これまで同社は仮想化から発展したvSphere製品群を中心にIaaS(Infrastructure as a Service)を提供するクラウドベンダでした。今回の発表で、Windows AzureやGoogle App Engineなどと競合するPaaS市場への本格参入を宣言したことになります。 主な発表内容は2つ。同社自身が運営し提供するPaaSの「CloudFoundry.com」の開始と、PaaSを構成するソフトウェア「Cloud Foundry」をオープンソースとして公開するWebサイト「CloudFoundry.org」の公開です。 PaaSでJava、Ruby、Node.js、MySQLなどをサポート CloudFoundry.comは、VMwareが運営するPaaS。同社はオープンなテクノロジをサポートする「Open PaaS」を掲げており、既存のPaaSによるロックインに
2月25日、ネットワールドはサーバー内蔵ストレージを利用することにより、低価格化を実現した仮想化環境のパッケージ「Smart Virtualization Pack(SVP)」を3月1日に発売する。298万円から導入可能でありながら、冗長化による信頼性も実現するのが特徴だ。 SVPでは、同社が2010年12月1日に国内投入を発表している英ストアマジック(StorMagic)の「StorMagic SvSAN」を採用する。SvSANは、vSphereサーバーのローカルディスクの空き容量をiSCSIの共有ストレージと使えるようにするソフトウェアだ。物理サーバ上のデータストアを同期する機能があり、通常は外付け共有ストレージが必須となる「VMware HA」や「VMware vMotion」も、2台のvSphereサーバーだけで実現できる。 SVPは、SvSANを利用する事で高額な外付けストレージ
先週、VMware社が「Microsoft Exchange 2010 on VMware vSphere Best Practices Guide」(VMware vSphereで運用するMicrosoft Exchange 2010のベストプラクティス・ガイド)という論文をリリースしたことをvirtualization.infoが伝えた。 そして11月9日、「Answering Exchange Virtualization Questions and Addressing Misleading VMware Guidance」(Exchangeの仮想化に関する疑問と誤解を招くVMware社のガイドラインへの回答)というブログへの書き込みでMicrosoft社のExchange製品チームがこの論文に反論してきた。 同製品チームによる最初の主張は、 Windows Server Virt
ヴイエムウェアは、アジア地域の約6,953社の企業を対象にSpringBoard Research社が行った、「クラウド コンピューティングに関する企業意識調査」を発表した。 その結果、国内において調査対象となった1181社の内、9割以上(92%)の日本の企業(外資系企業の在日法人含む)が、クラウドは自社ビジネスに直接インパクトを与える各々のビジネスとの密接な関連性を認識し、クラウド導入の3つの障壁として「セキュリティ」、「既存リソースの統合」、「データ保護」を課題としていることが判明。 このようにクラウドに対する理解がアジア地域でトップクラス(7.1/10)にあるにも関わらず、クラウド導入検討理由については約6割が「コスト削減」という回答であること、またクラウドへの投資目的を「戦略的な投資」と他国が位置づけているのに対して、日本では「コスト削減策」を目的としているなどの差異も浮き彫りにな
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「We will provide PaaS Platform(我々がPaaS基盤を提供する)」。米VMwareの本社会議室で、チーフ・パフォーマンス・アーキテクトとしてソフトウエア開発を統括するリチャード・マクドゥーガル氏が記者に向かってこう語った時、日経コンピュータ2010年7月7日号に掲載するクラウド特集のテーマは決まった。クラウドの主戦場がPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)に移ったことを確信したからだ。 ご存じの通りVMwareは、仮想マシンソフトの最大手だ。インターネット経由で利用できる仮想マシン貸しサービスのことを、IaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)と呼ぶことも増えた。そのVMwareが、IaaSではなくPaaSに注力する姿勢を明確に打ち出したのだ。 マクドゥーガル氏は「仮想マシンにOSやミドルウエア、アプリケーションをインストールして、それを『仮
6月30日、ヤフー傘下のデータセンター事業者であるIDCフロンティアは、クラウド型システム開発基盤「NOAHプラットフォームサービス」の強化のため、ヴイエムウェア、日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)と協力して新基盤を追加したと発表。同日より提供開始した。 具体的にはヴイエムウェアのvSphere4と日本IBMのx86サーバーおよびストレージを組み合わせた基盤を新たに構築したことで、提供できる仮想マシンの数が飛躍的に増加し、可用性も向上したという。ハイパーバイザーとして従来から採用していたマイクロソフトの「Hyper-V」のほか、ヴイエムウェアが提供する「VMware ESX」を追加。Windowsだけでなく、VMwareを選択できるため、多種多様なLinuxでの開発が可能となったとしている。
SERVICE インプレスR&Dは、電子書籍とプリント・オンデマンド(POD)技術を利用することで、デジタルファーストの次世代型電子出版プラットフォーム「NextPublishing」を開発。電子書籍と印刷書籍(紙の本)の同時制作、過剰在庫の解消を実現し、「持続可能な出版」をさまざまな形で提供しています。 一般には、専門的な書籍の発行や新しいテーマの企画は販売部数が限られ、収益を上げることが難しくなります。しかしインプレスR&Dでは、NextPublishingを使用することによりこのハードルを越えることが可能になりました。弊社は、優れた個人や組織が持つ貴重な知識・知見をもっと早く、もっとたくさん世に出したいと願い、積極的に企画・原稿を募集しております。
GemStoneの製品をSpringSourceのSpring Frameworkやtc Serverに統合し、PaaS戦略の強化を狙う。 米VMware傘下のPaaS(サービスとしてのプラットフォーム)部門SpringSourceは5月6日(現地時間)、VMwareが分散データ管理およびデータ仮想化ソリューションを提供する米GemStone Systemsを買収することで合意に達したと発表した。買収総額など詳細は公表していない。 GemStone Systemsは、オレゴン州ビーバートンに拠点を置く1982年創業の非公開企業。オブジェクト管理、メモリ仮想化、高速キャッシング技術、分散データ技術を手掛けており、主力製品は分散データキャッシュ基盤を提供する「GemFire Enterprise」。顧客にはJP Morgan Chaseや米国防情報システム局(DISA)など、ミッションクリティ
「VMforce」でJavaデベロッパーをクラウドに導くSalesforceとVMware:Trend Insight Java PaaS「VMforce」を発表したSalesforceとVMware。クラウド化したJavaアプリケーションは、既存資産を生かしながら、Force.comデータベースと強力に連携することで新たな可能性を持つに至った。両社はJavaデベロッパーをクラウドに導けるのだろうか。 米Salesforce.comと米EMC傘下のVMwareが4月27日(現地時間)に発表したJavaクラウドサービス「VMforce」。その骨子は、VMwareの仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」上にApache Tomcatをベースに開発された「SpringSource tc Server」を用意、そこでJavaアプリケーションを動作させることでJavaのクラウド化を実
VMwareは「Open PaaS」戦略によって、SpringフレームワークをベースにしたJava実行環境をクラウドでもオンプレミスでも実現しようとしています。セールスフォース・ドットコムと共同提供する「VMforce」は、その第一弾だったのです。 Javaをクラウドに乗せる「VMforce」、セールスフォースとVMwareが共同提供 - Publickey VMforceとは、Javaを基盤としたPaaS(Platform as a Service)で、VMwareの仮想環境を基にパブリッククラウドを構築、そこにJavaのSpringフレームワークを乗せ、データベースとしてはセールスフォース・ドットコムのForce.comを利用する、というもの。 VMwareはこのVMforceを皮切りに、今後ほかのクラウドでも、そしてオンプレミスでも同様にSpringフレームワークを基盤とするJava
米ヴイエムウェアと米セールスフォース・ドットコムは2010年4月27日(米国時間)、Javaアプリケーション向けクラウド基盤サービス「VMforce」を共同で開発・提供すると発表した。ヴイエムウェアが2009年9月に買収した米企業のJavaアプリ開発機能と、セールスフォースのクラウド基盤サービスを組み合わせる。Java開発者を取り込み、両社のクラウド製品の普及を加速する考えだ。 ヴイエムウェアが提供するのは、Javaアプリケーションを開発するフレームワーク(開発ツールやソフト部品群)である「Spring Framework」。同社が2009年9月に買収した米スプリングソースが開発したものだ。Spring Frameworkをセールスフォースの「Force.com」と連携させ、開発したアプリケーションをマウス操作で容易にForce.com上へ展開できるようにする。 両社はVMforceを通し
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