮ることが可能です。 PCサイトでページ全体のスクリーンショットを撮る方法 PCサイトでページ全体のスクリーンショットを撮る方法についてです。 次の手順で行ってください。 デベロッパーツールを立ち上げる 詳細機能を呼び出す 「capture」もしくは「full」と入力し、「Capture full size screenshot」を選択 ページ全体のスクリーンショットがダウンロードされる 1. デベ
物事の生産性を高め、作業を効率よく行う方法が “ライフハック” と呼ばれるようになってから久しい。世の中、いろんな種類のライフハックがあるが、今回は「濡れた本を元に戻す」ものを紹介したい。 雨に濡れて本がブヨブヨ……お風呂で読書をしていてウッカリ水没……など、きっと誰しも一度は経験したことがあるのではないだろうか。しかし、動画「Wet Book Rescue」によれば、本は一度濡れてもキレイな状態に戻るらしい。 ・濡れた本を元に戻すライフハック 濡れてしまった本を元に戻すライフハックを紹介したのは、米ニューヨーク州にあるシラキュース大学の図書館だ。動画を確認すると、古い本の保存&保護の一環として実践されている方法を解説してくれる。 ・少し手間はかかるが効果はお墨つき!? まず用意されたのは紙ナプキン。そして目からウロコのライフハックを順番にまとめたものが以下になる。 1.濡れた本の表紙&裏
これからは個人の時代と言われて久しい。問われるのは、会社の看板などの所属ではなく、自分自身のブランドだと。 そんな中、会社員でありながら、強い影響力で大衆を熱狂させている人物がいる。それが、幻冬舎の編集者・箕輪厚介さんだ。堀江貴文さんの『多動力』、田端信太郎さんの『ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言』などヒット作を連発。その傍ら、自身が運営するオンラインサロン・箕輪編集室は会員数1300人を超えるなど、箕輪さんの活躍の場は従来の「編集者」の枠組みを超え、全方位的に拡大している。 このインタビューは、新世代の編集者が贈る、「個の時代」を20’sがサバイブするためのメッセージだ。 幻冬舎・編集者 箕輪厚介(みのわ・こうすけ) 1985年生まれ。東京都出身。2010年双葉社に入社。ファッション雑誌の広告営業として4年間、タイアップや商品開発、イベントなどを企画運営。『ネオヒルズジャパン』与沢
by Solomon Hsu 世界経済について協議する国際機関経済協力開発機構(OECD)が公開している統計情報から、世界各国の「労働者1人あたりの平均年間労働時間」が明らかになっています。 Average annual hours actually worked per worker https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=ANHRS# OECDによる統計情報は以下のように表示されており、「労働者1人あたりの平均年間労働時間」は2000年から最新の2017年分まで18年分記録されています。38カ国ぶんのデータが国名順で並んでおり、表に記されている数字が「労働者1人あたりの平均年間労働時間」です。 このままだと目当ての国ごとに労働時間をチェックしていくことは可能ですが、「どの国の労働時間が長いのか?」などはわかりづらいところ。そんな時は「
特定のチェーン店の店舗がどこにあるのかは公式サイトを見ればわかることが多いですが、「特定ジャンルのお店がどこにあるのか」というのは意外と調べるのが面倒なもの。そんな中で、電子工作に欠かせない部品を扱ったお店が日本全国のどこにあるのかをGoogleマップ上に示した「日本全国電子部品店マップ」が作られました。 日本全国電子部品店マップ http://yukukawano.html.xdomain.jp/parts-map/index-map.html 日本全国の電子部品店マップを作成しました - チカラの技術 http://power-of-tech.hatenablog.com/entry/2018/07/06/191816 マップを制作したのはヌル夫(はてなID:powerOfTech)さんで、制作理由は「欲しかったから」だとのこと。 秋葉原駅周辺だとこんな感じ ピンをクリックすると、それ
Googleで培われたシステム管理とサービス運用の方法論である「サイトリライアビリティエンジニアリング(SRE)」のノウハウをまとめた本が「Site Reliability Engineering」です。英語版の内容が無料で公開されているほか、オライリーから発刊予定のSREに関する書籍「The Site Reliability Workbook」も、2018年8月23日までの期間限定で公開されています。 Google - Site Reliability Engineering https://landing.google.com/sre/book.html Site Reliability Engineeringを読むには上記のサイトにアクセスし、「READ ONLINE FOR FREE」をクリック。 目次が表示されるので、まずは序文から読んでみます。「Foreword」をクリック。
AppleのAI開発のトップや技術担当の代表補佐(VP)、Googleの音声認識のトップ、Twitterの最高技術責任者(CTO)など、現代においてかなり影響力が高い名だたる企業の重鎮たちが1990年代初めに働いていた「General Magic」は、現代まで影響力を及ばせつつも2002年に業績不振で破産し、「最も重要な失敗した起業」と称されドキュメンタリー映画も制作されています。そんなGeneral Magicの経験を教訓とし、デザイナーや技術者、起業家に向けた7つのアドバイスとしてまとめたものを、アメリカのビジネス誌Fast Companyが紹介しています。 7 design lessons from Silicon Valley’s most important failure https://www.fastcompany.com/90208070/7-design-lessons
RPA(Robotic Process Automation)とは何かという基本的なことから、導入するためのノウハウまでを解説する連載。今回は、ロボットファイル開発とシステム開発について解説します。 RPA(Robotic Process Automation)とは何かという基本的なことから、導入するためのノウハウまでを解説する本連載「RPA導入ガイド」。前回まで、「全体計画」「机上検証」「PoC」「評価・修正」「導入・構築」の5つの導入プロセスに基づいて解説を進めてきました。 連載第9回となる今回は、最終のプロセスである「導入・構築」の根幹であるロボットファイル開発とシステム開発について解説します。 読者の皆さんは、既に本連載を通じて、RPAの導入に関する知見を十分に持てたかと思います。今回は少し細かくなりますが、ロボットファイルの開発を理解できるように、具体的かつ実践的な内容を見ていき
メンテナンス性や実行時間を改善――複数のExcelデータを1箇所に集約するマクロの別解とは:働く価値を上げる“VBA/GAS”術(9)(1/3 ページ) 同じ要件を満たすプログラムでも、その書き方はさまざまです。今回は、過去に作成した「バラバラのデータを1箇所に集約する」マクロを、メンテナンスの効率やプログラムの実行時間を改善した形に修正します。 Excel VBAとGAS 業務で発生するちょっとした面倒くさい業務。特定の操作を繰り返すだけなので、今のままでもいいけど、楽になったらいいなと思うこともあるのではないでしょうか。例えば業務を自動化すると時間が空くため、他の業務に時間を充てたり、残業時間を減らしたりできるかもしれません。 本連載「働く価値を上げる“VBA/GAS術”」では、業務を効率化する手段として「Microsoft Excel」(マイクロソフトエクセル)で使える「VBA」(V
Chromebookに切り替えた理由について横山氏は、キーボードが使えることと、端末やアカウントが管理しやすいことを挙げた。Windowsにしなかった理由については、関東第一高等学校と同じくiPadからChromebookに乗り換えたことを明かした安藤氏が「起動に時間がかかること」「45分という時間制限のある授業中にWindowsアップデートが走ると無線LANのセッションを占拠して何もできなくなること」を挙げ、横山氏も同意していた。 情報科教員が圧倒的に不足、現場の悲鳴も ディスカッションでは、4つのテーマが掲げられた。 1つ目は、高校の情報科教育の現状だ。 安藤氏は、「他校から情報科教員はいないかと聞かれるほど教員不足で、他教員が2週間の研修で情報科の臨時免許状を取得し教えているのが現状。過去には英語や数学の教科の中で“やった”ことにして卒業させる高校があり、文部科学省の調査、指導が入っ
ストレスは心に大きな影響を与え、ときには病気を引き起こすことは周知の事実となってきています。また、病気とまで言わなくても、ストレスにより心の健康が保てていない状態は、仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えます。落ち込んだり、イライラしたりといった感情に振り回されて、集中できない、やる気が出ないという経験のある方は多いでしょう。 実際、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者は60.9%にのぼり(2012年「労働者健康状況調査」厚生労働省)、仕事のストレスによる「精神障害の労災認定者」は増加傾向にあります(2011年「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」、2016年「過労死等の労災補償状況」厚生労働省)。 このような背景により、2015年以降、50人以上の労働者がいる企業にはストレスチェックが義務化されています。ビジネスパーソンの心や体の健康を守るためには、ストレス
『武器になる哲学』の著者で、哲学科出身の外資系コンサルタントという異色の経歴を持つ山口周さん。ビジネスパーソンにとって哲学を学ぶことは、仕事における「悪」とどう向き合うかを考えるときにも、大きな示唆があるといいます。 ■二度と悲劇を起こさないために 筆者が、ビジネスパーソンが哲学を学ぶべきと考える理由はいくつかありますが、なかでも重要だと感じるのが「二度と悲劇を起こさないために」というものです。 残念ながら、私たちの過去の歴史は、これほどまでに人間は邪悪になれるのだろうか、という悲劇によって真っ赤に血塗られています。そして、過去の多くの哲学者は、同時代の悲劇を目にするたびに、私たち人間の愚かさを告発し、そのような悲劇が二度と繰り返されないために、どうそれを克服するべきかを考え、話し、書いてきました。 一般的な実務に携わっているビジネスパーソンは、それらに耳を傾ける必要があります。なぜなら、
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