今回の建設IT注目情報 ~NTTファシリティーズなど「間接外気冷房FMACS-V hybrid」~ インターネットを活用するサービスが拡大するなか、多くのサーバーやネットワーク機器などを収容するデータセンターの需要は高まる一方です。 ICT機器の発熱は非常に大きいため、多くのデータセンターでは、真冬でも多くの電力を使って「冷房」しています。省エネのため、せめて、冬の間だけでもキンキンに冷えた外気をうまく使えないかと思ってしまいますね。 そこで、NTTファシリティーズと日立アプライアンスは、外気温度が冬季から中間期にかけての空調電力消費を大幅に削減できる世界最高水準の省エネ空調機「間接外気冷房FMACS-V hybrid」を共同で開発しました。 ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、 冬は圧縮機を使わない で空調機を運転できるものなのです。 外気温度が約10℃より高いときは圧縮サイクル、約―5℃より低いと
NTTドコモは2月17日、立川ICTエコロジーセンター内の検証用データセンターで、サーバ用空調や電力設備の省エネルギー化を検証したところ、最大66%のCO2排出削減効果が得られたと発表した。 これはNTTドコモとNTTファシリティーズが共同で実施しているもの。2009年2月に始めた第1期検証では、商用ネットワークに導入する予定の省電力サーバ、空調設備、直流給電システムの組み合わせを最適化した結果、当初目標としていた50%を上回る大きな削減効果が得られたという。 3月1日からは第2期検証を開始する。サーバの処理付加に応じて処理能力を変える消費電力制御技術を備えた省電力サーバ設備を導入するほか、ICT設備の温度情報をリアルタイムで監視して空調を制御する技術などを取り入れ、さらなるCO2排出削減効果を検証するとしている。 第1期の検証結果については、iモードセンターをはじめとした通信設備や社内シ
先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)がオーガナイジングスポンサーを務める国際会議DC Building Power Japanの一環として直流給電データセンターの見学ツアーが行われることになりました。 開催期日まで約10日となりました当DC Building Power Japan(直流給電でつくる新たな社会)は、昨今セミナーや学会等で同種のテーマが頻繁に取り上げられ世界的注目が集まる直流給電システム に関して、データセンターや施設内の利用、その他応用分野での利用、直流マイクログリッド等を議題に東京大学、(株)NTTファシリティーズ、(株)エヌ・ティ・ティ・データ、パナソニック電工(株)、鳥取ガス(株)、EPRI、Eltek Valere、Anderson Power Products他海外・国内の関係者様より講演と
「データセンターにおける空調機の消費電力を2割程度削減できると見ている」(日東工業IT開発部 IT機材開発グループの早川司郎課長)---エンタープライズ部門でAWARDを受賞した日東工業の「アイルキャッピング※」は,データセンターやサーバールームの冷却効率を高めるファシリティ製品。ラック間の通路部分に天井や壁をしつらえ,空調からの冷気とIT機器からの暖気をそれぞれ封じ込めることで空調効率を高める。同社がNTTファシリティーズと共同開発した。 サーバーの高集積化・高密度化によって,サーバールーム内では大量の熱が発生し,冷却に要する電力消費量が急速に増加している。機器の多くは,前面から冷気を吸い込み,背面から排気する。このため,吸気面であるラックの前面同士を向かい合わせに配置し,そこに冷気を供給する「コールドアイル」と,排気面であるラック背面同士を向かい合わせに配置した「ホットアイル」とを形成
東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」で、ひときわ目立った製品を展示しているが日東工業だ(写真)。同社はブース内の約4メートル四方のスペースに合計6本のラックを向かい合わせで設置し、疑似的なデータセンターを再現している。このスペースに展示している製品が、冷却効果を高める「アイルキャッピング」である。同社がNTTファシリティーズと共同開発した。 データセンターやサーバールームでは、ラック正面の床下から冷やした空気を送り込み、ラック内のサーバーやネットワーク機器などを冷却しながら、ラック背面側の排気口から暖まった空気を排出する構造になっているケースが多い。この構造には、ラックの下方は冷却効果が高いが、ラックの上部はサーバーやネットワーク機器などの放熱が溜まりやすく、冷却効果が低下するという課題があった。そこで利用するのが、日東工業が展示しているアイルキャッピングだ。 アイ
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