高松市香川町の民家で9日午後4時半頃、飼われているマルチーズとヨークシャーテリアの雑種の雄(8か月、体長約40センチ)が門柱と庭石(直径約60センチ)のすき間約15センチに首を突っ込み、抜け出せなくなった。 飼い主の女性が119番し、高松南消防署香川分署員3人が出動。門の扉を外して準備を整えると、バールで石を動かし、周囲の土を掘り起こすなどして25分ほどで救出に成功した。 “自由の身”となり、勢いよく庭を走り回る愛犬を見つめ、女性は「死んでしまうのではと不安だった。元気いっぱいなのはいいのだが、もう少し落ち着きを持ってくれたら……」と気をもんでいる。