群馬県の高崎―館林間を結ぶ東毛広域幹線道路(国道354号)に新バスシステム「BRT」を導入する計画を県が進めている。「乗りたい」と思わせる新型車両や停留所を導入し、2021年度の運行開始をめざす。県は「沿線の通勤・通学客の利用が期待できる」というが、採算性に早くも疑問の声が出ている。 県の計画では、バスはJR高崎駅東口―東武館林駅西口間の約54キロを片道約1時間40分かけて結ぶ。道路に専用レーンは設けず、バスの通行に合わせて信号を制御するなどの手法で、最短で15分間隔の定時運行を確保する。運賃は未定。 県が車両導入や停留所整備などをおこない、運行は民間に委託する。停留所17カ所は商業施設や道の駅などに設けるほか、周辺に駐車場を整備してマイカーからバスへの乗り換え(パーク・アンド・ライド)も促す。沿線市町はBRTと結ぶバスなど二次交通の整備に力を入れるという。 17年11月の県議会で、県…
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