「近年は有名なタイトルに数多く関わっているような声優が活動休止するニュースが相次いでいます。その多くは、アイドル/タレント的な活動を行っている人気声優です」 近年、活動休止する声優が増えた理由とは? アイドル声優のプロデュースに関わる株式会社スタイルキューブ代表のたかみゆきひさ氏の新書『アイドル声優の何が悪いのか? タレントとしての声優マネジメント』(星海社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 声優事務所のリソース不足 声優のアイドル化/タレント化が進行してきました。これは1970年代のいわゆる「声優ブーム」から、現在に至るまで進行し続けている状況ではありますが、近年急激に肥大しました。これによって起きたのは次の事態です……。 マネージャーのやるべき仕事がめっちゃ増えた! 「なんだそんなことか」と思われるかもしれませんが、これはかなり重大な事態です。 先ほどご説明し
《プロデューサーから作品の規模や内容についての概要を聞く。この時点で70分のオリジナルビデオで、予算9000万(音響制作費を除く)であること、及びキャラクターデザインは、原作者竹内氏の要望で江口寿史氏ということだけは確定していた》 80年代後半から90年代にかけて盛んに作られたOVA(オリジナルビデオアニメ)。テレビでも映画館でも公開されない、アニメファンが購入、もしくはレンタルビデオで消費するアニメを指す。『パーフェクトブルー』もそうしたOVA作品のひとつとして作られ、そして、忘れられていくはずだった。 だが前述の「戦記」から今敏本人の言葉を引用すれば、《スケジュール的にあまりに無理が多いことと、内容的に自分には合わないということで断ろうかとも思ったのだが、“初監督”という魅力に釣られてしまった》。 だが、当初はアニメファン向けのOVAとして日本国内で消費されて終わるはずだったこの作品は
岸田文雄さん、顔色悪いんですよね。 週刊文春が、岸田事務所の選挙で空白領収書がたくさんあったと報じました。 〈証拠写真〉岸田文雄首相も選挙で“空白領収書”94枚 公選法違反の疑い https://bunshun.jp/articles/-/58898 また、共産党の機関紙・しんぶん赤旗に新総務大臣の松本剛明さんの政治資金規正法違反ネタを打ち上げられてしまい、政治資金や選挙運動費用をめぐる問題で寺田稔総務相を更迭した直後だっただけに面倒なことがたくさん起きています。これで支持率なんて上がるわけないよね。 岸田首相お疲れ?言い間違え連発 「寺田大臣」を「タケダ大臣」 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022112100732&g=pol 松本新総務相 規正法違反疑い/複数の政治資金パーティー https://www.jcp.or.jp/akahata/aik
今年4月には、テレビ朝日系のドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』の第1~2回に閣下がゲスト出演した。コールセンターのスーパーバイザーという役どころで、劇中では、電話をかけてきた人からリクエストされ、ゴジラの声マネを披露するシーンもあった。 ゴジラの声マネで優勝した経験も 閣下は世仮の姿での早稲田大学在学中、あるラジオ局の番組が企画した「東宝公認・ゴジラの鳴き声コンテスト」に録音テープを送って優勝した経験を持つ。もっとも、今回のドラマの演出家はそんなことはまったく知らず、撮影中、かかってきた電話にゴジラの鳴き声で対応する想定でやってくださいと指示してきたという。これに閣下は「悪いけどうまいよ」と応じ、演じてみせたのだとか(『METAL HAMMER JAPAN』Vol.10)。 閣下の著書『我は求め訴えたり』(ネスコ)や『悪魔的歌唱論』(リットーミュージック)によれば、世仮の幼少期よ
ハリウッドの大物プロデューサー、ワインスタイン氏はその地位を利用し、多くの女優を毒牙にかけてきた。だが2017年、女優たちが続々と声を上げ、性暴力撲滅に立ち上がったのが「#MeToo」運動だ。日本でも、今――。 3月25日、「性被害」を題材にした1本の映画が公開される。タイトルは「蜜月」。主人公の美月役は人気女優の佐津川愛美が務め、義父役を板尾創路(いつじ)、夫役を永瀬正敏が演じる。 美月の母は過去のトラウマから美月の「女の性」を激しく抑圧するようになる。反抗心から美月は義父に接近するように。しかし、そこで新たな事件が起こってしまう。闇に沈む「家庭内の性被害」にスポットを当てた作品だ。同作のメガホンを取ったのが榊英雄氏(51)。榊氏は長崎県五島市出身で福岡の大学を卒業後、上京。95年に主演作「この窓は君のもの」で俳優デビューを果たした。 榊英雄氏(榊氏の会社のHPより) その後は下積みが続
読売新聞8月13日の紙面 膨らんだなぁ。コンパクト五輪とは何だったのか。 五輪経費問題を「RIZAP」のCMで見せたら そういえば「文春オンライン」の取材で、首相のブレーンでオリパラ事務局の最高責任者である内閣官房参与・平田竹男氏が「RIZAP GOLF」でゴルフレッスンを無料で受けていたことが判明。その金額は推定457万3800円。 RIZAPは平田氏が事務局長を務めるオリパラ事務局が主導する「beyond2020マイベストプログラム」の認定を受けていた。つまり平田氏とRIZAPは利害関係にある。 RIZAPと仲良くするなら、五輪経費問題もあのCMで見せたらわかりやすいのではないか? 最初はスリムだったけどブクブクに膨らんだ東京五輪師匠。その逆バージョンは衝撃に違いない。
総務省の幹部らが、同省が許認可にかかわる衛星放送関連会社に勤める菅義偉首相の長男から、国家公務員倫理法に抵触する違法な接待を繰り返し受けていた疑いがあることが「週刊文春」の取材で分かった。 接待を受けたのは、今夏の総務事務次官就任が確実視されている谷脇康彦総務審議官、吉田眞人総務審議官(国際担当)、衛星放送等の許認可にかかわる情報流通行政局の秋本芳徳局長、その部下で同局官房審議官の湯本博信氏の計4名。昨年の10月から12月にかけてそれぞれが株式会社東北新社の呼びかけに応じ、都内の1人4万円を超す料亭や割烹、寿司屋で接待を受けていた。また、手土産やタクシーチケットを受け取っていた。利害関係者との会食では、割り勘であっても1人当たりの金額が1万円を超える際に義務付けられている役所の倫理監督官への届出も出していなかった。 谷脇総務審議官は次期事務次官の最有力候補 ©共同通信社 4回の接待のすべて
この2010年代は、インターネットによってメディアが大きな変化を遂げた10年間でもあった。スマートフォンの普及により、ひとびとは日常的にネットから情報を得て、SNSでコミュニケーションを取るようになった。(全2回の1回目/後編に続く) “AKB商法”で2010年代を駆け抜けた AKB48はそんな10年代に見事に適合した。ファンたちの盛り上がりはネットでヴァイラルに拡がり、レガシーメディアはその盛り上がりを過剰に評価した。 加えて、握手券や総選挙の投票券が封入されて販売されたCDは、ファンの複数枚購入を常態化させ、オリコンランキングをハッキングした。ファンたちは、彼女たちとコミュニケーションする機会(握手券)や応援(投票券)のためにCDを買っていた。これがいわゆる“AKB商法”と呼ばれるものだ。 それによって2010年から2019年までの10年間、AKB48は年間シングルランキングのトップに
《日ごろは感情を表に出さない首相には珍しく、はにかんだ表情も浮かべた。》 読売はやさしい。「はにかんだ」か。 しかしこれ、正しい見方かもしれない。私は最近次のような提案をしている。 なかなか記者会見をやらない菅氏の楽しみ方として、たまにやる記者会見のBGMに「はじめてのおつかい」(B.B.クイーンズ「ドレミファだいじょーぶ」)を脳内再生して各自見てみては?と。 答弁が不得意でできるだけ人前に出たくない首相がやっと出てきてくれた。そう思って成長を楽しむしかないのだ。それでいくとあのニコ生出演の様子を「はにかんだ」というのは合ってる。ニコ生のおともだちに自己紹介できたのだ。 学術会議問題の質問にも「笑み」 そんななか東スポはあの様子を『空気読め』と書き、日刊ゲンダイは『菅スマイル全開でスカスカ』と書いた。こういうガチのおともだちは困ります。 その点、東京新聞はやさしかった。ニコ生出演より前の1
日本学術会議法では、同会議を「独立」した存在と規定し、会員は「内閣総理大臣が任命する」としているが、政府は1983年に当時の中曽根総理大臣が国会で、「政府が行うのは形式的任命にすぎません。したがって、実態は各学会なり学術集団が推薦権を握っている」と答弁。あくまでも形式的な任命制であって総理に任命の拒否権はないという解釈を維持してきた。しかし、今回の問題が起きる前の2018年に、その解釈を変更し、拒否権があるという新解釈に改めたというのだ。そして、その解釈に基づき今回、宇野重規東京大教授、加藤陽子東京大教授ら6名の任命を拒否した。
2020年1月26日、新宿歌舞伎町の新名所、ゴジラがそびえ立つ新宿東宝ビル。当時は新型コロナウイルスの影響もどこ吹く風で、人混みで溢れ返っていた。 そんな雑踏で、スマートフォンを片手に、ソワソワと誰かを探している1人の男性がいた。そのうちマスク姿の小柄な女性が男性へと近づいていった。約束の相手なのだろう。2人は一度身体を寄せたが、すぐに一定の距離をとり繁華街を足早に歩いていった。居酒屋への呼び込みをスルーし、吸い込まれるように入ったのは、歌舞伎町にある人気の高級ラブホテル「X」だった。
餓死とはどういうことかを、アフガニスタンで中村哲に聞いたことがある。 何週間も食べる物がなく、飢えに苦しんだ末に衰弱して死ぬというイメージが餓死にはあったが、医師として中村がアフガニスタンで見てきた餓死は違うと言う。 「人がどうやって餓死するかというと、まず、食べ物がまったくないわけではなく、足りなくて栄養失調状態になる。そして飢えを紛らわすために不衛生な水をたくさん飲む。その結果、赤痢などの感染症に罹り、脱水症状になる。そして死ぬ。これがアフガニスタンでの餓死の典型」 話はすべて具体的で分かりやすかった 徹底した現場主義の中村は、飢餓、人の死、そしてアフガニスタンで続く戦争について、いつも淡々と語った。しかし、その話には、長い経験と深い洞察に裏打ちされた説得力が常にあった。一見、その姿は気難しく見えるが、じっくりと話を聞くと、観念的なことは一切言わず、話はすべて具体的で分かりやすかった。
今回、その名シーンが描かれた傑作『ウルトラ兄弟物語』が電子書籍で復刻される。また、この作品でも他の兄弟たちと共に活躍するウルトラマンタロウの息子・タイガの活躍を描く新作TVドラマ『ウルトラマンタイガ』も7月6日よりテレビ東京系でスタートする。それらを記念して、かたおか先生に、約40年ぶりに『ウルトラ兄弟物語』をプレイバックしていただいた。 ウルトラマンというモチーフで描いた“人間ドラマ” 『ウルトラ兄弟物語』では「酒に酔ったウルトラマン」や「若気の至りでセブンを挑発するタロウ」など、人間臭いウルトラマンが多数登場する。 人間態 = 郷秀樹の姿での飲酒でもショックだったであろうに、変身(実際にはこちら が通常時)後のウルトラマンの姿で酔っぱらうコマはひと目見た者の脳裏に永遠に焼き 付いて離れないほどのインパクトを与えた。 © かたおか徹治/文藝春秋 ©円谷プロ ――内容や展開は先生ご自身がお
テレビ局関係者が語る。 「卒コンには、ゲスト出演などめったにしない松本人志がサプライズで登場。関係者席には各局のプロデューサーが勢ぞろいで、あたかも“指原詣で”の様相を呈していました」 指原は『ワイドナショー』(フジテレビ系)をはじめ、9本にも上るレギュラー枠の継続も決定。他の元AKBが卒業後の仕事に苦しむ中、彼女がこれほど重用される理由は何なのか。 「『すごい立場が上の人には友達感覚で話す』と“ジジ殺し”の心得を語るほど、物怖じせず大御所の懐に入り込む。『笑っていいとも!』で共演したタモリからはトーク術のアドバイスを受け、卒業にあたっても事前に相談していた。アイドルが言及しないような話題にもズバズバ切り込んでいくスタイルを確立し、今や女版・中居正広と言える存在です」(芸能関係者) 2012年に行われた握手会での指原 ©文藝春秋 若手アイドルのプロデューサーとしても活躍中。 「秋元康氏から
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