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2013年5月13日のブックマーク (4件)

  • 1369 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    貨幣の哲学 ゲオルク・ジンメル 白水社 1999 Georg Simmel Philosophie Des Geldes 1900 [訳]居安正 装幀:代田奨 貨幣についての最初で、かつ最も巨大な著作。 それがジンメルの『貨幣の哲学』だ。 構成は、Ⅰ分析篇が、1価値と貨幣・2貨幣の実体価値・ 3目的系列における貨幣で、 Ⅱ総合篇に、4個人的な自由・5個人的な価値の貨幣等価物・ そして、6生活の様式というふうに結ばれていく。 なぜジンメルは貨幣を社会学したのだろうか。 なぜ、その後のすべての貨幣論は ジンメルの「生の哲学」に始まることになったのか。 社会学はむろん社会を相手にする学問だが、19世紀末から20世紀初頭の確立期にすでに相手にする仕方によって、二つの立場に分かれていた。わかりやすくいうと、ひとつは「方法論的個人主義」で、個人を起点に社会を考える。もうひとつは「方法論的集団主義」と呼

    1369 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    rodori
    rodori 2013/05/13
    社会を三人以上の主体の相互関係として考察するジンメルの意義について。確かにそれはウェーバーともデュルケムとも異なる行き方だと思う
  • DRAGON BALL【全42巻サブタイトルリスト】

  • 構造分析的物語分類

    ■ 構造分析的物語分類 「続・昔話の機能分類」以来ひさしぶりの高クオリティな記事だと思っています。ただ、初稿ということもあり言葉の誤用が見られるかもしれません(例:カテゴリ、グループ、ジャンル、タイプの混同)が、そこらへんはなにとぞ容赦くださいな(^^;)。 ■ 構造分析的物語分類 物語と呼ばれるものについて、いくつかの観点を用いて一通り分類することを試みたものです。各分類項目についても若干の解説を付けています。プロの方にとっても資料として活用できるように努めました。 Written: 2002/3/13 世の中には色んなタイプ・カテゴリの物語が存在することはご存知の通りですが、具体的にどういう型・種類があるのかについては、物書きすらも全容を把握していない事がままあります。また、こうした一覧を解説したを見るに、大雑把な解説に留まったり、全く抜けが存在していたり、ジャンルの混同が成されてい

    rodori
    rodori 2013/05/13
    古今東西の物語を分類している。聞いたこともない分類がいくつもあり、大変勉強になる。
  • 「詩学」は原則本

    古典というより教典。小説、シナリオなど、創作にかかわる人は必読。 著者アリストテレスは、悲劇や叙事詩を念頭においているが、わたしはフィクション全般に読み替えた。フィクションを創造するにあたり、観客(読み手)に最も強力なインパクトを与え、感情を呼び起こすにはどうすればよいか?構成は?尺は?キャラクターは?描写は?「解」そのものがある。 これは、「現代にも通ずる古典」というのではない。二千年以上も前に答えは書かれていて、今に至るまでめんめんとコピーされてきたことに驚いた。書が古びていないのではなく、新しいものが創られていないんだね。 著者に言わせると、わたしたちヒトは、「再現」を好むのだという。この概念はミーメーシスといい、模倣とも再生とも翻訳される。現実そのものを見るのは不快で、その現実を模倣したもの――演劇だったり彫刻、絵画だったりする――を見るのを喜ぶのだという。彫刻や舞台を用いること

    「詩学」は原則本
    rodori
    rodori 2013/05/13
    「古典というよりは教典」。とてもいい言葉だと思う。『詩学』に限らずアリストテレスの著作は全て教典である。