愛知県豊川市の会社員岩瀬一美さん(58)方で家族5人が刺され、一美さんら2人が死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された長男の高之容疑者(30)が動機と語った、家族によるインターネットの接続解除は事件前日の16日だったことがわかった。同容疑者の弟である次男(24)が17日、朝日新聞の取材に答えた。同容疑者はネットの通信販売などで200万円以上を使っており、警察などの助言でネットの契約を解除したという。 次男は事件発生当時、仕事で外出していて無事だった。次男によると、同容疑者には、買い物160万円とキャッシング(借金)70万円のクレジットカードの利用額があったほか、父親の一美さんの給料を自ら管理するなど、家族間に金銭トラブルがあったという。 同容疑者がネットを通じて買い物をするようになったのは2、3年前から。父親名義のカードを使い、写真集やTシャツなど衣類を購入していた。しかし、届いても中