ブックマーク / www.sbbit.jp (6)

  • 歴史と物語は何が違うのか? 私が教科書作りから離れた理由

    学校で習う「日史」のイメージは、いわゆる“暗記科目”の一つではないでしょうか。そこで、『歴史をなぜ学ぶのか』を上梓した東大教授・郷和人氏は、高校で使う日史の教科書を執筆する際に「物語性」を重要視したといいます。歴史を学ぶ上で意識したい、歴史と物語の違いとは一体何でしょうか。 1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。文学博士。東京大学、同大学院で、石井進氏、五味文彦氏に師事。専攻は日中世政治史、古文書学。『大日史料』の編纂に携わる。主な著書に『中世朝廷訴訟の研究』(東京大学出版会)、『新・中世王権論』(文藝春秋)、『天皇はなぜ生き残ったか』(新潮社)、『日史のツボ』(文藝春秋)、『壬申の乱と関ヶ原の戦い』(祥伝社)、『軍事の日史』(朝日新聞出版)、『北条氏の時代』(文藝春秋)などがある。 歴史、とりわけ日史というと読者の皆さんはどんなイメージを持たれているでしょうか

    歴史と物語は何が違うのか? 私が教科書作りから離れた理由
  • 独自開発至上主義で「孤立する」日本、IoT競争における逆転戦略はあるのか

    企業の先行グループは、コマツや三菱電機、ファナック、日立製作所/日立ヴァンタラ、オムロン、Armなどです。 コマツの建設現場向けIoTプラットフォーム「LANDLOG」とは、建設機械の遠隔監視システムの「KOMTRAX」を刷新したものです。KOMTRAXは接続された約54万機の建機から1日1回データ収集していました。一方、LANDLOGは建機とプラットフォームをリアルタイムで相互接続が可能です。 ほかにも三菱電機が主導する「Edgecross」やオムロンの「i-BELT)、日立が米国で開発を進めている日立製作所/日立ヴァンタラの「Lumada2.0」が国内外で展開しています。これら国産IoTプラットフォームは、いずれも他社とのアライアンスプログラムを持ちつつ「オープン・クローズ戦略」を執っています。 一方、外資系企業のプラットフォームを採用しているグループは、ソフトバンク(VANTIQ

    独自開発至上主義で「孤立する」日本、IoT競争における逆転戦略はあるのか
    roseknight
    roseknight 2020/04/02
    日本企業はスペイン無敵艦隊と同じような末路を歩もうとしている。本来は2000年代には雇用や考えの刷新が必要だった。何が本当に守るべきことかを理解しなくては危うい。できる事をとにかくやるのみだ。
  • 打つ手なしの絶望、「40代のロスジェネ男」はこれだけ人手不足でも雇われない

    2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が30万部を超えるベストセラーに。06年『永遠の旅行者』が第19回山周五郎賞候補。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞。 日社会の中で難しい立ち位置にあるロスジェネ世代 日には、卒業時期に就職氷河期に遭遇し、うまく社会に出られなかった世代が存在します。いわゆるロストジェネレーション(ロスジェネ)世代で、だいたい1970年から1982年生まれぐらいが相当し、2020年現在、40代からそろそろ50に手が届く年齢になっています。 彼らの一部は就職活動に失敗して非正規の仕事に就くしかなく、キャリアを築こうにもその機会がありませんでした。この世代は日社会の中で難しい立ち位置にあります。 前回述べたように、若い世代には会社のなかで異動を重ねなが

    打つ手なしの絶望、「40代のロスジェネ男」はこれだけ人手不足でも雇われない
    roseknight
    roseknight 2020/03/20
    ロスジェネは勿論だが、今やほぼ全ての世代の雇用が不安定になっている。特に小泉以降の構造改革という改悪政策の影響は大きい。本当に廃止するべきものは年功序列。ロスジェネには起業を勧めたいと思う。
  • 元日銀FinTechセンター長に聞く、“世界最先端だった”日本の金融が乗り遅れたワケ

    金融(Financial)と技術Technology)の融合がうたわれる「フィンテック」。しかし、過去を振り返れば、この業界、なかでも銀行こそが日の産業界におけるITをリードする存在で、先進的なテクノロジーを取り入れてきた。どこでボタンをかけ間違えてしまったのか。京都大学公共政策大学院 教授で、初代日銀FinTechセンター長を務めた岩下 直行氏に、銀行業界の“IT史”を振り返ってもらった。 世界でも先進的なITを導入していた日の金融業界 金融業界というのは、そもそもテクノロジーを駆使してきた業種です。そのうち銀行は、1968年に今の全銀ネットの前身である全国地方銀行協会データ通信システムを構築しました。 銀行を超えた送金を全国ネットワークで実現したというのは世界でも初めてで、日の銀行業界というのは、世界でも最も先進的な技術を導入していたのです。 米国にはそうした仕組みはないので、

    元日銀FinTechセンター長に聞く、“世界最先端だった”日本の金融が乗り遅れたワケ
    roseknight
    roseknight 2019/08/08
    バブルによる金融の不健全化が元凶ではないか?とにかく緊縮財政を改めない限り話にならない。
  • 5Gは本当に「夢の技術」か? メディアが語らない“暗い未来”の真実

    昨年末から世界中を騒がせた中国ファーウェイ(華為技術)のCFO、孟晩舟氏がカナダで拘束され、米国への身柄引き渡しがカナダ司法省によって許可された事件。この問題の根底にあるのは、ファーウェイがリードする5Gネットワークに対する米国の警戒感だ。体感ベースで、現在の4G通信のおよそ100倍になるとされる5Gは、各業界から夢の技術と呼ばれているが、果たして当のところはどうなのだろうか。また、日は5G先進国になりえるのだろうか。

    5Gは本当に「夢の技術」か? メディアが語らない“暗い未来”の真実
  • ヘルスケア業界に黒船? GAFAの「医療IT」戦略はこうなっている

    一方で、同じデータについて、全世界視点かつ経済原理を考慮した見方をすると、2000年から2015年に渡って、全世界の対GDP比の医療費割合(つまりは経済成長を考慮した医療費の成長)は平均で年0.1%程度の微増(図2)を続けており、ここ数年で特に急増したような印象は受けない。すなわち、医療費はメディアで大きく取り上げられるようになる遥か昔から、既に大きな問題であったが、多くの国では経済成長の陰に隠れ、取り沙汰される機会が少なかっただけであると考えられる。 GDPに対する医療費の成長が微増で済んでいることに安心感を覚える一面があるかもしれないが、これは裏を返せば、ヘルスケア業界の経済には新規参入プレイヤーが簡単にシェアを獲得できるような経済的な成長余地はなく、既存プレイヤーや既存領域からシェア奪いとる形で成立する、いわゆるゼロサムゲームの様相を呈していると考えられる。 注目すべき医療ITの3分

    ヘルスケア業界に黒船? GAFAの「医療IT」戦略はこうなっている
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