特集 SNS時代にもっとも重要な文章術は「誤読されないこと」である〜〜〜SNS時代の「日本語の作文技術」について考える(第2回) 著名な朝日新聞記者だった本多勝一氏の1976年の著書「日本語の作文技術」。これは文章の書き方を教える本としては、名著中の名著といえるでしょう。この本の素晴らしいのは、詩情あふれる文学表現ではなく、客観的でわかりやすい論理的な文章をどう書けばいいのかということに徹して解説されていることです。 ★【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫) https://amzn.to/3s4ERLG しかもこの本の解説は、徹底的に構造的でロジカルです。ふんわりとした説明などまったくないのです。すべてがきれいに整理されて説明されています。これらをすべて守って原稿を書けば、見事なまでにわかりやすく客観的な文章が書けるのは間違いありません。この本が出てから半世紀以上、その後も大量に「文章術