西日本を中心に、雨不足による渇水が深刻化している。ダムの水が無くなり、あの冬の味覚にも大きな影響が出ている。 ■ダム貯水率40%以下 西日本では取水制限も 愛媛県大洲市にある鹿野川ダムでは、本来であれば多くの水があるのだが、この秋は雨が少なかったため、ダムの底がむき出しとなっていた。22日現在の貯水率は0%で、この状態が今月1日から続いているという。 今年は夏から秋を通り越し、一気に冬になった印象も強い。台風は極端に少なく、秋雨前線による雨も、西日本ではほとんど降っていない。 西日本各地のダムを見てみると、20日時点で貯水率40%以下のところが多く、すでに取水制限が行われている所もある。 ■水不足の影響は?みかん農家を取材 こうした水不足は、あの冬の味覚にも影響を与えている。愛媛県八幡浜市にあるみかん農家・コウ果樹園を取材した。 コウ果樹園 二宮江さん:「水分があまりなかったというところで