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ブックマーク / www.barks.jp (10)

  • 【コラム】「さよなら人類」から30年、ネット音楽世代が聴く“たま” | BARKS

    うどんをべるたび、頭の中にヒガシマルうどんスープのCMソングが流れ出す。歌っているのは知久寿焼。たまのメンバーとして下駄履きとおかっぱ頭でお茶の間デビューした彼も今や50代後半、輝く笑顔に欠けた前歯がチャーミングな素敵なおじさまとなっている。 この頃、筆者の周囲で20代若者によるプチたまブームが起こっている。「何故いま、たま?」と疑問に思うかもしれないが、現在の20代が子どもの頃といえば、ちょうど知久がNHK教育テレビで幾つもの楽曲を手掛けていた時期。彼の活動歴を調べ、そこに並ぶ子ども向け番組名を見て「あの歌声は……!」と感動を覚えた若者は少なくない。 たまは伝説的オーディション番組『三宅裕司のいかすバンド天国』の出演をきっかけに、奇抜なビジュアルと音楽で一世を風靡した4人組バンドである。1995年にヒット曲「さよなら人類」を歌った柳原幼一郎(Key)がソロ活動への専念のため脱退した後は

    【コラム】「さよなら人類」から30年、ネット音楽世代が聴く“たま” | BARKS
  • 【インタビュー】eliは渋谷系をどう見ていたのか。本当は何をやりたかったのか? | BARKS

    元ラヴ・タンバリンズのeliと日屈指のP-FUNKバンドFREEFUNKの共演。私、ライターの池上尚志とFREEFUNKによるライヴ・イベント<Tokyo Chitlin' Circuit>に出演していただけることとなったeliさんにインタビューを行った。 ◆eli画像 ラヴ・タンバリンズといえば、渋谷系のソウル・サイドを担う重要アーティストとして、絶大なる人気を呼んだバンド。その一方で、バンドとしての実態はあんまり知られていないように思う。特に、シンガーのeli(当時はELLIE)は、誰もがその歌の実力を認めるものの、「なぜ?」が付く存在だった。 例えば、ヴォーカル・スタイルもそうだが、その出自であったり、渋谷系の中にあってどこかズレているというか、妙な居心地の悪さを感じなかっただろうか。もっと言えば、バンドからもeli一人が浮いていた。その違和感にどれだけの人が気付いていたかは分から

    【インタビュー】eliは渋谷系をどう見ていたのか。本当は何をやりたかったのか? | BARKS
  • 【インタビュー】ポール・ドレイパー、マンサンからソロワークまで大いに語る | BARKS

    英国の古都チェスターを拠点にした4人組マンサンがシーンに躍り出たのは、栄華を極めたブリットポップが終盤に差し掛かった1990年代後半のこと。1997年の耽美な1作目で堂々の全英1位を獲得後、翌1998年に衝撃的な意欲作『SIX』を発表した彼らは、熱烈な支持を得ると同時に孤高の地位を築き上げた。そのマンサンのフロントマンかつメイン・ソングライターであり、音作りの要だった中心人物が、ポール・ドレイパーだ。 2003年のバンド解散後は、長らくプロデューサー業や楽曲提供などのスタジオワークを中心にしてきたが、14年間の“沈黙”を破り、初のソロ・アルバム『スプーキー・アクション』を2017年にリリース。それを受けて格的なライヴ活動に復帰している。今回、アコースティック・ライヴという形で、ポールにとって何と19年ぶりとなる来日公演が実現。ソロ曲からマンサンの人気曲までを披露するというそのライヴを前に

    【インタビュー】ポール・ドレイパー、マンサンからソロワークまで大いに語る | BARKS
  • 【ロングレポート】雨天続きのフジロック'17が映し出したもの | BARKS

    まだフジロスを引きずりながら日々を過ごしている人もいるかもしれない。今回も参加者に代えがたい体験を与えた2017年のフジロック・フェスティバルは、2日目の7月29日(土)の1日券、2日券、3日通し券が完売し、7月27日の(木)前夜祭は15,000人、7月28日(金)は32,000人、7月29日(土)は40,000人、7月30日(日)は38,000人と延べ125,000人が来場した。 まず、21回目のフジロックのトピックのひとつが“雨”だ。ここ最近、フジロック期間中は晴天に恵まれていた苗場を大雨が見舞う場面もあったからだが、長とポンチョ姿で楽しみ倒す自らやオーディエンスを客観視すると、「どうして雨なのにこんなに楽しいのか」という素朴な疑問をふと抱いた。この2年くらいはそれぞれのリュックの中で眠っていたカラフルで良質な雨具は会場で誇らしげに使用されているように映り、「山の天気は変わりやすいか

    【ロングレポート】雨天続きのフジロック'17が映し出したもの | BARKS
  • 『Rolling Stone』誌、2016年のベスト・アルバム50枚を発表 | BARKS

    今年も残すところ、あとひと月となり、早くも米『Rolling Stone』誌が2016年のベスト・アルバム・ランキングを発表した。 ◆ビヨンセ『Lemonade』画像 同誌が1位に選んだのは、ビヨンセの『Lemonade』だった。ジェイ・Zとの間に起きた出来事をもとに創られたと噂される同作は、それが事実であろうとなかろうと、多くの人達の共感を得た。 2位には、デヴィッド・ボウイの最後のアルバムとなった『★』が選ばれ、チャンス・ザ・ラッパーのミックステープ『Coloring Book』が続いた。 2016年(リリースされたものの中で)最も売れたアルバムになるであろうドレイクの『Views』は42位と、予想以上に低かった。 『Rolling Stone』誌が発表した<50 Best Albums of 2016>のトップ20は以下のとおり。 1.ビヨンセ『Lemonade』 2.デヴィッド・ボ

    『Rolling Stone』誌、2016年のベスト・アルバム50枚を発表 | BARKS
  • マーク・ロンソン、新作は得意分野に専念 | BARKS

    シングル「Uptown Funk」が英米両方でNo.1に輝くマーク・ロンソンが今週、UKでニュー・アルバム『Uptown Special』をリリースした。 ◆マーク・ロンソン画像 ブルーノ・マーズをフィーチャーした「Uptown Funk」はUKで今週、5週目のNo.1を獲得。アメリカでも2週連続で1位をキープしている。これまでプロデューサーとして数多くのヒット曲を手がけ、アーティストとしてもトップ10シングルを生み出してきたロンソンだが、UKにおいてもアメリカにおいてもNo.1シングルは初めて。これまでで最大のヒット曲となった。 マーク・ロンソンは、4枚目のアルバムとなる『Uptown Special』では彼の得意分野に専念したと話している。 「今回はどういうアルバムにするべきか、自分の中にちゃんとアイデアがあった。ほら、これまでに僕が作ってきたアルバムを振り返ると、もちろんどれもいい作

    マーク・ロンソン、新作は得意分野に専念 | BARKS
  • 【インタビュー】ロバート・グラスパー、世界から賞賛された衝撃作『ブラック・レディオ』から、さらなるネクスト・レベルへと進む続編『ブラック・レディオ2』をリリース | BARKS

    【インタビュー】ロバート・グラスパー、世界から賞賛された衝撃作『ブラック・レディオ』から、さらなるネクスト・レベルへと進む続編『ブラック・レディオ2』をリリース 現代ジャズの最前線をいくピアニスト、ロバート・グラスパー。彼が率いるエクスペリメント(以下、RGE)は、ジャズとヒップホップやR&Bを融合し、2012年発表の『ブラック・レディオ』は第55回グラミー賞最優秀R&Bアルバムを受賞した。ジャズとして『ブラック・レディオ』を聴くことは可能だが、それよりグラスパー自身の中ではR&Bアルバムを作るという意識が強く、それはジャズをR&Bのようにもっと身近な音楽として聴いてもらいたいという気持ちから来るものだった。そしてグラミー受賞で自信を得たRGEは、『ブラック・レディオ』のコンセプトをさらに押し広げ、続編『ブラック・レディオ2』を発表した。 アルバム構成は前回に続きRGEの演奏を軸に、一曲ご

    【インタビュー】ロバート・グラスパー、世界から賞賛された衝撃作『ブラック・レディオ』から、さらなるネクスト・レベルへと進む続編『ブラック・レディオ2』をリリース | BARKS
  • ジャズ歌手・八代亜紀、世界75カ国でデビュー | BARKS

    10月10日に発売となる八代亜紀のジャズ・アルバム『夜のアルバム』がiTunes、Spotifyなどを通じ世界75カ国で同時配信されることが決定した。邦人アルバムとしては史上最大級の規模でのリリースだ。“ジャズの女王”として八代亜紀のパフォーマンスが世界を駆け巡るというわけだ。 ◆「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」PV映像 小西康陽プロデュースによる『夜のアルバム』は、『SONGS AROUND MIDNIGHT』という洋タイトルが付けられ、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、ブラジルなど世界中に鳴り響く。ジャズ歌手Aki Yashiroの活躍が大いに期待されるところだ。 「今回、このような素晴らしいチャンスをいただいて、大変光栄です。私の歌声が世界中の人々に届けられるかと思うととてもワクワクします。近い将来、海外でもジャズ公演をぜひ実現させたいです。」──八代亜紀 リード・トラ

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  • <サマーソニック2011>でみせた、X JAPANを取り巻く激変の証 | BARKS

    思えば、YOSHIKIの闘争心にさらなる火をつけたのは、<ロラパルーザ 2010>での成功であったと思う。そして<サマーソニック2011>でみせた、これまでのX JAPANとは質的に異なるライブを成し遂げるにいたる決定的なターニングポイントも、さかのぼればそこにある。 ◆X JAPAN@<サマーソニック2011大阪>2011年8月13日(土)画像 ◆X JAPAN@<サマーソニック2011東京>2011年8月14日(日)画像 それまでのYOSHIKIを追い詰めてきたのは、常に表裏に付きまとう自信と不安だった。ネガティブ・バッシングもファンからの熱きサポートも全てをひっくるめ、X JAPANが世間を騒がせてきたのは周知のとおりだ。X JAPANが通ると賞賛も野次も嵐のように飛び交い、騒がしくなる。ちょっとした発言にも世の中は過敏に反応し、結果派手なパフォーマンスに映るYOSHIKIの言動は

    <サマーソニック2011>でみせた、X JAPANを取り巻く激変の証 | BARKS
  • 過去30年の偉大なギタリスト・トップ10 | BARKS

    BBC 6ミュージックが、過去30年の偉大なギタリストを決めるリスナー投票を実施。元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテが1位に選ばれた。 オンライン投票には3万人が参加。過去30年と限定したことで、ジミ・ヘンドリックスやジミー・ペイジ、エリック・クラプトンなどの歴代ベスト・ギタリストとはべつのモダン・エイジの優れ者が顔をそろえた。 BBC 6ミュージックのリスナーが選んだ、過去30年のギター・ヒーロー・トップ10は以下の通り。 1.ジョン・フルシアンテ(元レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) 2.スラッシュ(ヴェルヴェット・リヴォルヴァー) 3.マット・ベラミー(ミューズ) 4.ジョニー・マー(元ザ・スミス、ザ・クリブス) 5.トム・モレロ(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン) 6.カーク・ハメット(メタリカ) 7.ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド) 8.プリンス

    rodori
    rodori 2010/08/25
    過去30年の偉大なギタリスト・トップ10
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