中学生の長男に熱したフォークを押し当ててやけどを負わせたなどとして、熊本県警は7日、熊本市内に住む無職の母親(40)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。調べに対し、「しつけでやった」と説明しているという。 熊本南署によると、母親は3月24日〜4月15日、長男(13)の鼻を殴って骨を折ったり、熱した金属製フォークを腰や尻などに押し当てたりして、約3カ月の重傷を負わせた疑いがある。 母親は長男と2人暮らし。長男はマスクをして鼻の骨折を隠していたが、学校で昼食のためマスクを外した際に教師らがけがに気づき、4月16日に児童相談所に通報したという。