経済産業省として初めてアート産業の振興について検討を行いました。その課題や対応の方向性を取りまとめた「アートと経済社会について考える研究会」の報告書を公表します。 文化芸術は経済社会を支える主要なエンジンであるとの認識が世界的に共有されていますが、日本におけるアート市場規模はまだまだ小さいなど、文化芸術と実経済社会との間には隔たりがあると考えられます。 経済産業省では、アートの持つ経済産業的意義を確認しつつ、需要を拡大し、アートと経済社会が互いに支え合い発展していくようなエコシステムの構築に向けて「アートと経済社会について考える研究会」を設置し、議論を積み重ねてきました。 この度、議論の内容及び今後のアート産業の振興に向けた課題や対応策等を取りまとめた報告書を公表します。 議論のポイントは以下の通りです。 企業のアートに対する需要の拡大に向け、アートの企業競争力等に関するエビデンス等の周知