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  • レジ袋食べるガの幼虫、プラスチックごみ問題に有用か 研究

    レジ袋の上にのせられたガの幼虫。スペイン科学研究高等会議が公開(2017年4月17日公開)。(c)AFP/CSIC /CESAR HERNANDEZ 【4月25日 AFP】ふだんは釣り餌として養殖されているガの幼虫が、耐久性の高いプラスチックをべることを発見したとの研究論文が24日、発表された。世界的な問題となっているレジ袋などのプラスチックごみによる環境問題への対策に、この幼虫が一助となる可能性があるという。 論文は、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された。共同執筆者の英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のパオロ・ボンベーリ(Paolo Bombelli)教授は、「今回の発見は、ごみ処理場や海洋に蓄積しているポリエチレン製のプラスチックごみ除去に寄与する重要な手段となる可能性がある」としている。 レジ袋などに使われる

    レジ袋食べるガの幼虫、プラスチックごみ問題に有用か 研究
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    rohiki1 2017/04/25
  • カエルの粘液でインフルエンザ予防の可能性、米研究

    顕微鏡で見たH1N1型インフルエンザウイルス(2009年4月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/CENTERS FOR DISEASE CONTROL AND PREVENTION/C. S. Goldsmith and A. Balish 【4月19日 AFP】インド南部に生息するカエルの皮膚から分泌される粘液が、人間が特定の種類のインフルエンザウイルスと闘う助けになる可能性があるとの研究論文が18日、発表された。 米医学誌イミュニティー(Immunity)に掲載された論文によると、このカエルはアカガエル科の「Hydrophylax bahuvistara」。色鮮やかな体色で、大きさはテニスボールほどだ。 論文の共同執筆者で、米エモリー大学(Emory University)のインフルエンザ専門家のジョシー・ジェイコブ(Joshy Jacob)氏は「カエルは生息地によって異なるアミノ酸

    カエルの粘液でインフルエンザ予防の可能性、米研究
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    rohiki1 2017/04/19
  • 衝撃音で小魚気絶、新種エビ 「ピンク・フロイド」にちなみ命名

    英ロックバンド「ピンク・フロイド」にちなみ命名された新種のエビ「Synalpheus pinkfloydi」。ブラジルのゴイアス連邦大学提供(2017年4月12日提供)。(c)AFP/FEDERAL UNIVERSITY OF GOIAS / ARTHUR ANKER 【4月13日 AFP】明るいピンク色のはさみを持つ新種のエビが、英ロックバンド「ピンク・フロイド(Pink Floyd)」にちなみ命名された。動物学者らが12日、明らかにした。 英オックスフォード大学(University of Oxford)自然史博物館(Natural History Museum)のブログに掲載された投稿によると、「Synalpheus pinkfloydi」と名付けられたエビには、明るいピンク色のはさみがあり、そして「全ての素晴らしいロックバンドと同様に」大量の音響エネルギーを作り出すことができるのだ

    衝撃音で小魚気絶、新種エビ 「ピンク・フロイド」にちなみ命名
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    rohiki1 2017/04/14
  • アリの「農耕」習性、3000万年前に獲得か 研究

    アリ。仏パリの企画展で(2013年10月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG 【4月13日 AFP】人類が用植物を育てるために地面に種をまく方法を考え出すはるか前に、アリは制御された環境で「作物」を栽培していたとする研究結果が12日、発表された。 「農耕」習性のあるアリはこれまでに数十種知られている。これらのアリは、主にコロニーの幼虫の餌にする目的で地下の農場で菌類を栽培する。 そのうちの数種のアリは、このプロセスを次の段階に進めている。栽培する菌類を、もはや野生では生きられないように全面的に改良しているというのだ。これは、人が用として栽培する一部の遺伝子組み換え作物が、農薬など人の介入なしでは成長できないのと非常によく似ている。 論文の筆頭執筆者で、米国立自然史博物館(National Museum of Natural History)のアリ専門家のマ

    アリの「農耕」習性、3000万年前に獲得か 研究
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    rohiki1 2017/04/13
  • 人間の脳の大型化、果物が後押しか 研究

    ドイツ・ベルリンで開かれたフルーツ見市で展示されたフルーツ(2017年2月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Tobias SCHWARZ 【3月28日 AFP】現在最も手軽にべられるおやつ、果物のおかげで、人間は大きくて強力な脳を発達させることができた可能性が高いとの研究論文が27日、発表された。 果物をべることが、植物の葉などの最も基的な料からの重要な進歩となり、より大型の脳を成長させるのに必要なエネルギーを提供したと、研究チームは主張している。 論文の責任著者で、米ニューヨーク大学(New York University)の研究者のアレックス・デカーシエン(Alex Decasien)氏は、「このようにして人間は、これほど非常に巨大な脳を手に入れ」、「物の質を大幅に拡大して今の事につながっている」と語った。 米科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(N

    人間の脳の大型化、果物が後押しか 研究
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    rohiki1 2017/03/28
  • クモの毒、脳卒中に起因するダメージを最小限に抑える可能性

    ジョウゴグモ。クイーンズランド大学提供(2017年3月21日提供、撮影日不明)。(c)AFP/UNIVERSITY OF QUEENSLAND/Bastian RAST 【3月21日 AFP】オーストラリアに生息するジョウゴグモの致死性の毒に含まれるたんぱく質について、脳卒中に起因する脳のダメージを最小限に抑えられる可能性があるとする研究論文が、21日付の米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。 豪クイーンズランド大学(University of Queensland)とモナシュ大学(Monash University)の科学者らが行った今回の調査では、クイーンズランド州沖のフレーザー島(Fraser Island)で世界でもトップクラスの危険な毒をもつジョウゴグモ3匹を捕獲し、クモの牙にあたる鋏角(きょうかく)に電流を通して筋肉を収縮させ毒を抽出した。 研究チームの主任でクイーンズ

    クモの毒、脳卒中に起因するダメージを最小限に抑える可能性
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    rohiki1 2017/03/22
  • 世界初、蛍光を発するカエルを発見 アルゼンチン

    世界で初めて確認された蛍光を発するブチアマガエル。アルゼンチン国家科学技術研究委員会(CONICET)とアルゼンチン国立自然科学博物館の研究チームが提供(2017年3月17日提供)。(c)AFP/MACN-CONICET/Taboada FAIVOVICH 【3月17日 AFP】世界で初めて、蛍光を発するカエルがアルゼンチンで発見された。アルゼンチン国立自然科学博物館(Museo Argentino de Ciencias Naturales)の研究チームが16日、AFPに語ったところによると、南米に多い樹上性カエルの色素に関する他の研究を行っている際にほぼ偶然発見されたという。 研究チームの一員、カルロス・タボアダ(Carlos Taboada)氏によれば「世界初の蛍光カエルの確認例」となったブチアマガエル(学名:Hypsiboas punctatus)の体色は、通常の光の下では黄みがか

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    rohiki1 2017/03/17
  • 世界最古の多細胞植物か、インドで発見の藻類化石 研究

    見つかったものとしては世界最古のものとされる多細胞生物。シンクロトロンX線断層撮影法で撮像。(c)2017 Bengtson et al./creativecommons.org/licenses/by/4.0/ 【3月15日 AFP】インドで見つかった16億年前の化石2個に紅藻類が含まれているとする研究論文が14日、発表された。これらは地球上で発見された最古の植物状生命体の可能性があるという。 米オンライン科学誌プロス・バイオロジー(PLoS Biology)に掲載された研究論文によると、これまで知られている中で最古とされていた紅藻は、12億年前のものだったという。 複雑な生命体が地球上に現れた時期をめぐり意見が割れることは少なくないが、約6億年前に大型の多細胞生物が広く分布するようになったという点で、専門家の見方はおおむね一致する。 論文の主執筆者で、スウェーデン自然史博物館(Swed

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    rohiki1 2017/03/15
  • 世界のクモの餌消費量、初の推定 人間の肉・魚の消費量に匹敵

    フランス北部ゴドワアイベルドで巣を張ったクモ(2015年10月4日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【3月15日 AFP】全世界に生息するクモがべている昆虫の量は、毎年4億~8億トンに及んでいるとの研究結果が14日、発表された。これは人間が1年間に消費する肉と魚の総量に匹敵するという。 この種の分析としては世界初の今回の研究で、研究チームは過去の65件の研究のデータを使用し、地球上に合計2500万トンのクモが生息していると推定した。 研究チームは次に、クモが生きるために必要な物の量はどのくらいかを考慮して、クモが捕する昆虫などの無脊椎動物の年間総量を推算した。 科学誌サイエンス・オブ・ネイチャー(Science of Nature)に掲載された研究論文には「世界のクモ群集が捕する獲物の量が年間4億~8億トンに達することを、今回の推計は示唆している」と記されている

    世界のクモの餌消費量、初の推定 人間の肉・魚の消費量に匹敵
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    rohiki1 2017/03/15
  • 火星に似た環境下でジャガイモ生育に成功、ペルー

    米航空宇宙局(NASA)が公開した「ソランダーポイント」と呼ばれる火星の地表の画像(2013年6月7日公開)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech/Cornell University/Arizona State University 【3月13日 AFP】火星でジャガイモは栽培できるか――南米ペルーで進められている実験で、今後の成果に期待できる結果が出たと研究チームが発表した。 この実験は、首都リマにある国際ポテトセンター(CIP)が米航空宇宙局(NASA)の協力を得て行っている、火星の自然環境に似せた条件下でのジャガイモ栽培実験。 CIPが先週発表した声明によると、リマにある工科大学UTECの技術チームが開発した小型人工衛星(キューブサット)の内部に火星の環境を再現し、ジャガイモの栽培を試みたところ、生育が確認された。「初期の結果は前向きだ」とCIPは述べている。 この実験は

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    rohiki1 2017/03/14
  • マルハナバチ、「足の臭い」で賢く餌探し 研究

    ドイツ東部マンシュノウの園芸会社の温室で、トマトの花に向かうマルハナバチ(2017年2月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/dpa/Patrick Pleul 【3月8日 AFP】マルハナバチの足は「臭う」ことが、7日に発表された研究論文で明らかになった。 英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された論文によると、マルハナバチの微小な足跡に残る臭いは非常に強く、数時間後に花にやってきた他のハチがその臭いに気づくほどだという。 さらに興味深いことに、マルハナバチは自分の足と他のハチの足の臭いを嗅ぎ分けられることが実験で示された。 論文の共同執筆者、英ブリストル大学(University of Bristol)のリチャード・ピアース(Richard Pearce)氏は「マルハナバチが自分の臭いと群れの仲間(または無関係の同種ハチ)の臭いの違い

    マルハナバチ、「足の臭い」で賢く餌探し 研究
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    rohiki1 2017/03/08
    ファーブルが研究してそうな内容だなと思ったけど、意外と21世紀になってわかるのね。
  • 地球最古の化石発見、約40億年前の生命の痕跡

    カナダ・ケベック州のヌブアギツク・スプラクラスタル・ベルトで見つかった、地球最古の化石。熱水噴出孔の堆積物の中に、赤鉄鉱の管が確認できる。ネイチャー誌提供。(c)AFP/NATURE PUBLISHING GROUP/MATT DODD 【3月2日 AFP】(更新)38億~43億年前の地球に生命が存在したことを示す「直接的証拠」となる最古の化石を発見したとの研究論文が1日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 発見者である英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)のドミニク・パピノー(Dominic Papineau)教授によると、見つかった微化石は、これまで最古とされてきた化石よりも約3億年古い。 見つかったのは、鉄をべる海生バクテリアによって形成された糸状構造と赤い管の化石で、幅はヒトの髪の毛の半分ほど、長さは最大0.5ミリ。化石を宿すことが知られている白い花のよ

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    rohiki1 2017/03/02
    地球発生からたった5億年で生命発生って、早いなぁと思う。
  • 6万年前の微生物、メキシコ鉱山で発見 NASA科学者

    NASAのテラ衛星が捉えたメキシコ・チワワ州にあるナイカ鉱山と石灰の結晶。黄緑色はライムストーン、赤色は植生。(c)NASA/GSFC/METI/ERSDAC/JAROS, and U.S./Japan ASTER Science Team 【2月21日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の科学者が、最長6万年にわたりセレナイトの結晶内部に閉じ込められていた、生きた微生物をメキシコの鉱山で発見した。 NASAの宇宙生物学研究所(Astrobiology Institute)のペネロープ・ボストン(Penelope Boston)氏が先週末、米ボストン(Boston)で開催の米国科学振興協会(AAAS)の会合で行った研究発表によると、この奇妙な古代微生物は、亜硫酸塩、マンガン、酸化銅などを摂取して生きられるように進化したと考えられるという。 微生物は、メキシコ北部チワワ(Chihuahua)州

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    rohiki1 2017/02/21
  • 人類最古の祖先、5億4000万年前の肛門のない袋状生物か 研究

    約5億4000万年前に生息していた袋状の海生生物「サッコリタス」の復元画像(2017年1月30日提供)。(c)AFP/NATURE PUBLISHING GROUP/JIAN HAN 【1月31日 AFP】人類から進化系統をさかのぼることができる最古の生物は、約5億4000万年前に生息していた卵形の生き物である可能性が高いとの研究結果が30日、発表された。この生物は、摂と排せつを同じ大きな開口部から行っていたという。 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された研究論文によると、「サッコリタス(Saccorhytus)」と命名された非常に小さな生物の驚くほど保存状態の良い化石が、中国内陸部・陝西(Shaanxi)省で発見されたという。 進化の重要な枝分かれのうち、人類に至るものを含むいくつかの分岐は、見過ごされそうなほど小さく目立たないこの海生生物から端を発したのではないかと研究チーム

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    rohiki1 2017/01/31
  • まるでイナゴの群れ? 超小型ドローン103機の編隊飛行に成功 米国防総省

    米首都ワシントンの国防総省で記者会見するアシュトン・カーター国防長官(2016年8月29日撮影)。(c)AFP/Brendan Smialowski 【1月10日 AFP】米国防総省が敵対勢力に対して21世紀型の「イナゴ攻撃」を仕掛ける日も近いのかもしれない。同省は9日、103機の超小型ドローン(無人機)を編隊飛行させる世界最大の実験に成功したと明らかにした。 人工知能の発展によって実現した今回の実験は、人間の指示の下で小型ロボットの群れが協調して活動する可能性に道を開くもので、自律的な兵器システムの開発における重要なステップとなった。 軍事戦略家は、こうしたドローンは低コストで製造でき、大量に飛ばすことで敵対勢力の防衛力を圧倒できるとして大きな期待を寄せている。 国防総省の声明によれば、超小型ドローン「パーディクス(Perdix)」の群れを使用した世界初の試験飛行は昨年10月、米カリフォ

    まるでイナゴの群れ? 超小型ドローン103機の編隊飛行に成功 米国防総省
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    rohiki1 2017/01/10
  • 月の起源、「巨大衝突」ではなかった? 定説覆す論文発表

    米航空宇宙局(NASA)の木星探査機ガリレオが撮影した地球と月の写真を合成した画像。(c)AFP/NASA 【1月10日 AFP】約45億年前に地球の衛星として誕生した月は、原始地球に小さな天体が次々衝突したことによって形成された可能性があるとの研究結果が9日、発表された。 月の起源をめぐっては、地球に火星サイズの天体1個が衝突したことにより形成されたという「巨大衝突説」が定説となっていたが、同説は大きな矛盾を抱えていた。 この説が事実ならば、月の成分の5分の1は地球派生で、残る5分の4は衝突した天体の物質ということになる。しかし実際には、地球と月の成分構成はほぼ同一であり、これは同説の支持者らを長く困惑させてきた矛盾点だった。 だが、1回の大規模衝突ではなく小さな衝突が繰り返されたと考えれば、この矛盾についても説明がつく。 英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscie

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    rohiki1 2017/01/10
  • インド、人工衛星103基を同時打ち上げへ 史上最多

    インド南東部スリハリコタのサティシュ・ダワン宇宙センター(SDSC)から打ち上げられた同国初の観測衛星を載せたロケット(2015年9月28日撮影、資料写真)。(c)AFP 【1月5日 AFP】インドが人工衛星103基を載せたロケットを来月にも打ち上げることが分かった。地元メディアが4日報じた。成功すれば一度に打ち上げる人工衛星の数としては史上最多を塗り替える。低予算の宇宙開発で知られるインドは、商用分野での事業拡大を目指している。 インドのPTI通信によると、ロケットは来月中に南東部スリハリコタ(Sriharikota)のサティシュ・ダワン宇宙センター(SDSC)から打ち上げられる予定だ。国産の人工衛星3基のほか、米国やフランス、ドイツなど外国の衛星100基を搭載。一度で103基の打ち上げに成功すれば、2014年6月にロシアが記録した39基を上回り過去最高を更新する。 インド宇宙研究機関(

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    rohiki1 2017/01/05
  • 「無駄多い」有性生殖の存続理由は病気予防 ミジンコで証明 研究

    セルビア首都ベオグラードで、月明かりに浮かぶカップル(2004年7月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/KOCA SULEJMANOVIC 【12月21日 AFP】進化の観点から言えば、有性生殖はいずれ消失してしまうように思えるかもしれない。自然界にも存在する無性生殖と比べれば、時間と労力の大変な「無駄」だ。 例えば羽づくろいしたクジャクは、トラや野犬の格好の餌になるのに雌の前で気取って歩く。たとえ捕者がいなくても、有性生殖とそれに伴う儀式は危険を伴う。一方で、ヒトデやバナナなど、無性生殖や単為結果によって子孫や実を残す動植物もある。コモドオオトカゲなどはどちらも行う。 端的に言えば、雄が関与しない無性生殖の方が速くて楽だ。それでも、動植物が次世代に遺伝子を伝え、種の生存を確保するのに今も圧倒的に多く使われる手段が有性生殖であることには変わりはない。 英スコットランド(Scotland

    「無駄多い」有性生殖の存続理由は病気予防 ミジンコで証明 研究
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    rohiki1 2016/12/22
  • 14億人の雇用、ハチなどの送粉者に依存 国際研究

    ドイツ西部デュッセルドルフでブラックベリーの花粉を集めるハナバチ(2014年6月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/DPA/ROLAND WEIHRAUCH 【11月29日 AFP】約14億人の雇用と全農作物のおよそ4分の3は、植物の花粉を媒介する生物(送粉者)に依存しているとする世界規模の調査結果が28日、発表された。ハナバチやチョウなどの個体数減少に歯止めがかからなければ、人間の生活にとって極めて大きな脅威になると研究チームは警鐘を鳴らしている。 今回の国際研究に所属研究者らが参加した英レディング大学(University of Reading)が発表した声明は「送粉者の世界的な減少に対して早急に対策を講じなければ、世界の糧供給と雇用が危機に直面する」としている。 送粉者による受粉(動物送粉)は、大半の果実類、種子、木の実やコーヒー、ココア、菜種などの高価値作物などを含む重要な農作物

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    rohiki1 2016/11/29
  • 植物を育てるアリ、フィジーで発見 研究

    パナマ・エレーラ県の農場で播種する人(2015年11月25日、文とは関係ありません)。(c)AFP/RODRIGO ARANGUA 【11月22日 AFP】太平洋の島国フィジーで、植物の種を植えて施肥をする、いわば「ミニチュア農場主」のようなアリが発見された。研究論文が21日、発表された。アリが「育てる」植物は6種類以上に上るとみられるという。 英科学誌「ネイチャー・プランツ(Nature Plants)」に論文を発表した独ミュンヘン大学(University of Munich)の研究チームによると、アリが用の菌類を育てることはこれまでの研究で観察されていたが、植物を栽培することを示したのは、今回の研究が初めてだという。 「Philidris nagasau」という学名で知られるこのアリは、アカネ科スクアメラリア(Squamellaria)属の植物6種類の種を採集し、木の割れ目を見つ

    植物を育てるアリ、フィジーで発見 研究
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    rohiki1 2016/11/22