かたやF2P(フリートゥプレイ)やソーシャル機能の導入。かたやタブレットなどリッチ化するコンテンツ。コンソールゲームとソーシャルゲームがどんどん融合しつつあります。人材面でもコンソールからソーシャルへの移動は、ごく当たり前の光景となってきました。DeNAで『D.O.T. Defender of Texel』(以下、D.O.T.)の開発にエンジニアとしてたずさわり、現在はハイブリッドアプリ向けゲームエンジン「Kickmotor(キックモーター)」の社内活用にいそしむ多久島信隆氏も、そうした転職組の一人。「Kickmotor」の開発背景や同社での働きぶりなどについて伺いました。 ―――今日はよろしくお願いします。まずは簡単な経歴をお聞かせください。 多久島: 自分が熱中したゲームを作る側に回れたら最高だなと思っていて、上京して大学生になり、大手ゲーム会社のインターンなどに参加しました。学生