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ブックマーク / plaza.rakuten.co.jp/waterisland (1)

  • 休止 - 詩人たちの島:楽天ブログ

    April 3, 2007 休止 (5) カテゴリ:essay 休止           ルードルフ・ボルヒャルト (渡辺祐邦 意訳) 深い記憶の蔭に時が癒着している。 昔の道はひと気がなく広かったが、今は人間でごったがえしている。 ああ、ぼくの心の奥底に今も聞こえる木の葉のざわめきよ。 おまえは、ぼくが好きだったあの音を今ももっているだろうか。 ちっともぼくの邪魔にならなかった音調は、 今もおまえのなかにあるだろうか? ただザワザワとざわめいているだけでいいんだよ。 はっきりとした音を おまえから聞きたいなんて、思っていないのさ。 耳を澄ましたりすれば、きっとおまえも痛いだろうから。 この詩はアドルノが偏愛した詩人の詩で、彼の「三つのヘーゲル研究」(ちくま学芸文庫)の第三部「暗い人」のエピグラフとして「ただざわめいているだけでいいんだよ」というのが掲げられている。その詩の全体を訳者の渡辺

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    rodori
    rodori 2014/09/15
    アドルノ『暗い人』のエピグラムについて。
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