昨年秋、愛知県内の公立小学校に通う二年生の男子児童の学級担任が、産休に入った。その保護者によると、教務主任が担任となり、非常勤講師とみられる若手の先生二人が算数や体育など複数の教科を受け持った。 男子児童に異変があったのは三学期の初め。「友達になぐられた。学校に行きたくない」と言い出した。二、三日休む日もあった。「先生に話したら?」と促すと、「言ったけど何もしてくれなかった」「言ってもどうせ変わらない」と返ってきた。クラスがよくない状況になっていると感じた。 教室にいる教員が日によって違い、教務主任も忙しそうにしていると、子どもからは聞いた。保護者は「先生との関係性が築きにくく、話し掛けにくい状況だったと思う」と話す。一方で、このままでは「言っても変わらない」とあきらめを学んでしまうと、心配が募った。そこで、男子児童と一緒に学校へ行き、校長らに悩みを自ら伝える経験をさせた。学校側も真剣に受

