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読書に関するrodoriのブックマーク (134)

  • Reading

    【書名】雑誌と読者の近代 【著者】永嶺重敏 【刊行】1997年7月16日刊行|2004年2月10日オンデマンド版復刻 【出版】日エディタースクール出版部 【頁数】x+281 pp. 【定価】3,200円(体価格) 【ISBN】4-88888-803-5 【書評】※Copyright 2005 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 読者側からみた「読む文化」の変遷をたどる 明治時代はじめの日における「読者公衆の形成」と「読書空間の成立」について,主として雑誌の読者調査結果の資料を通じて分析した.すでに読んだ最新刊・永嶺重敏『〈読書国民〉の誕生:明治30年代の活字メディアと読書文化』の先駆にあたる著作.古資料の丹念な読み解きから,すでに失われた「読書習慣」と「読者文化」の復元を試みる.書物とその内容そのものではなく,それを読む読者の側に視点を当

    rodori
    rodori 2014/09/29
    読者側から見た「読む文化」。
  • ニュースの誕生

    声は明治の文化の中に広く浸透していた。、雑誌、新聞などの文字媒体、錦絵、新聞錦絵などのビジュアルな媒体、浄瑠璃や歌舞伎などの身体の芸能、路上の演歌師や広告宣伝など様々な媒体に声は深く関連していた。 しかも、これらの媒体同士も繋がっており、名文句のもじりや流行唄のかえ唄が縦横無人に飛び交っていた。この複雑な関係をここにすべて解きあかすことは不可能であるが、書かれたものと声の関係と、路上の演歌師の声を通して、その一端をかいま見ることにする。 書かれたものの音読 小泉八雲の短編「門つけ」(『心』一八九六年)は、「三味線をかかえて、七、八つの小さな男の子をつれた女が、わたくしの家へ唄を歌いにやってきた」ところから始まる。女の妙技に感嘆した小泉八雲は、挿し絵が入っている小唄のを一冊買い求めた。編笠をつけ、ときには三味線や鼓の音に合わせ、かわら版の一節を唄いながら売る姿が、江戸時代の刷り物にも見る

    rodori
    rodori 2014/09/29
    明治の声の文化。
  • 音読から黙読へ

    総合解説 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=107043 書籍 http://pub.maruzen.co.jp/videosoft/shop/1122430. … http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/files/Readin … http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/files/Modern … 解説 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1999news/ … 「明治五年に湯島聖堂内に開設された書籍館では、雑談と音読が禁止された。開設当初からの「書籍館書冊借覧人規則」には「館内ニ於テ高声雑談不相成者無論看書中発声誦読スルヲ禁ズ」とある。そして、その後に開館したすべての図書館に音読禁止の規則は受けつがれていった。しかし、音読に

    音読から黙読へ
  • なぜ、音読は衰退していったのか?

    > そのように考えると、聴覚情報への同化が関係性の理解や状況認識と予測、抽象概念の獲得といった観念機能の発達と密接に関わっていることがうかがわれる。そして、現代人が脳を活性化させ、真っ当に観念機能を作動させようとするとき、音読や輪読のもつ効用が浮かび上がってくる。 (87702 同化における聴覚の重要性(自閉症の視覚優位から) 石野さん) ■ATMのTって? 銀行などの金融機関のATM(自動支払機)。 ATMはAutomatic(Automated) Teller Machineの略ですが、Tellerは、出納係の意味です。また、話し手という意味があります。 出納係を意味する単語が「tellする=話す人」だというのは不思議だと思いませんか? 実は、かつて、銀行でお金を受け渡しするときは、金額を言いながら(tellしながら)出納係とお客が一緒に確認していたことの名残なのだそうです。 今は、金

  • こうすれば読書感想文が書ける/今すぐ使える穴埋めシートと構成パターン

    を読まなくても読書感想文が書ける」みたいな話は(「これをコピペしろ」みたいなサイトを含めて)ネット上にいくらも転がっている。 もう少し心ある人に向けて、「ちゃんとを読んで、いくらかましな感想文が書ける」方法について書く。 なぜ読書感想文は面倒なのか? ところで読書感想文に零点はない。 提出さえすれば、どれだけめちゃくちゃな日語で書かれていてもリジェクト(突き返)されることはまずない。 落とされるとすれば、他人が書いたものをコピペ(丸写し)した時ぐらいだ。 なんとなれば、多くの読書感想文出題者は、何が読書感想文であり何がそうでないかを線引きできるような定義も持ち合わせず、したがって明確な採点基準をつくることもできず、せいぜいが大雑把な3段階評価(優・良・可)をつけるぐらいが関の山だからだ。 読書感想文は、未だに多くのところで「自由作文」的な丸投げをされている。 何のサジェスチョンもな

    こうすれば読書感想文が書ける/今すぐ使える穴埋めシートと構成パターン
    rodori
    rodori 2014/09/28
    よい読書感想文の条件。それは主体の「改心」が描かれていること。その人が読書を通じて、自らを修正し、変形を加え、それまでの自分とは別のものに変身していく過程が記録されていること。
  • 敢えて読書史と読者史に思うことの断片いくつか - みちくさのみち(旧)

    ――和田敦彦『読書歴史を問う―書物と読者の近代』読書メモ 読書歴史を問う視点 和田敦彦著『読書歴史を問う―書物と読者の近代』(2014年、笠間書院)を読んだ。 読書歴史を問う: 書物と読者の近代 作者: 和田敦彦出版社/メーカー: 笠間書院発売日: 2014/07/28メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 刊行前から楽しみにしていたで、出たらぜひとも感想をまとめておきたいと思っていた。発売後すぐに読んだのに、身辺が少し慌ただしかったためにブログの更新自体が停滞してしまったが、以下、書を通じて考えさせられたことについてまとめていきたい。 書の目次については、すでに版元が詳細なものを公開しているが、以下に掲げる全10章からなる。 第1章 読書を調べる 第2章 表現の中の読者 第3章 読書の場所の歴史学 第4章 書物と読者をつなぐもの 第5章 書物が読者に届くま

    敢えて読書史と読者史に思うことの断片いくつか - みちくさのみち(旧)
  • 読書は反社会的行為である

    を読むと、知識が増える、アタマが良くなる、カネが儲かる、廊下を走らなくなる、などと言う人があまりに多い。 読書家とはを読むことを恥ずかしいと思っていない者、と書いたことがあるが、もちろん事実とは違う。 を読むのが好きな人は、自分が「良いこと」をしてるとは思っていない。 むしろ「うしろぐらいこと」をしていると思っている。 を読むのが好きでない人は、読書が「良いこと」だと思っている。 これでは永久にを読む楽しさを知ることはないだろう。 そればかりか、読書を「良いこと」だとすすめて、周囲の人間まで嫌いにしてしまうだろう。 寺山修司は、暗いところで何か読んでいると「目が悪くなるからやめなさい」と叱られる、「当の理由」を看破している。 問題は、視力低下でも、照明の暗さでもない。 ヨーロッパ中世では、黙読していると「あいつは今、悪魔と喋ってやがる」と後ろ指を指されることがあった。 それと

    読書は反社会的行為である
  • 熟読するのはなぜ大切か?『読書の技法』佐藤優 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

    読書の技法 読書の技法 誰でも物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門 作者: 佐藤優 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2012/07/27 メディア: 単行(ソフトカバー) 購入: 10人 クリック: 361回 この商品を含むブログ (64件) を見る 佐藤優氏の読書術について書かれているです。 月平均300冊以上に目を通すという佐藤氏。 その佐藤氏の読書法が書かれています。 簡単に内容を紹介しますが、読書しっかり行いたいという人は多分読んだほうが良いですね。いろいろとおすすめのが紹介されているからです。 熟読するは月に4〜7冊 筆者が毎月目を通している300冊のうち、熟読しているは洋書を含めて平均4〜5冊である。500冊を超える場合でも、熟読しているのは6〜7冊だ。熟読するを2冊増やすのは、そう簡単なことではない。 熟読する以外のは、速読、超速読のいずれ

    熟読するのはなぜ大切か?『読書の技法』佐藤優 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
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    rodori 2014/08/23
    「1回目は、線を引きながら読む。2回目は、重要箇所を抜書き、3回目は、再度通読」。
  • sekaihaasobiba.com - このウェブサイトは販売用です! - sekaihaasobiba リソースおよび情報

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    rodori 2014/08/18
    ヴィトゲンシュタインを読んでるような男も地雷率高そうだ。
  • 創造的読書について『知的生産の技術』梅棹忠夫 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

    インプットやアウトプットについて、あらためて考えたいなと思い始めています。 というわけで、梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』を読み返しました。 知的生産の技術 (岩波新書) 作者: 梅棹忠夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1969/07/21 メディア: 新書 購入: 34人 クリック: 460回 この商品を含むブログ (302件) を見る 京大式カード このからは、京大式カードが有名ですね。 コレクト 情報カード B6 京大式 C-602 出版社/メーカー: コレクト メディア: オフィス用品 購入: 6人 クリック: 12回 この商品を含むブログを見る ノートではなく、カードに、1項目1枚で書いていく。情報をカードに書き出す。 こうすると、情報を見える化できて、これらのカードを組み合わせて、発想することなどができるということです。 カードは分類することが重要なのではない。くりか

    創造的読書について『知的生産の技術』梅棹忠夫 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
  • Gunosyの精度が上がらないのは「クソ記事送るなカス」ボタンがないからでは? - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    二ヶ月ほど我慢して使っておりましたGunosy、相変わらずさっぱり読みたい記事の量が増えず、毎日25個下まで読んで、溜息をつきながらすでに既読の記事を2個3個読みにいってはせっせとダミーアカウントに情報を蓄積しています。その知能レベルはハツカネズミ状態で、ちっとも成長してくれません。 Gunosy炎上事件でその先が霞む向こうに理想のはてなを見た http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/05/gunosy-00a5.html クラスター分けが不味いのか分類やウェイト付けがうまくいっていないのか分かりませんが… このままではmixiの軍門に降って丁稚、雑巾がけから始めるほかありません。逆に言えば、それだけ未来予測気味に人の興味関心をオールジャンルで読み解くということのむつかしさとも言えるわけですが、使うほどに賢いと宣伝するからにはもう少しどうにかならなかった

    Gunosyの精度が上がらないのは「クソ記事送るなカス」ボタンがないからでは? - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    rodori
    rodori 2014/08/05
    「いい加減にしろハゲ」ボタンの実装はAmazonのリコメンデーション機能にも強く求めたいところ。
  • あとがき6 あとがきはなぜ必要なのか: 小熊英二『単一民族神話の起源』(新曜社、1995年) - あとがき愛読党ブログ

    あとがきは、当に必要なのだろうか? (特に)人文系学術書の、長くて、情緒纏綿で、多分に私事に渉るあとがきは、たとえば理系の人士の目にはいかに映るのだろうか。 小熊英二が最初の単著に書いたあとがきは、それへのアンチテーゼであったのだろう。 (…)紙面は著者だけのものではなく、編集・校正・装幀・営業・印刷製など多くの人びとの労力と資源をついやすことで読者に提供される公共の場である。それゆえ、読者に関係のない、私の個人的謝意に使用することは控えさせていただいた。ただ、そうした方がたのご厚意がなければ書がありえなかったことだけは、とくに記しておきたい。 ―小熊英二『単一民族神話の起源』(新曜社、1995年) 単一民族神話の起源―「日人」の自画像の系譜 作者: 小熊英二 出版社/メーカー: 新曜社 発売日: 1995/07 メディア: ハードカバー 購入: 9人 クリック: 103回 この商

    あとがき6 あとがきはなぜ必要なのか: 小熊英二『単一民族神話の起源』(新曜社、1995年) - あとがき愛読党ブログ
  • 本は電子書籍が出る前から息してない - 本しゃぶり

    読んだ。 でなくなる日 - TechCrunch この記事に限った話ではないが、電子書籍が普及してからというもの「は死んだ!」みたいな話をたびたび目にする。俺から言わせてもらえば「今更?」って感じだ。が息をしなくなってから相当経っているだろ。 文庫 電子書籍は携帯性に優れているが、を手軽に持ち歩けるようになったと言えばまず文庫だ。そして文庫もまたの価値を下げてしまった。 それまでというものは重厚で高価であり、気軽に持ち歩くものではなかった。そのためを読むということは部屋で机に向かって行うものだった。そのため読書はそれ自体が主であり、何かのついでや暇つぶしで行うものではなかったのだ。 しかしそれが16世紀に変わってしまった。アルドゥス・マヌティウスの手によって*1。印刷業を営んでいた彼は商売の上手いヴェネツィア人らしく、「持ち歩ける」という全く新しい商品を生みだした

    本は電子書籍が出る前から息してない - 本しゃぶり
  • 岩波あとがき引用 - Hello world! / Textt

    ブログ用にデータ抽出。 ※ http://b.hatena.ne.jp/entry/textt.net/islecape/20100811141543/4 岩波白帯を約100冊調べて、10冊ほどに「遅れた」おわびがあった。あと気になった文章いくつか。あとがきもいろいろ読み比べたりすると面白い。多くの人がをあとがきから読むし。 ロック「市民政府論」白7ー7 訳者:鵜飼信成 1968年11月16日 第1刷発行 1983年4月10日 第17刷発行 >> 訳者が、書の翻訳を志したのは昭和一三年(一九三八年)、京城帝国大学在職中で、当時京城におられた清宮四郎、尾崎朝雄などの諸教授に指導を受け、訳稿は一おうできていたが、その後、種々の事情から刊行の運びにいたらなかった。昭和一八年(一九四三年)、二年の軍務を終えて研究室に帰ってきた後、大多数はすでに出征して残り少なくなった学生諸君と、演習でこの

    rodori
    rodori 2014/08/04
    あとがきの世界はそれだけをテーマにしたブログもあるぐらい奥深いから…。 http://urx.nu/aFUo
  • 難しい本を挫折しがちな人のための2つの方法ー読書の手すりと杖(中級編)

    少女:うん、このあいだ先生に教えてもらったの。この段落ごとに要約していくのって結構きついけど、おもしろいね。 少年:そう? 少女:まとめなきゃって思って読むせいか、細かいとこも読めてる感じがする。1回読んでるなのに、あれこんなこと書いてあったんだ、って何度も思うもの。 少年:先生は、精読とは違うを読むことです、って言ってた。 少女:確かにそんな感じ。あと、こうやって要約を書き留めてるせいか、内容を詳しく覚えてる気がする。何故だか、理解度も増してるような。 少年:普通のは、けっこう冗長というか、繰り返したりまとめなおしたりして、飛ばして読んでも理解できるようになってる。難しいはそこまでユーザーフレンドリーじゃないから、同じ読み方をしてると段々分からなくなって途中でやめてしまいがち。 少女:それ、わたしです。 少年:込み入った内容を説明するのに、ひとつひとつ前提を積み上げていくように書

    難しい本を挫折しがちな人のための2つの方法ー読書の手すりと杖(中級編)
  • 『真実へ至る本の積み方 - 本しゃぶり』へのコメント

    ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

    『真実へ至る本の積み方 - 本しゃぶり』へのコメント
  • 【画像】 「本を読む人と、読まない人」 の比較画像が凄いと話題 これは考えさせられる・・・ : 【2ch】コピペ情報局

    2013年11月13日21:38 画像スレ コメント( 2 ) 【画像】 「を読む人と、読まない人」 の比較画像が凄いと話題 これは考えさせられる・・・ Tweet 元スレ:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1384341905/ 1: サソリ固め(岡山県):2013/11/13(水) 20:25:05.43 ID:avDHlhEr0 承前) を読むことで視野が広がり、そして違う世界が見えてきます 笑 https://twitter.com/sutekicom/status/400544908508803073 クラスメイトの女装を手伝ったら可愛すぎて震えが止まらない件 旦那が何を言っているかわからない件 オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より 生活保護:知られざる恐怖の現場 最強の武道とは何か 医

  • iPhone、iPadで読書ノート

    などが参考になったのですが、どちらのも、紙のノートに記録することを勧めています。書くことにより記憶に定着しやすいというのが主な理由で、私も以前まで紙のノート(ルーズリーフ)を読書ノートとして記録していたのですが、デジタルに変更したところすごく効率的になりました。 方法なんですが、まず、読書をしている最中に、ポイントとなる文章や、記憶に残したい箇所があれば、一般的にはペンでマーキングしたり、付箋を貼ったりしますが、私はiPhoneアプリのDocScanでスキャンします。 Doc Scan - Scanner to Scan PDF, Print, Fax, Email, and Upload to Cloud Storages カテゴリ: ビジネス, 教育 JotNot Scannerなど、他のアプリでもいいのですが、このアプリはページが湾曲した場合でも、エリアを正確に認識してくれるので、

    iPhone、iPadで読書ノート
  • 再読のススメ - 脱社畜ブログ

    最近、少しの読み方を変えている。 昔からを読むのはかなり好きだったので、冊数にすれば結構それなりの数を読んでいる部類だと自分では思っているのだけど、基的に僕の読書スタイルは乱読型で、同じを何度も何度も読み返すというのはあまりやってこなかった。もちろん中には、かなり気に入って暗記するぐらいまで何度も何度も読み返したもあるのだけど、そういうは生涯でも(受験参考書を除けば)せいぜい10冊ぐらいで、基的にはかなりよいと思ったでも、一回読んだらそれでおしまいになっていた。 ほとんど再読をしてこなかったのは、再読の時間をケチっていたからだ。読み返す時間があれば、新しいを一冊読める。自分の中では、一度読んだを再読するよりも、新しいを一回読むほうが得るものが大きいと思っていた。一回読んだは、細部はともかく要点ぐらいはずっと頭に残っているだろうというヘンな自信あったのだ。 ところが最

    再読のススメ - 脱社畜ブログ
  • 読書好きの女子のファッショ

    世間一般様から「読書家」とひとくりりにされ、一束十円のブックオフ価格で流通している今日このごろの読書ファッションクソ野郎どもであるけれど、その内実はピンキリで、とりあえずジャンルや内容や分量に関わらず月に三冊以上読んでいれば全国平均的に照らして「かなり読んでいる」ほうの部類に入る。 数を誇りがちなのは男だ。 数をこなしたからといって偉いわけではないと口ではうそぶきつつ、「いやあ、今年は千冊も読めなかったよ」だとか「一日頑張れば十冊は行けるね」だとか「○○の必読リストは○冊しか読めてないな」だとかなんでもかんでも数字に還元する。 別に速読はクソだとか熟読こそ至高だとかいう議論をしたいわけじゃない。ヴォルター・ベンヤミンは生涯で1700冊しかを読まず、一方でレヴィ=ストロースは一冊書くために7000冊を読み、イケダハヤトは年速500冊を読破し、ボルヘスは「1000冊も読める人間など存在しな

    読書好きの女子のファッショ