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2018年12月25日のブックマーク (2件)

  • コンクリートの平成史|E.Yasuda|note

    平成が終わろうとしています。 この、1989年から2019年にかけての30年ほどの間に、コンクリートには何が起きたのでしょうか。 平成が始まる100年前の1889(明治22)年、日初の近代港湾として横浜港の築港工事が開始されます。 その防波堤用の材料として、セメントという粉に石と砂と水を混ぜて作製するコンクリートという近代材料が使用され、日におけるコンクリートの歴史が幕を開けました。 (当時の言葉では摂綿篤・混凝土と書きました。) それからの殖産興業の時代、コンクリートという材料は土木・建築向けの建設材料として徐々に普及するようになります。 鉄筋との組み合わせによる鉄筋コンクリート構造は木材・石・煉瓦といった既存の材料による構造よりも強度に優れ、自由度の高い設計を可能にしました。 現存する国内最古の鉄筋コンクリート構造物は1903(明治36)年につくられた琵琶湖第一疎水路上の橋といわれ

    コンクリートの平成史|E.Yasuda|note
  • 中島岳志(2013)『「リベラル保守」宣言』 - おいしい批評生活

    リベラル保守」宣言 (新潮文庫) 作者: 中島岳志 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る エドマンド・バークの伝統に基づく、保守主義のエッセンスをわかりやすくまとめ、その思想を「原発問題」、「橋政治」、「大東亜戦争」などの近年の政治・社会問題に適用しています。 わかりやすさを重視してあえてやっている感じはするのですが、一方的に保守主義の主張を並べているきらいがあります。書がしばしば批判の対象としている、「(旧来的)左派」の側からのありうる批判が少ないのが、物足りないと感じられる箇所でした。フェミニズムからの批判や、マイノリティの権利保障について著者がどのように考えているのかというのも、気になったところです。 中間団体やコミュニティの重要性が論じられている箇所を読むと、デュルケームの社会理論には保守思想と呼

    中島岳志(2013)『「リベラル保守」宣言』 - おいしい批評生活